まずはパンクラスでの前回の試合となります2月グランキューブ大阪大会でのvs冨宅飛駈戦を振り返っていただきたいのですが。
星野勇二:そうですね、ベテランの味というか冨宅マジックにハマリそうになりましたね(笑)人間の深みにはまりそうになりました。攻めきれなかったというのが反省点ですね。攻めてはいるんですけど、攻めきれてないというか、冨宅さんも慌ててなかったですし。試合中に目が合うとまだまだという感じがしましたね。冨宅さんの執念を感じました。上になってても気を抜けなかったですし。それまでは冨宅さんと話したこともなかったんですけど、試合後に挨拶をしていただきまして、それが凄く嬉しかったですね。話をさせていただいて、今度日本酒を一緒に飲みたいなって思っちゃいました(笑)

試合展開としては星野選手のパワフルな攻撃が目立っていたと思いますが。
星野勇二:そうですね。でも自分が目指しているのは一本を獲りにいく、極めにいくということなんで、圧倒的なだけではダメですね。

前回の試合はウェルター級に階級を移しての第一戦でしたが、ウェルター級で闘われて感触はいかがでしたか。
星野勇二:まだ少ししかウェルターではやっていないんで、まだよくわからない状況ですね。まあミドルでやってた時はほとんどが(自分より)デカイ選手でしたけど、いまの方が自分のパワーが発揮できるかなとは思いますね。この先に期待してください。

では、今回対戦する北岡悟選手ですが、以前に一度対戦されてますね。(2001年6月後楽園ホール大会星野選手の判定勝ち)
星野勇二:そうですね。ただこの間のコンテンダーズの時にみてプロレスラーみたいな体になってましたね。「何をやったら、こんな体になるんだっ!」っていうような(笑)なのであの体に負けないように自分のファイトスタイルを出せるように頑張りたいですね。

前回対戦された時の印象はいかがですか。
星野勇二:僕が結構上になってて、パウンドをやってという感じの試合でしたね。攻めきれなかったという点では、前回の冨宅戦と同じ反省点でしたね。ですので今回は仕留めたいですね。

特に今回の北岡選手との対戦で注意している点はありますか。
星野勇二:いつもどおりですね。練習でやってきたことを出すだけです。

ウェルター級で興味のある選手、闘ってみたい選手を教えてください。
星野勇二:前からずっと言ってる國奥選手とはやりたいですね。後(クリス)ライトルがミドルからウェルターに階級を落としてきたんで、リベンジしたいっていうのはありますね。ライトル戦がきっかけで、ウェルター級に落としたんで、今度はライトルにミドル級に上げるきっかけをつくってやりますよ。ウェルターは甘くないっていうのをみせてやります。

では、今後の目標をお聞かせください。
星野勇二:今年中か来年には、タイトルに挑戦したいですね。そのためには、試合数もこなしていかないといけないですし、上の人とやっていかないとタイトルには辿り着けないと思ってます。

前回インタビューで今年はキャラを全面に出していくとおっしゃってましたが、いかがですか。
星野勇二:まだまだ全然出し切れてないですね(笑)具が硬すぎてダメですね。もっとほぐしていかないとダメですね(笑)結局納得のいく試合ができないとキャラも出せないので、自分として納得のできるいい試合をしたいですね。自分のキャラが出そうになるんですけど、納得のできる試合が出来れば自然と解き放たれていくと思います。

では、今回の試合では何を一番アピールしたいですか。
星野勇二:大阪では多く試合をさせていただいてますし、ネオブラッドでは大阪で優勝してますんで、その勢いをとりもどしたいですね。いい試合をしてうまい飯を喰いたいです。いつも大阪では串揚げを喰ってるんですけど、いい試合をして、うまい飯を喰いたいです。

では最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。
星野勇二:そうですね、2月大会以来の大阪なんで、また観に来たいと思われるような気持ちのいい試合をみせますんで、応援宜しくお願いします。大阪大好きなんで。

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