リング上:
ジョシュ・バーネット:(日本語で)ミナサン、アリガトウゴザイマシタ。ホントウニ、アリガトウゴザイマシタ!
(※以下英語で)私のトレーナーであるマット・ヒュームもこのリングで闘ったことがあります。私も今日、パンクラスのリングで試合をすることができて、しかもこういうビッグマッチで勝利し、タイトルを獲得することができて非常に嬉しいです。感極まってなんと言っていいかわかりません・・・・・・。それから今日の試合のために来てくれた、セコンドの選手の皆さんにもお礼を言いたいと思います。勝利はみんなで勝ち取ったものだと思います。
今日勝ち取ったベルトは私一人の力ではなく、ファンの皆さんと一緒に勝ち取ったものだという気持ちで一杯です。このベルトを長く防衛したいと思います。応援よろしくお願いします。(日本語で)アリガトウゴザイマシタ!

試合の感想はいかがですか?
ジョシュ・バーネット:キョウハ、キモチイ〜、サイコウ。夢のようです。今日は私が今迄してきた中で、最高の試合です。あまりに調子が良かったので、もう少しで、この試合の目標を見失うところでした。以前、私は”デンセツニナル、シアイヲシテヤル、コンドウ”と言いましたから、そのようにしなけれなばと思いました。これがデンセツノ、シアイ。デンセツノ、タタカイ。

近藤選手の印象は?
ジョシュ・バーネット:I LOVE HIM(笑)、ダイスキデス。私の意見としては、今迄私が闘った中で一番素晴らしい選手でした。彼のスピッリット、リング上でのファイティング・スピッリットを感じました。それが今迄闘った中で一番好きな選手だ、という理由です。彼は私を感動させてくれました。再戦したとしても、私を感動させてくれると思います。

矢野選手、飯塚選手が負けてしまい、新日本プロレスの一員として試合をする事に、プレッシャーは感じましたか?
ジョシュ・バーネット:少し。でも、新日本の一員となってからは、いつもその類のプレッシャーは感じていますし、背負っています。私はプライド、UFC、K1がどんな手を打ってでるのか見守る事にしました。誰一人としてプロレスを打ち負かす事は出来ないでしょう! サクラバサンが試合に負ければ、みんなプロレスは弱いと言います、UWFシンダ(死んだ)。ですが私は誰かが本物のベルトを巻かなければいけない、と感じました。プロレスの、UWFの為のベルトを。世界中、誰からの挑戦も受けるベルトを。プロレスは弱くありません。プロレスは真の最強です。UWFは死んではいません!そういった風潮はチガウ、私がそれを証明しました。

あなたは今日、格闘技の選手としてではなく、プロレスラーとしてベルトを巻きました。
ジョシュ・バーネット:私は今でも、本当のパンクラス・スピリットを復活させたい、と思っています。近藤選手が、高橋選手が、鈴木選手が、船木選手が、山田選手が持っていた。これが(パンクラスの)本物のベルトです。この一本のベルトから全てが始りました。ミドル級でも、ライトヘビー級でもなく、キング・オブ・パンクラス・トナーメントでこの1本のベルトを巻く為に選手達は闘いました。プロレスの強さを示す為に、プロレスが総合スタイルである事を示す為、本当のプロフェッショナル・レスリングを示す為に、このベルトは10年前に創設されました。2年前から、皆はこのベルトの事を忘れてしまいました。しかし、私は一度として忘れた事はありません。私の意見としては、これがパンクラスの本物のベルトです。これからもそうあるべきです。このベルトは今迄、創設された中で最高ベルトです。このベルトが最強です。

試合後に高橋選手と握手をして何か話をしていましたが。
ジョシュ・バーネット:いつかは判りませんが、このベルトの防衛戦をやる事になります。このベルトを守らなければなりません。誰とやるにしろ、彼の様なスタイルでやりたいです。私は彼のリングでの、ボコボコ・スタイル、が好きです。彼の様なスタイルは私には合っているような気がします。

『アルティメット・クラッシュ』か、パンクラスでの次のターゲットは誰ですか。
ジョシュ・バーネット:私には選択権はないと思います。ただ望む事は、誰か、近藤選手の様な、彼の様なハートを持った選手と試合がしたいです。彼の様な挑戦者をお願いしたいです。『アルティメット・クラッシュ』、 パンクラス、そして新日本のリングでも。私は3つのリングで防衛戦をしなければなりません。

新日本プロレスのファンに日本語でメッセージを。
ジョシュ・バーネット:ミナサン、アリガトウゴザイマシタ。シンノ、オウジャニナル。

近藤選手のディフェンスに関しては?
ジョシュ・バーネット:素晴らしいディフェンスでした。最初のスープレックスは、コレダメ、スープレックス、ジャーマン。(2発目は)カクーン、KO? ノーKO、そして闘い続けました。シンジラレナイ、ノーKO。バ〜ンテ。次はキャプチュード・バスターの方が良いと思います。

関節技で決めようと思っていましたか?
ジョシュ・バーネット:2R、3Rは変わった試合でした。1R目は彼の動きを見て感じたかったんです。彼が立ち技の出来る事はわかっていました。でもレスリングの実力を知りたかったんです。レスリングで何が出来るのかを。彼のパンチ、キック、膝は恐れてはいませんでした。グラップリングでどんな動きをするのかを知りたかったんです。それで2Rにマウントポジションを取って、よし、彼は大きな間違いをやらかしたから極める事ができる、と思いきや、思い通りにいかず、よし試合は終らないぞ、なんて事を考えている内に、自分が(近藤選手の事を)、彼ならこれを切り抜ける事ができる、なんて応援している自分がいて、ちょっと待て、俺は今試合をしてるんだぞ!色々想像し過ぎだぞ(笑)!と思ってる時に近藤選手からパンチをもらって、ナンダヨ!、なんて思ってました。3Rに何回かマウントを取って、コロシテヤル、コンドウなんて彼に言いながら、判定はいやだったので、試合を決めなければと思いました。

新日本プロレスのファンに日本語で最後にもう一度メッセージを。
ジョシュ・バーネット:ホントウニ、アリガトウゴザイマシタ、ミナサン。オレハ、シンノ、オウジャニナル。プロレスハ、ムテキダ。ベンキョウ、ニホンゴ(笑)。
Everybody、Good Fight?

報道陣、拍手。

ジョシュ・バーネット選手database