試合の感想からお願いします。
國奥麒樹真:そうですね。終始自分のペースで試合が出来ましたね。芹澤選手は蹴りからのコンビネーションを狙っていたと思うんですけど、自分の攻撃パターンが少なく、中盤で何回かパンチを貰ってしまいましたね。

試合後に芹澤さんとお話ししていたようですが、どんなお話をしていたんですか?
國奥麒樹真:「納得いきましたか?」って。本当に納得したら辞めるって言われてましたから…でも本音を言うと負けたら納得できないんですよ。負けた人に納得できましたか?って聞いても納得できるわけ無いんですよ。どんな時でもそうだと思いますよ。納得したら引退、納得した負け方をしたら引退って言う言い方は…うーん、負けたら納得できないですから。だから芹澤さんには頑張って欲しいです。芹澤選手もランキング3位なわけだし、下の人も芹澤さんを狙っているわけなんで、その中に混ざって芹澤さんにも頑張って欲しいです。そういう想いです。でも、芹澤さんが決めてしまったら、それを無理に止めるってことは出来ないけれど、そう簡単に引退って言う言葉は口に出して欲しくないです。

それに対して、芹澤選手は何とおっしゃってましたか?
國奥麒樹真:納得がいったのか、いかなかったのか、よく聞き取りにくかったんですが、でも「ありがとう」って言うのは聞こえました。

船木さんがリング上で「ismは解散して、近藤、國奥、渋谷で新しい形での練習体系を作って欲しい」とおっしゃっていましたが、それを聞いていかがでしょうか。
國奥麒樹真:道場長になってからその点は感じていました。練習しながらも改革というか改善点を見つけて、それを行って試しながら探している最中です。例えば海外の道場の練習はどうなのかとか、GRABAKAや他のジムはどうやっているのか、その辺を参考にしながらやっている最中です。多分まだ結論って言うのは出ないとは思うんですけど、色んなところから良い部分を取り入れていっている最中ですね。あと船木さんが近藤や渋谷、僕なんかが道場を持ってって言ってたんですか? それはもう必然的にそうなっていくでしょうね。僕ら以外にも道場を持って、それが集まってくれば選手にも特色が出てくるでしょうし、そんな選手が集まるパンクラスにも特色が出てきて伸びていくっていうのもあるでしょうし。だからもう少し長い目で、今いきなりって言うのは難しい部分もありますが、将来的にはそういった部分も含めて自分たちが作っていかないといけないっていうのがありますね。鈴木さんがMISSIONにいった時点で「道場はお前らに任せる」って言ってくれたので、自分らもその辺は気付いていました。だから鈴木選手は道場での練習に何も言わなくなりましたし。だから僕たちの方で、良い方に傾けないといけないなって思いますね。それがうまくいけば若い選手たちがもっと強さを求めていける道場になっていくと思います。

ところで國奥選手は、年末にやる他の団体の大会には出ないんですか?
國奥麒樹真:あ、そういえばありますよね。そうですね、これ(ベルト)がかかっていたので、これが終わるまで考えられなかっんですが、でも出れるなら出てみたいという考えもありますね。年末の忙しい中ではありますが(笑)。ホントは無差別に出場したいって気持ちが強いんですよ。今はジョシュ・バーネットですけれど。やっぱり僕みたいな小さいやつが自分よりもデカイやつに勝つって言うのが、無差別級の一番の醍醐味だと思うので。もしも対戦できるのであれば、それを実践したいというのがありますね。体重差が何十キロってなるのか分かりませんが、やれるのであればやってみたいですね。

今日、終わってみて年末に出るにはコンディション的にどうですか?
國奥麒樹真:今の時点ではケガはないですね。でもまぁ、年末年末って言わなくても年が明けてからも、チャンスは何ぼでもあるでしょうしね(笑)。

今度(12/7)の『藤原祭り』へはどういう経緯で。
國奥麒樹真:オールジャパンさんとパンクラスは交流があるので。小林(聡)さんも僕が15歳ぐらいの時に北星ジムで練習してらっしゃったんですが、その時からご縁があります。そんなにしょっちゅう電話するって言うのはないですけど、今回はそんな縁から出場させていただくことになりました。宇野(薫)さんも顔見知りだし。藤原(敏男)先生とは面識があることはありますが、憶えていただいているかは分からないですね。とりあえずお祭りだから楽しみたいです。

今後、王者としてどういう闘いに挑んでいきますか?
國奥麒樹真:防衛記録をドンドン伸ばしていきたいです。あと前から言ってますけど『U.F.C.』には出たいと思います。パンクラスのベルトを防衛しながら、照準は『U.F.C.』に合わせていきたいと思います。あとは無差別級ですね。

國奥麒樹真選手database