第4試合 ライトヘビー級戦 5分3R
ランキング3位
郷野聡寛
(パンクラスGRABAKA)
ランキング4位
ニルソン・デ・カストロ
(シュート・ボクセ・アカデミー)


ニルソン・デ・カストロ:前回の反則負けのようなアクシデントが起こらないように、今回は反則負けがないように気をつけて戦うよ。
郷野選手の印象は?
ニルソン・デ・カストロ:郷野選手は大変良い選手です。それは以前からわかっていることなんですが、前回の反則はアクシデントなんです。私は常にクリーンな戦い方を目指していて、いつもそのようにやってきたということを理解してもらいたいですね。
今回はどのような試合にしたいと思っていますか?
ニルソン・デ・カストロ:攻撃的な試合をします。そのために24時間かけてブラジルからやってきました。
同門のヴァンダレイ・シウバ選手から何か言葉はありましたか?
ニルソン・デ・カストロ:いつものように、彼は僕らに対してすごく協力してくれました。シウバは私たちのチームにとって、スピリットの象徴でもあるし、私はいつも彼のようにありたいと思っています。これからも彼と一緒にやっていきたいですね。


第3試合 スーパーヘビー級戦 5分3R
ランキング2位
ロン・ウォーターマン
(チーム・インパクト)
元『キング・オブ・ザ・ケージ』無差別級王者
ジミー・アンブリッツ
(新日本プロレス)


初めてパンクラスに上がる感想を聞かせて下さい。
ジミー・アンブリッツ:パンクラスから出場のオファーをいただいたことを光栄に思っています。しかも、この大会は会場も大きなビッグイベントだということで、嬉しく思っています。
ウォーターマン選手の印象は?
ジミー・アンブリッツ:非常に素晴らしい実績をもった選手ですが、試合は身体と身体をぶつけ合うものなので、それが果たして試合の中で活かされるかどうかはわかりません。自分の方が完全に上回って勝つことも有り得ると思いますよ。
先ほどの練習では、相手を持ち上げて投げ落としていましたが、ウォーターマン選手にも同じことができると思いますか?
ジミー・アンブリッツ:試合開始直後は出さないと思いますが、試合終盤に出してウォーターマン選手をノックアウトすることは可能だと思っています。
新日本プロレスの所属となっていますが、これはいつの時点から?
ジミー・アンブリッツ:今年の9月から正式に新日本プロレス所属になっています。
5月の『アルティメット・クラッシュ』以降の活動を教えて下さい。
ジミー・アンブリッツ:『アルティメット・クラッシュ』以降は試合には出場していません。5月以降に試合ができなかったのは、実は5月2日の試合の2週間前に、太ももの裏側の筋肉を一部断裂してしまいまして、試合も本調子じゃなかったというのと、その後もリハビリに費やすことになって万全なトレーニングができていませんでした。それによって試合もできませんでした。
この試合の勝者がジョシュ・バーネット選手の持つ無差別級王座に挑戦という話もありますが、5/2『アルティメット・クラッシュ』のリベンジマッチへの意気込みはありますか?
ジミー・アンブリッツ:もちろんリマッチでリベンジを果たしたいという気持ちはあります。ただ、必ず呼ばれた時は自分のベストを尽くすので、タイトルマッチであろうが、通常の試合であろうが、気持ちの持ち方とトレーニングは変わりません。
スーパーヘビー級のタイトルも新設されますが、興味としてはいかがですか?
ジミー・アンブリッツ:そういう機会があれば、是非参加したいですね。
自分をどういう選手だと思いますか?
ジミー・アンブリッツ:無慈悲、容赦ない戦い方をする選手で、相手を完膚なきまでに叩きのめすタイプの選手だと思っています。
今回、唯一の新日本所属の選手ですが、新日本の看板を背負っているという意識はありますか?
ジミー・アンブリッツ:もちろん新日本の代表という意識はありますし、その名に恥じないようなファイトをしようと思っています。

