今日の試合の感想をお願いします。
三崎和雄:柔術家で寝技一辺倒でした。(ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミーの選手に)渋谷と佐々木 有生が2人共負けているので、これで負けたら、ちょっとまずいな、というのがありました。それと寝技。GRABAKAも寝技なので、そういう勝負もしたかった、というのもありました。結果的に、パンチでしたけど、寝技で極めれそうな流れがちょっと掴めなかったので、パンチになってしまいましたけど、まあ、ちょっとほっとしました。 今回相手の情報が全く判らなかったので、タックルか、打撃か、高校時代ちょっと打撃をやっていたので、佐々木 有生(VSホドリゴ・グレイシー)の例をとって、あれなんですけど、パンチからとか蹴りからタックルに来るかなと読んでいたんですけど、いきなりタックルに来たんで、ちょっと食らってしまって、下になってしまいました。
ちょっと空回りしてしまったという所がありましたが、チャンスは必ずあると思っていました。菊田さんとかに、あれ以上のプレッシャーで寝技を攻められているので、怖さと言うのは全くありませんでした。その点良かったです。

2Rの初っ端は膝蹴りですか。
三崎和雄:そうですね、膝です。もう、一発目タックルで来て、またプレッシャー掛けて来るなと思ったから、膝を合わせてやろうと思って、自分が吹っ飛んじゃいました(笑)。力が入り過ぎました(笑)。

足応え、というか、当たった感覚はどうでしたか。
三崎和雄:おそらく、多少なりとも当たって相手が下がったか何かじゃないですかね。

相手が不意に乗っかって来たのを、上手く切り返しましたね。
三崎和雄:あの変は柔道の流れなんかと一緒なんで、投げ技というか、まあ、あの変は僕の得意分野ですね。

上になったパンチはかなり、手応えがありましたか。
三崎和雄:そうですね、もう、効いてるかな、とか思わなかったですけど、菊田さんが、"効いてる、効いてる、殴りつづけろ"って言っていたので、まあ〜、あの膝の方がなかったら、ちょっと、判定になってたかなていう感じです。もう、もう残り30秒だったので、休まないで殴れ殴れって言っていたので、60発、70発入れてやろうと思って、殴り続けました。

試合中、三崎コールが起きましたね。
三崎和雄:あの〜おそらく、GRABAKAジムが始ったので、そこの生徒さんとかも、今日はたくさん来てくれていたので、パワーをもらいました。やはり自分のホームグラウンドで敵に持って行かれる事程悔しい事はないので。試合も凄くパワーをもらいました。

試合後のマイクは言おう、言おうと思っていたのですか。
三崎和雄:いいえ、全然思っていないです(笑)。僕はマイクなんか・・・・・、ああいうキャラではないんで。いきなり何かマイクで言う事になっちゃったんで、何を言っていいかわからなかったですけどね。

ベルトはどうですか。
三崎和雄:ベルト・・・。まあ僕はパンクラスというのは中間目標なので、去年果たせなかった分、今年は巻きたいでね。

今、マーコート選手がチャンピオンですが、そのマーコート選手に敗れてますが、その辺の意気込みを。
三崎和雄:どうしてもネイサンてわけではないですけど、まあ負けてる選手がもう一人いるので(クリス・ライトル選手:2001年12月)、取り敢えず負けた選手には借りを返したい、というのと、後チャンピオンになるには、誰と当たってもいいですね。

マーコート選手に勝って王者になる、という事で気持ちが違うと思いますけど、それまでベルトを保持して欲しいという気持ちはありますか。
三崎和雄:まあ、ネイサンより強い選手が出てくれば、その選手に勝てば、2人倒したと言えば間接的ですけど。本当に正直言えば、誰、というのは意識していないですね。

三崎和雄選手database