いよいよ次の日曜日(8/31)に、マチャドブラジリアン柔術のエルヴィス・シノシック選手との対戦が迫りました菊田選手ですが、今回の試合は5月18日(横浜文化体育館)のライトヘビー級タイトルマッチ(VS近藤有己戦)以来、約3ヵ月半ぶりの試合となります。そこで、今回のVSシノシック戦のお話をうかがう前に、先ずは前回の試合、パンクラス史上1、2を争う激闘となったVS近藤有己戦を振り返っていただきたいと思いますが、菊田選手が保持するライトヘビー級王座の初防衛戦となったあの一戦は、菊田選手にとってどういう試合だったのでしょうか?
菊田早苗:そうですね〜まぁ、いろんな意味で、自分が今後強豪選手と対戦していく上で、自分のダメだったところとか、そういうのをわからせてくれた一戦だったかなと。初防衛戦でしたけど、それに関してはいつもと変わらず、それよりやっぱりVS日本人選手ということで負けられないなというのがデカかったですね。ん〜そういう意味では外国人選手と対戦するのとは違うのかなと。そういう感じがしますね。

実際に近藤選手と対戦してみての近藤選手の印象は?
菊田早苗:え〜・・・やっぱり打撃のイメージもあるんですけど、寝技にもしっかり対処できてるし、弱点までもっていかせないっていうんですか?そういうのと、あとスタミナがすごいので、そこがやっぱりやっかいだったなと。そんな感じですね。

その近藤選手とのタイトルマッチの後、「8月の試合出場は難しい」というような発言がありましたが、今回、8/31(日)両国大会への出場が決定しました。菊田選手の中でどのような心境の変化があったのでしょうか?
菊田早苗:まぁ、いろんな意味で相手がいれば「出よう」って感じだったんですけど、今回、良い相手が見つかったので「出たいな」と思いました。

対戦相手にエルヴィス・シノシック選手が決まった時の率直な感想っていかがでした?
菊田早苗:実は2年ぐらい前に「対戦したいな」って思ったことがある選手なんですよ。

それは何をご覧になってですか?
菊田早苗:やっぱり『U.F.C.』を観てですね。僕も(以前に)オーストラリアに行ったりして、(シノシック選手が)強いっていうのも聞いていたので。オーストラリアから唯一『U.F.C.』に出場したスター選手なんですね。そういう意味ですごい興味があったんですけど、なかなか対戦するチャンスがなくて。

『U.F.C.』での活躍がクローズアップされているシノシック選手ですが、1998年の『アブダビ・コンバット』ではベスト8に入った実績も持っている選手です。この『アブダビ・コンバット』での活躍に関しては記憶にあります?
菊田早苗:ん〜・・・僕が出場してない時ですからね。第1回かも知れないですね。まぁ、いづれにせよマグレでそこまではいけない大会ですから、やっぱり(今回のVSシノシック戦は)大変な試合になるなって感じですね。ハイ。

以前菊田選手がおっしゃってましたが、(シノシック選手は)25歳ぐらいから柔術をはじめて今のレベルまで上がってきた選手だと。それまではキックボクシングをやってきた選手だと。そういう意味で、警戒するとしたらどちらですか? 寝技ですか? 立ち技ですか?
菊田早苗:ん〜・・・まぁ、もちろん最初は打撃なんですが、グラウンドになった瞬間に、寝技の方で更に警戒しなきゃいけないことがたくさんありそうですね。あの〜(シノシック選手は)足がすごい器用なので、何とかそこに巻き込まれないように自分のペースで闘いたいですけどね。

今回の試合は、パンクラスの『10周年記念興行』のセミファイナルであり、また、『VS世界のトップ・バァーリ・トゥーダー』という枠組みの5試合の中の大将戦でもあるわけですが、今回の試合は菊田選手の中でどのように位置付けられている試合なのでしょうか?
菊田早苗:まぁ、はっきり言って、ん〜・・・甘くはない壁なんですけど、それを何とか乗り越えて、次の大舞台、(シノシック選手は)『U.F.C.』の常連なんで、『U.F.C.』とかそういう舞台に繋げたいなと。一本をとってステップにしたいなと思ってるんですけど、まぁ、どうなることやら?って感じですね。