ジミー・アンブリッツ選手を実際に見ての感想はいかがですか?
ロン・ウォーターマン:アンブリッツ選手は、今までヴァーリ・トゥードの試合もたくさん経験していて、身体も大きくすごくタフな選手だけど、日曜日にはどっちが強い選手かわかるんじゃないかな。
怪力対決と言われていますが、それに関してはいかがですか?
ロン・ウォーターマン:今回はコンディションもすごく良いし、グラウンドに関しても自分の方が一枚上手だと思っているので、良い試合をお見せすることができると思うよ。もちろん勝つのは私だけどね。


第2試合ミドル級戦 5分3R
ランキング5位
三崎和雄
(パンクラスGRABAKA)
修斗・世界ミドル級ランキング1位
ジェイク・シールズ
(シーザー・グレイシー・アカデミー)


試合が決まったのが先週ということで、コンディションとしてはいかがですか?
ジェイク・シールズ:正直言うと、準備期間がもっとほしかったのですが、常に日頃から練習をしていますので、今回2週間前のオファーでしたが、試合ができる状態だから受けました。
三崎選手についての印象は?
ジェイク・シールズ:アメリカでなかなかパンクラスのビデオが見つからなくて、映像を見ていないのですが、ただ非常にタフな選手だと聞いています。そういったタイプの選手の方が、自分にとっては合っていると思います。非常にやりがいのある対戦相手だと思っています。
試合前にビデオを見る予定は?
ジェイク・シールズ:時間があれば予備知識として参考になるかも知れませんので、見たいですね。
普段から対戦相手のビデオは見ない方なんですか?
ジェイク・シールズ:ビデオの入手が困難な場合と簡単な場合があるので一概には言えませんが、入手できればもちろん事前に見ますし、ビデオが入手できなくても、それなりに自分で対応しています。修斗で菊地選手と戦った時もビデオは見ていません。
髪の毛はなぜ染めたんですか?
ジェイク・シールズ:単なるイメチェンです(笑)。2、3日前に染めました。
これからも引き続きパンクラスのリングに上がりますか?
ジェイク・シールズ:今回がパンクラス初参戦になるんですが、ここで良い結果が残せて、自分の気持ちが固まれば、また継続して参戦することは可能です。ただ、他の団体からも、来年1月にタイトルマッチをやらないかという話をもらっていて、オファーが他からも来ている状態なので、パンクラス限定ということはありません。ただ、参戦の意思はあります。
得意技を教えてください。
ジェイク・シールズ:チョークなんですが、どういう形のチョークかっていうのは、教えられません。自分の得意とする独特のチョークがあります。それは日曜日の両国の試合で明らかになると思います。


第1試合 フェザー級戦 5分3R
『ネオブラッド・トーナメント2003〜フェザー級〜』優勝&MVP
前田吉朗
(パンクラス稲垣組)
2003年『第5回アブダビ・コンバット』66kg未満級準優勝
バレット・ヨシダ
(グラップリング・アンリミテッド)


調子はいかがですか?
バレット・ヨシダ:体調は万全です。体重の方は、あと1.5kgほど落とせば計量は問題ありません。
初めてのパンクラスですが、いかがですか?
バレット・ヨシダ:正直緊張しています。ルールに関しては、パンクラスルールがはじめてなので、細かいところで、ジャッジの基準だったりとか、グラウンドでどういう状態なら相手の頭部を蹴れるのかとか、そういった細かいところが多少心配です。
前田選手の印象は?
バレット・ヨシダ:非常に身体能力の高い選手だということと、いつ見てもコンディションが良さそうに見えます。あと、常に自信満々に戦っていますね。過去の試合を見て、そういう印象を持ちました。
前田選手は将来を嘱望されている選手です。その点はいかがですか?
バレット・ヨシダ:両者とも、2本の腕があり足があり、それをうまく駆使して戦いをするわけであって、調子の良い時、悪い時があるでしょうが、負ける気はしていないので、評判とか期待度とかは関係ないですね。
では、試合に向けての意気込みをお願いします。
バレット・ヨシダ:関節技で一本取るか、KOしたいと思います。