12/21(日)ディファ有明大会がいよいよ目前に迫ってきましたが、今大会の第5試合で、チームRokenの栗原 強選手との初対戦(ライトヘビー級戦/5分2ラウンド)が決定しました。先ずはそのVS栗原戦のお話をうかがう前に、前回の試合、10/13新日本プロレス『ULTIMATE CRUSH』大会でのVSハウリン・ボウルドバートル戦に関して少しお聞きしたいと思います。早速ですが、初となった新日本プロレスさんのリングはいかがでした?
渋谷修身:そうですね・・・やっぱり試合前は、いつもとちょっと違うので、会場も東京ドームだし、「本当にここで試合するのかな?」って感じがあったんですけど、もう、はじまっちゃえば別に普通ですよね。試合前のアップの時はすごい緊張したけど、はじまっちゃえば、自分のテーマ曲がかかったら特には。あのいつもの長い花道じゃなかったじゃないですか。あそこだったらまた違うんでしょうけど(笑)。

では、次はあの花道を狙いますか?
渋谷修身:そうですね。

8/31のパンクラス・両国大会で、新日本プロレスの矢野 通選手に一本勝ちして、今度は逆にアウェイの、新日本さんのリングってことだったんですけど、まぁ、対戦相手のボウルドバートル選手が新日本プロレスさんに所属する選手ではなかったにしろ、敵地に乗り込むって感覚はありました?
渋谷修身:ん〜、敵地っていうのはないですね。あの〜、試合前にライガー選手に声をかけてもらって、「ちょっといつものリングと違うし、たぶんいつもより跳ねるから気を付けた方がいいよ」って言われて。だから、敵とかってそういうのもなかったですね。

では、前回の対戦、VSハウリン・ボウルドバートル戦は、渋谷選手にとってどのような経験になったのでしょうか?
渋谷修身:ん〜、いつもの試合と変わんないんじゃないですか(笑)。

特別なものはなかったと。
渋谷修身:やっぱりでも外のリングなんで。お客さんはパンクラスの選手って見てるので、そこで勝ったっていうのは良かったと思いますけど。

わかりました。では、VS栗原戦に関してお聞きしていきます。先ずは現在の体調と心境の方はいかがでしょうか?
渋谷修身:体調は良いですけど・・・(笑)。まぁ、勝って。ここで勝つと負けるとでは後々違うんで。2003年を良い形で締めたいと思います。

栗原選手はパンクラスのリングで過去2試合に出場しています。VS近藤有己戦(2002年12月・ディファ有明)と、VS KEI山宮戦(2003年4月・後楽園ホール)ですが、栗原選手の印象っていかがですか?
渋谷修身:特にはないですね(苦笑)。試合は見ましたけど・・・特には。何が得意なのかもわからないし。

栗原選手はランキング外の選手で、ランキング10位の渋谷選手が挑戦を受ける形になる試合だと思いますけど、この試合の何が渋谷選手のモチベーションを上げることになっていますか?
渋谷修身:さっき言った、勝って2003年を締め括るってヤツですね。

ちなみに現在、渋谷選手は7月・後楽園ホール大会でのVS秋本駿一(和術慧舟會 岩手支部)戦から3連勝という戦績を残してますけど、ここで勝ったら4連勝っていうことは意識します?
渋谷修身:いや、しないですね(笑)。だって、正直みんなキャリアの浅い選手じゃないですか。だから勝って当たり前の見方をされると思うので。次もそうですし。

では、「勝って当たり前」と見られてしまう試合ということでのプレッシャーはありますか?
渋谷修身:そういう意味でのプレッシャーはないけど、そう見るでしょって感じで(笑)。別に俺が勝っても何もないと思うし、負けたら負けたでね(笑)。そりゃヤバいでしょ(笑)。

では、今回の試合は、11/30両国大会での船木顧問の「ism解散」発言があってから初めての試合になりますけど、そういう意味でのプレッシャーはありますか? また、何か思うことってあります?
渋谷修身:ん〜、まぁ、いろんな思いはあるけど、結局勝ってお客さんを呼ばないといけないし・・・。それを頭に入れていつもやってるんで。だから船木さんがどうのこうのっていうのは別にないですね。

わかりました。では、渋谷選手ご自身の試合からちょっと話題を変えて。今回のディファ有明大会の見所の1つに、山宮恵一郎選手のGRABAKA移籍後初試合っていうのがあると思いますけど、山宮選手のGRABAKA移籍に関して、渋谷選手はどう思ってますか?
渋谷修身:まぁ、自分で決めたことだから良いんじゃないですか(笑)。山宮とも話をしたし・・・。俺は別に何もないですね。

対戦する機会が否が応にも出てくると思いますけど、そのへんはいかがですか?
渋谷修身:ありますかね?でもそれは、山宮がGRABAKAにいようがismにいようが覚悟はしてるので。誰とでも対戦するって。例えそれが身内でも、そういうふうに育ってきたので。ismで。ismって言うか、パンクラスで。それが他のところとの違いかなっていうのもあるし。だから別にいいよって感じですね。決まったらね(笑)。

では、対戦する機会ということでもう一つ。11/30両国大会で、第2代ライトヘビー級王者の菊田早苗選手(パンクラスGRABAKA)が近藤有己選手(パンクラスism)に敗れて、現在ランキング1位になっています。タイトルを失ったことで、逆に渋谷選手と対戦する可能性も高くなったのではないかと思いますが、菊田選手との初対戦に向けての意欲はいかがですか?
渋谷修身:そういう目標もあるけど、まずはこういう手前の試合にきっちり勝たないと言えないから・・・。それは終わってからで良いですよ。

わかりました。では、これが最後です。12/21(日)、渋谷選手の勝利する姿を期待していらっしゃるファンの皆さんへメッセージをお願いします。
渋谷修身:え〜、何にしようかな・・・?ないな(笑)。あっ!「幸せになろうよ」で(笑)。



復活!!おまけトーク。
では、思いっきり話題を変えてユルユル話を。21日(日)、ディファ有明大会の3日後は12月24日(水)ということでクリスマス・イブです。渋谷選手はこの「クリスマス」という1日が持つ、ある種イベント的要素に「ノる」のか「ノラない」のか?
渋谷修身:クリスマスは今年は(アマチュアの)指導なんで。

P'sLAB横浜で?
渋谷修身:はい。指導日なんで、指導を頑張ります(笑)。

街の雰囲気も変わるじゃないですか?クリスマス・ソングも聞こえてきたりして。あんまり気にしないですか?
渋谷修身:あ〜、でもクリスマス・ソングは良いですね。それだけ(笑)。

渋谷修身選手database