パンクラス入団後の初のリング、エキシビジョンマッチということでしたが、今の心境を聞かせて下さい。
野地竜太:1年以上、試合間隔が空いてしまったんですけど、皆さんの前で体を動かすのは気持ち良いなとあらためて感じました。

総合格闘技、パンクラスのリングで試合をすることに関して不安はありませんか?
野地竜太:多少ありますけど、それよりも楽しみの方がすごくあって、自分の攻撃の技の幅が増えるので、すごく楽しみです。(極真会館の)松井館長、並びに関係者の方々には、今まで約10年間お世話になりまして、自分のベースとなる技と精神をつくっていただいたと思っております。これからもそういったものを生かして、総合のルールでも頑張っていきたいと思います。本当に快く送り出していただいてありがとうございました。

大先輩の菊田選手としては、野地選手のパンクラス入団にあたってどのような心境ですか?
菊田早苗:最近いろいろな選手が入団してきて、それが刺激になって良いですね。

今回のようなエキシビジョンという形ではなくて、通常の試合でいつか対戦することもあるかも知れませんが、そのことに関してはいかがですか?
菊田早苗:当然そういう可能性もあるので、また頑張ってやっていきたいと思います。

菊田選手は真樹日佐夫先生の次回作『無比人』に主演で出演するということが決まっています。俳優業ということになりますが、主演ということに関してはいかがですか?
菊田早苗:すごく難しいと思いますけど、チャレンジ精神で頑張っていきたいと思います。

セリフとかは大丈夫ですか?
菊田早苗:そうですね。はい(笑)。






まずは菊田選手から。エキシビジョンマッチという形でしたが、キックのリングでいかがでした?
菊田早苗:やっぱり寝技がお客さんにはなかなかわかり辛いんじゃないかなって思ったんですけど、まぁ、お披露目なので良かったんじゃないかなと。

野地選手はいかがでした?
野地竜太:そうですね。キックを観に来たお客さんの前で総合のルールをやるということで少しは緊張したんですけど、僕としてはこういう機会も初めてだったので、すごく良い経験になりました。

実際組み合ってみてのお互いの印象は?
菊田早苗:やっぱり肉体的な力と言うか、そういうのが強いので、エキシビジョンとは言え、試合さながらの緊張感と言うか、重みがありました。
野地竜太:やっぱり菊田選手は寝技の達人って感じがしました。今まで練習してきた寝技の選手とは動きが違うなというのが第一印象です。動きが早くて非常に良い経験になりました。

菊田選手から野地選手に何かアドバイスするとしたら?
菊田早苗:僕が言うのも何なんですけど、やっぱり打撃、キックとかすごく重いので、変に寝技を意識しないで、空手の時の動きが出せたら全然総合でも成功すると思います。

菊田選手の今のアドバイスを聞いて、野地選手はいかがですか?
野地竜太:小手先の技に走らないで、自分なりの技を出して闘えれば良いと思います。

菊田選手の今後のビジョンはどうなってますか?
菊田早苗:まぁ、良い時もあり悪い時もありということで、今、悪い時に来てるという雰囲気もあるんですけど、それでもまた後楽園から復活して、そこから大舞台に繋げたいという気持ちがあります。頑張ります。

野地選手はデビュー戦に関していかがですか?
野地竜太:先ずはデビューというのがありますが、今日やったような、こういう貴重な経験をさせていただいてるので、これをデビュー戦での勝ちに繋げられるように、頑張って練習していきたいと思います。


左から菊田早苗選手、真樹日佐夫氏、尾崎允実社長、野地竜太選手