2004年7月30日(金)、パンクラスismの佐藤光留選手が犯罪者の検挙に協力したことから、横浜市伊勢佐木警察署より署長感謝状を贈呈された。

2004年7月23日(金)の午後8時頃、横浜市内のパチンコ店で、同店店長と激しく口論し、もめていた不審人物が店内から逃走しようとしたところを目撃した佐藤選手は、不審人物を追って店内に連れ戻したが、警察官の職務質問を振り切って再び逃走したため、警察官と協力し、追跡して取り押さえた。また逮捕後に、不審人物は不法滞在の外国人であることが判明。
 佐藤選手は「あとで警察の人から、『必死で逃げようとする不法滞在の外国人は、何をするかわからないから非常に危険である』と言われたが、自分は格闘技の競技者としてルールを守って闘っているので、社会でもルールを守らないような奴は許せないという気持から夢中だった」と語り、また、「日頃体を鍛えているので、イザという時に社会のために正しく使うのは当然であって、P's LAB横浜のインストラクターとして、会員の皆さんに格闘技を教えている立場の人間が、犯罪者とはいえ普通の人を相手にケガをさせてはいけないので、そこに配慮しました。」と、イザという時でも冷静さが大切であることを笑顔で語った。

伊勢佐木警察署署長、佐熊和三氏は佐藤選手に対し、「逃走した被疑者を追跡して取り押さえた勇気・行動に感服するとともに、警察官の職務執行に対する協力に感謝している」と感謝の意を述べ、感謝状を贈呈した。

まさにパンクラスの今年のツアータイトル『BRAVE(勇気)』を持って、犯人逮捕に協力したプロレスラー佐藤光留が正義の味方?!となった瞬間である。



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