2月16日(日)グランキューブ大阪大会でVS長谷川秀彦(SKアブソリュート)戦が決定しましたが、何と、ホームリングのパンクラスでの試合は昨年9月29日の横浜大会以来5ヶ月ぶりになります。
窪田幸生:あらららら。復帰戦みたいじゃないですか(笑)。

ただ、その5ヶ月の間に、窪田選手は『DEEP2001』のリング(2002年12月・ディファ有明)でタッグマッチに出場しています。そのタッグマッチの試合に関しては、以前『Monthy Interview』でお聞きしてますので、読者の皆さんにはそちらをご覧いただくとして、その後、年末からこれまでを窪田選手はどう過ごしていたのかを先ずは教えていただけますか?
窪田幸生:年末から今まで・・・。ん〜お正月は実家(高知県南国市)に帰ってましたよ。

帰省したのはどれくらいぶりですか?
窪田幸生:1年チョイぶりぐらいですかね。1年半とか。以前、姉ちゃんの結婚式で帰って以来です から。

ご実家から横浜の方に戻ってからはどうですか?
窪田幸生:いつも通り練習してました。

では、現在の調子はいかがですか?
窪田幸生:あの〜調子悪かったんですけど、最近良いッスね。良くもあり悪くもありで、疲れが溜まってる時はやっぱり調子悪いんですけど、試合までにちゃんと整えられると思うので試合の時は調子良いと思いますよ。コンディションは。その良いコンディションを今作ってる最中ですね。

窪田選手が最後に大阪大会に出場したのは昨年5月の梅田ステラホール大会(VS郷野聡寛戦)なんですが、大阪の会場での試合ってどうですか? お客さんの雰囲気とか、東京との違いを感じることがありますか?
窪田幸生:いや、『大阪』と『東京』って名前が違うだけじゃないですか? けどまぁ、僕は実家が高知なんで、ちょっと近いんで、親近感、やっぱ身近に感じますよね。大阪に行くと。お客さんの感じとかはそんなに変わんないんじゃないですか? 声援が関西弁と標準語の違いぐらいじゃないですか(笑)。

・・・(笑)。では、その大阪で2月16日に長谷川選手と対戦しますが、長谷川選手は昨年10月(後楽園ホール大会)の『パンクラスゲート』に出場していますので、本戦は今回が初になりますが、以前に一度パンクラスのリングで試合をしています。その試合はご覧になりました?
窪田幸生:いや、僕は対戦相手の試合映像とかを試合前に見ないで闘うタイプなんですよ。相手のことを知ってても知らなくても、自分がやりたいことを試合でできれば別にどうってことないです。対戦相手の試合映像をビデオで観て、得意技とかはわかるんですけど、あんまり参考にはならないですね。その時その時で違ってきますから。確かに見ることは勉強ですけど、あんまり・・・。まぁ、構えがどっちとかは気になりますけどね。

では長谷川選手のこれまでの戦績とかをご覧になっての印象はどうでしょう? 所属がSKアブソリュートということで、竹内 出選手や和田拓也選手と普段練習していらっしゃると思いますが。
窪田幸生:ん〜サンボって僕よく分かんないんですけどね。どういうルールなのか。ん・・・まぁ、『やったる!』って感じですよ。

先ほど『やりたいことをやる』っておっしゃってましたが、今回の試合で窪田選手がやりたいことって何でしょう? お話しできる範囲でお願いします。
窪田幸生:やりたいこと? やりたいことは・・・僕からは言わないです。僕からは言わなくて、お客さんに僕の試合を観て感じ取ってほしんですよ。それが何かっていうのをリングの上で僕は出すので、それを感じ取ってほしいですね。僕が(お客さんに)感じ取ってほしいのは一個なんですよ。それを感じとってくれた人はホントにスゴイと思いますけど、それをリングの上で出すのが今回の僕のテーマなので、それを皆さんは観て、『窪田はどういう気持ちで闘ってるんだろう?』っていうのを分かってもらえばいいんじゃないですか。それが今回の目的ですね。新年一発目は『オレは今こういう気持ちなんだ』って。それを感じとってほしいですね。僕の口から言うのは簡単なんで。でもそれじゃぁ面白くないんで。みんなに感じ取ってほしいです。

分かりました。それでは最後に、窪田選手を応援していらっしゃる皆さんへのメッセージをお願いします。
窪田幸生:もうスルスルって言いますよ、今回は(笑)。え〜、僕の試合を観て、今僕が何を思って闘ってるのか、今パンクラスをどう思って闘ってるのか、皆さん感じ取って下さい。そして僕を応援して下さい。そして、お父さん、頑張ります!

以上?(笑)
窪田幸生:え〜、大阪の皆さん、うちの親父が会場に来ますので、僕の親父がどこにいるのか探して下さい(笑)。以上です。


おまけトーク
では、試合のことから少し離れたお話を。季節ネタです。2月と言えば・・・。
窪田幸生:2月?

2月14日と言えば・・・?
窪田幸生:あぁ、バレンタインデー。

そうです。そのバレンタイデーにまつわる思い出話などがあれば。
窪田幸生:あ〜、はいはい。え〜とですね、もう何年前かな? 僕がパンクラスに入ってからのことなんですけど、ある練習生がいたんですね。それで、それが2月14日でしたね。練習が終わって、夜だったんですけど、何か知らないんですけど、その練習生の○○君からハート型のチョコをもらった時には、ちょっとビックリしましたね。ホントにオレは、(合宿所で)一緒の部屋だったんですけど、ビックリしちゃいました、ホントに。

そのチョコレートは最終的にはどうなったんですか?
窪田幸生:最終的には、まぁ、ビックリしたんですけど、一応もらいました(笑)。でも、どうして良ものか、その夜は寝ながらすごい考えてました。まぁ、コンビニで買ったんじゃないですか? 2月14日に義理チョコか何か知らないけど、いきなりくれたんですよ。

ひょっとして真剣な顔で渡されました?
窪田幸生:いや、分かんないですけど。でも笑いながらですから・・・。笑いながらですからそんな大したことじゃないと思いますけど。けど、彼が(パンクラスの練習生を)辞める時に、一言僕に『窪田さんがいなかったらすぐ辞めてました』って言ってましたね。何だったんですかね・・・。

窪田幸生選手database