渡辺大介:結構パンチの距離が難しかったんで、相手の。左ミドルが。後ろ足に体重乗っけての、左ミドルとか、ハイキックとかあるんで。だから、僕がいった時に相手も打ち合ってくれれば、そこでパンチも打てるようになるんで、その時に自分の形にもっていけるかな? というのは思ってたんですけど、相手が痺れを切らしてタックル来た時に、あの時に痺れ切らしてるなってのがわかったんで、「良く見ていかないと」と思った時に、ローキックを蹴った時にダメージが結構きてるなと。
あッ!ちょっと左手の指が曲がんないですね…脱臼したみたいで。相手もなんか指が曲がったみたいで、これはチャンス!と思ったんですけど、ローキックで痛めたんで。相手が打ってきてくれたんで。見えましたね。見えたっていうか、ちゃんと目を開けて見てたんで。ああなったら、あの場面しか僕がKOで勝つ、一本勝ちはないなと思って。あれ待ってました。パンチの感触はないですね。「パチン」と。ああ、当たって倒れた、みたいな感じで。起き上がってきそうだったんで、そのまま追い討ちかけようと思ったら、レフェリーが止めてくれたんで。

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