■ 伊藤崇文：決めたかったですね。久々とか11ヶ月ぶりだって言っても言い訳になってしまうので、いまさらこのキャリア積んでいてそんなこといってもしょうがないんで、満足は当然していません。ただ、僕は100%出しましたけど、満足はしてません。あそこで決めるのがメインイベンターの仕事ですから、プロレスラーとしてきっちり決めてお客さんを満足させて返すのが僕の仕事なんで、今日はできてません。プロレスラーとして反省ですね。メインだと評価も全然違いますからね。 ： 一本を取りたかった？ ■ 伊藤崇文：もちろん。あれだけ自分にハッパかけて練習してたし、いろんなインタビューでも宣言してたし、でも、どれぐらいかはわからないですけども、確実に前には進んでいます。 ： 11ヶ月間出ていなかったということで、思うところはありましたか？ ■ 伊藤崇文：悔しさを全部思い出しましたね。人が活躍してて、自分ができないってことの。こいつらこんだけ活躍してて、何でオレはこんなんやねんというね。試合前もすごい不安だったし、波があったんですけど、それも抱えてリングにもっていくつもりだったんです。落ち着いてリングに上がろうという気持ちはなかったですね。それも感情としてリング上に出ると思ってましたから。それで勝った負けたってなっても関係ないですね。 ： 三島選手の名前を出されていましたが？ ■ 伊藤崇文：やりたいですね。いつでもいいですよ。来年、10周年、僕のデビュー10周年なんで、そこで。別に来月の両国でもいいんですけど。ただ、相手がやりたいって言うかですよね。ぼくがパンパンに膨れて、相手がおいしいような選手になればいいんであって。 ： 11月の両国大会に関しては？ ■ 伊藤崇文：出ます。決まってないけど、出ます。第1号でデビューしてるオレが出てへんのがだいたいおかしいでしょ？途中からあがってきて活躍してる選手もいますけど。ほんと、もう1戦1戦でプロとして誰もがあこがれるパンクラスの試合を見せていきたいと思います。そんなにあと僕が何十戦もあると思わないんで。 ： 11月の相手は？ ■ 伊藤崇文：誰でも。できるんなら(三島選手に)出てもらいたいですけど。 ■ 伊藤崇文選手database