今回のVSシノシック戦を乗り越えた後、今おっしゃった『U.F.C.』以外で何か視野に入っているものはありますか? もちろん前回の試合の再戦、VS近藤戦というのもあると思いますが。
菊田早苗:ん〜・・・まぁ、流れの中で誰かが出てきて、それがビッグマッチとして決まれば良いんでしょうけど、なかなか誰々とかっていうのは、今の自分としてはないですね。現段階では。

わかりました。では、今回の両国大会には菊田選手の他にも、郷野(聡寛)選手、佐々木(有生)選手、三崎(和雄)選手の3名がGRABAKAから出場しますが、一緒に練習をしていて3選手の現状を菊田選手はどうご覧になってますか?
菊田早苗:まぁ、みんな仕上がりは良いですね。良いと思います。少々のケガはもう、しょうがないですけど、別に良いんじゃないかなと思いますね。ただやっぱり『VS世界』ということで、今までで一番厳しい闘いになると思うので、もちろん全勝を狙ってはいきますが、予測不可能かなというところはありますね。

では、郷野、佐々木、三崎、3選手それぞれに対して、菊田選手が期待することというのをお聞きしたいと思います。先ずはVSヒカルド・アルメイダ戦に臨む三崎選手に期待すること。
菊田早苗:そうですね〜、先ずはアルメイダ選手の減量失敗を望むところなんですけどね(笑)。81.9kg(82kg未満)ですか? 落としたことないんじゃないかな?以外に失敗してくるんじゃないなかなって思ってたりするんですけど。まぁ、諦めないでいけば、もしかしたら最終ラウンドに、アルメイダ選手も息が上がることがあるので、そこで打撃を当ててほしいなと。

では、次にエバンゲリスタ・サイボーグ選手と対戦する佐々木選手に対して。
菊田早苗:ん〜そうですね〜・・・なかなか調子も悪い中で、こういう強い選手との対戦になったんですけど、落ち着いて(相手の攻撃を)さばいていけば、絶対どこか関節技に穴があると思うので、そこを狙っていってほしいなと思います。まぁ、問題ないんじゃないかなと思いますけど。

では、最後にニルソン・デ・カストロ選手との対戦が決まった郷野選手へ期待すること。
菊田早苗:そうですね〜、まぁ、打撃が強い選手との対戦もそうそう経験ないと思うんですけど、その中でやっぱり打ち破って、更にKOという形で。相手も打撃で攻めてくる選手なので、上手くからめばバシンと一本とれるんじゃないかなと。KOで。まぁ、すごい期待してますね。

わかりました。では、今回の両国の試合からちょっと話題を変えて、GRABAKAジムのお話を。昨年12月のオープンから早9ヶ月が経ちましたが、現在のジムの状況はいかがですか?
菊田早苗:そうですね〜、会員さんもみんなだんだん強くなってきて、(アマチュアの)試合に出てる人とかもいて非常に活気のある、去年の暮れにできたばかりとは思えないような感じがしますけどね。試合に出てる会員さんもそこそこ勝ってて、まぁ良かったなって思ってます。あとは人数も増えてきたので、ジム全体の雰囲気が憩いの場というか、明るくて楽しいですね。これは皆さんのおかげですけど。

GRABAKAジムへの入会を悩んでらっしゃる皆さんへ、菊田選手から何か一言お願いします。
菊田早苗:もう、早く来た方が良いと思いますね。あの〜乗り遅れないように。初心者の方には(既存の会員さんとは)別に丁寧に教えてますので。ハイ。是非一度観に来て下さい。

わかりました。では最後に、8/31(日)両国大会で菊田選手の勝利を期待していらっしゃるファンの皆さんへメッセージをお願いします。
菊田早苗:え〜、一本とれるように頑張ります。もう、とにかく今回一本とりたいので、応援宜しくお願いします。

菊田早苗選手database