試合を振り帰ってみていかがですか?
ヒカルド・アルメイダ:とてもハードな試合でした。完璧に試合を支配する事ができなかったので、途中で怪我もしましたし、そういう意味では、ある程度不利な状況にいたにもかかわらず勝つ事が出来て、逆にとても価値あるものでした。

試合後の改めての三崎選手の印象はいかがですか?
ヒカルド・アルメイダ:三崎選手は、予想通り非常にハードな選手で、特に強いハートを持った選手だと思いました。それで彼に勝てて、とても嬉しいです。

途中で目の上を切りましたが、それで試合を止められてしまうという恐れはありましたか。
ヒカルド・アルメイダ:確かに目を切ったのは一つの心配事でしたが、目を切った時に、むしろ観客にアピールする為に、手を挙げポーズをとりました。それである意味観客にもアピール出来たと思うので、試合も続行できて、良かったと思います。

それは自分を鼓舞すると共に、観客を味方につけるという意味もありましたか?
ヒカルド・アルメイダ:血がたくさん流れているのは、私もわかりました。当然それは心配事でしたので、ここで試合を止められるのでは、という心配もありました。そういった逆境に勝ち進むのがファイターとしての価値だと思います。パンチを出している時が強いのは当たり前ですが、こういうハンディを負った時に強いのが本当のファイターです。私はこのピット・ブル(Tシャツをさして)の様なものです。

パンクラス4連勝。パンクラス・キラーという異名もついてます。次の目標は。
ヒカルド・アルメイダ:体重は関係なく、どの階級でも闘えます。とにかくベルトが欲しいです。

またすぐにでも参戦してベルトに挑戦したい、という事ですか。
ヒカルド・アルメイダ:いずれ菊田選手と近藤選手が闘うというのは私もわかっています。それで実は、私はそれ以前に闘いたいんです。それで事を早めるには、マーコート選手とミドル級のタイトルをかけて闘ってもいいです。いつでも良いです。

今回、減量は試合に影響しましたか?
ヒカルド・アルメイダ:今回、確かに体重を減らして来ましたが、多分それも原因の一つとして、自分のスタイルを100%出せなかったのでは、と思います。ただし今後も私がミドル級で闘っていく事が可能であれば、常にこの体重を保ち、闘っていく事も可能です。今日の勝利をヘンゾ・グレイシーに捧げたいです。彼は私にとって最高のファイターであり、今日のような苦しい試合には、常に彼の事を考えて闘いました。

最後に、かなりヒカルド・アルメイダという声援があって、ファンの間にも浸透して来ています。そのファンの皆さんにメッセージを。
ヒカルド・アルメイダ:日本のファンの皆さん、大変ありがとうございます。皆さんが私の事を愛してくれるように、私も皆さんの事を愛しています。私は日本を愛しています。来日できる事を毎回、大変喜んでいます。いつも応援してくれて、本当にありがとうございます。I LOVE YOU!

ヒカルド・アルメイダ選手database