2000年7月の後楽園ホール。初代ライトヘビー級王者を決める過酷なトーナメントのスタートで、ライトヘビー級戦線の幕は切って落とされた。パンクラスが階級制を導入して以来、記憶に残る熾烈なバトルが次々と繰り広げられてきたライトヘビー級戦線。その中で王座を獲得した菊田早苗と、常にトップランカーで在り続けた近藤有己が、5月18日、遂に雌雄を決する。
この『LIGHT HEAVYWEIGHT HISTORY』では、これまで掲載してきた廣戸レフェリーの『point of view』の中から、初代ライトヘビー級王者決定トーナメントと、菊田、近藤、それぞれの激闘の解説をいくつかpick upし、“パンクラス頂上決戦”となるライトヘビー級タイトルマッチ、菊田早苗VS近藤有己戦に至るまでの歴史を振り返る。