ニュージャージーはまだ雪が降ったりで寒いようですね。
ヒカルド・アルメイダ:3月でもすごく寒いよ!早く暖かくなってくれればいいんだけどね。でも、寒くてもトレーニングは怠ってないし、家族とも楽しく過ごしてるし、いい波が立ってればサーフィンに出かけたりと毎日が充実してるよ。

最近、日本のプロ野球界から松井秀喜選手がニューヨークヤンキースに入団入りしてオープン戦で好調です。彼より先にメジャー入りしたシアトルマリナーズのイチロー選手なども好成績を残し頑張っています。同様に格闘技界でもあなたのように海を渡って日本という海外で活躍している外国人選手はすごいと思います。
ヒカルド・アルメイダ:難しい事じゃないよ。以前に較べると世界はかなり身近になってきてるからね。例えば、自分は子供の頃からウルトラマンやスペクトルマンやチェンジマンとか日本の特撮モノをこっちのテレビで観てたし、寿司も大好きだし、宮本武蔵の五輪の書や葉隠れも読んだよ。なんか日本人っぽくない(笑)? 日本の子供たちもアメリカの音楽を聴いたり、ハンバーガーをよく食べたり、アメリカナイズされてるでしょ?自分は日本にいる間は外国人だという意識は持たず、日本人だと思ってるぐらいだから。

前回2・16グランキューブ大阪大会での美濃輪育久戦は、フルタイムまで戦う好勝負で、改めてあなたの強さを痛感しました。
ヒカルド・アルメイダ:サンキュー。ミノワサンは決して心が折れずに常に攻めて来たのでタフな戦いになったね。だから勝つためにグラウンドで活路を見い出すしかなかったんだ。踵落としとスーパーアームロックには警戒してたんだけど出さなかったね。この試合では何とか自分の本領が発揮出来たと思うけど、まだまだ課題が多いと反省してるよ。もっと打撃を寝技のように上達させないといけないし、守りに終始していてはお客さんが喜ぶようなエキサイティングな試合にならないから、次の試合に生かせるように努力するよ。

さて、その4・12後楽園ホール大会で、対戦を希望していた佐々木有生選手との試合が決まりました。佐々木選手はグラバカで菊田選手や郷野選手ら実力者とトレーニングし、寝技も立ち技もうまい選手です。何か特別な作戦は考えてますか?
ヒカルド・アルメイダ:ササキサンのテクニックは素晴らしいし、ディフェンスも堅いね。キックもうまいけど、やはり彼はグラウンドの方が強いので、この試合はグラウンドで勝敗が決まると思う。これは “ヘンゾ・グレイシー柔術vsグラバカ”の対戦だと考えているよ。

さて、今回の日本滞在で何か予定はありますか?前回と同様にまたシーチキン缶詰めとご飯をどっさり買い込んで食べるのが楽しみとか?
ヒカルド・アルメイダ:シーチキン&ライスは最高だよ!!手軽で、安いし、美味しいから。もちろん寿司も大好きで、最近はびんちょうトロにハマッてる(笑)。それから、満開の美しい桜を眺めたいね。4月は時期が過ぎてるかもしれないけど、桜を眺めながら詩を書いてみようかな。伝統的な侍の習慣をまねて(笑)。あと、外国で困るのはやはり言葉だからもっと日本語を勉強したいな。このインタビューを日本語で受けられるようになりたいな(笑)。

最後にあなたの試合を楽しみに待つ日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。
ヒカルド・アルメイダ:試合とは関係ない事だけど、イラク攻撃は絶対にやめてほしい!! 国や人種は違っても、同じ地球という惑星で暮らす運命共同体なんだから。では、4月12日に会いましょう! 最後に“カカッテコイ、ササキ!”

2003年3月13日ニュージャージー州にて収録


元気なヘンゾちゃん


これは柔術の練習以外の必須トレーニングの一つ。

ヒカルド・アルメイダ選手database