今年1月・後楽園ホール大会でパンクラスゲートに初出場し、見事1ラウンド1分02秒でのKO勝利を上げた島袋選手ですが、パンクラスゲートとは言え、プロの選手が闘うリングでの初試合ということで、やはり緊張感など相当ありました?
島袋零二:そうですね。緊張感はありました。でも、とりあえず相手を倒した(顔面)パンチは、それまで練習でやってきたものだったので、まぁ、試合の中でパンチが当たる当たらないというのは運も左右すると思いますけど、運を引き寄せるために練習してきたので、それが上手くいって良かったです。

打撃は得意とするところですか?
島袋零二:得意ではないですけど、好きですね。でも、寝技も好きです。奥が深いんで。自分の寝技はプロレベルで見るとまだまだ全然だと思いますけど、練習も楽しいし、寝技自体すごく奥が深いので、寝技も好きです。

そのパンクラスゲートでの勝利が評価されての6/7(土)ディファ有明大会でのプロデビューだと思いますが、プロデビュー戦が決った時の率直な感想を教えていただけますか?
島袋零二:今までTVで観ていたパンクラスの試合に、実際に自分が出ることが決って、決った瞬間は嬉しかったですね。でも、もう、試合が始まるまではずっと緊張し続けて、きっと頭から離れることはないと思います。今では普段の生活までもが、その日(6/7)に向かっているって感じです。

砂辺光久選手、田上洋平選手に続く、HYBRID WRESTLING武∞限からの3人目のプロ選手ということになりますが、そういう意味での気負いとか、プレッシャーはありますか?
島袋零二:砂辺選手や田上選手をこれまで見てきて、プロのリングに立つということは武∞限の代表になることだと思っているので、確かに他にも武∞限の中には強い人がいるけど、自分が選ばれたのは練習を頑張ってきたからだと思うので、自分も武∞限の代表という気持ちを忘れないで、みんなが後ろに付いているという気持ちを忘れないで闘いたいと思います。

対戦相手の和知正仁選手(チームRoken)は、昨年7月・後楽園ホール大会で砂辺選手と対戦していますが、その試合映像はご覧になりました?
島袋零二:見ました。

和知選手の印象はどういう感じですか?
島袋零二:とりあえずまず思ったのは、試合中のミスが少ない選手ってことです。トータル的に何でもできて、ミスをしない。総合でのキャリアもあるし、和知選手自体の身体の強さもすごいある選手だなって思います。

砂辺選手から何かアドバイスはありました?
島袋零二:練習の中で、要所要所でありました。

では、VS和知戦の対策はバッチリですか?
島袋零二:とりあえず和知選手を想定して練習をしてきましたけど、まだ見てない部分もあると思うのでイメージを決めつけないようにしています。試合の中では何があるかわからないので。

では、VS和知戦、プロデビュー戦で島袋選手がやりたいことっていうのはどんなことでしょうか?
島袋零二:武∞限特有の動き、スタイルっていうのを見せたいと思います。あとは自分自身の動きを全部出したいと思ってます。出せるように試合をしたいし、お客さんには自分の全部を観てもらいたいです。

では、今度の試合でプロ格闘家への第一歩を踏み出すことになりますが、プロ格闘家として、今後の目標などを教えていただけますか?
島袋零二:武∞限は仲間意識が強いと思うので、個人的には、田上選手に勝った梅木繁之選手(今年1月・後楽園ホール)や、砂辺選手に勝った前田吉朗選手(5月・横浜文化体育館)に、武∞限として借りを返していきたいと思ってます。そのためには1戦1戦勝つことが前提なので、先ずは今度の試合が大事です。先に進むためにも、1つ1つに集中して試合をすること。あとは、同年代の選手には特に負けたくないですね。

では、今回、島袋選手を応援していらしゃる皆さんへのメッセージをお願いします。
島袋零二:応援してくれてる分、きっと心配をかけてると思うので、もっと練習して、勝つ試合をやっていきたいと思います。これからも応援して下さい。

最後に、6/7ディファ有明で初めて島袋選手の試合をご覧になる、当日会場にいらっしゃる皆さんへのメッセージをお願いします。
島袋零二:自分の力以上のことはリングでは出ないと思うので、そのままを観てほしいと思います。試合中の自分を観て、島袋はこういう人だというのを観てほしいです。そしてそれを楽しんでもらえれば嬉しいです。あと、それで応援してくれたらもっと嬉しいですね。