まずは、前回の試合昨年6月の石井淳選手との試合を振り返っていただきたいのですが。
セハク:重かったですね(笑)思ってたよりも重かったです。反省点としてルールを把握してなかったというか、一度ダウンを奪った時にカウントが数えられると思って待ってたらそのまま続行だったんで、あそこでもっと追い込んでおけばよかったです。自分としては点数をつけるなら60点ぐらいですね。2Rはけっこう押されたりもありましたし、最初のダウンの時にとどめをさせなかったというのもありますし。

セハク選手が目指すファイトスタイルを教えてください。
セハク:もともとレスリングをやってたんで、やっぱりレスリングベースの試合ですね。憧れるのはダン・ヘンダーソンとかランディー・クゥトアー。あとちょっと古いですけど、ダン・スバーンですね(笑)まあ彼らの闘い方には憧れるんですけど、自分はそんな器用な選手じゃないので、なかなか思ったようにはいかないですけど。

今回リングネームを多田尾秀樹からセハクにされたのは、どういう経緯があるのですか。
セハク:うーん、それは試合が終わって勝ったら話しをします。

では、今回対戦する高森啓吾選手ですがどんな印象をお持ちですか。
セハク:試合の映像はみてないんで、どっち構えかもわからないんですよ。ただ仮に相手のことを知ってても自分ができることっていうのは限られてるんで、自分の今までやってきたことを出すだけですね。対戦相手によって闘い方を急に変えようとしても、変わるものじゃないですし。

今回の後楽園ホール大会から「パンクラス 2004 BRAVE TOUR」がスタートするわけですが、セハク選手は今年はどういう年にしたいですか。
セハク:目の前にあるチャンスをつかめるように日ごろから準備はしておきたいですね。まだあまり感じないですけど、年齢を重なることで厳しい面もでてくると思うんで、ひとつひとつの試合を大事にしていきたいですね。

では、最後に試合に向けての意気込みをお願いします。
セハク:やっぱり柔道出身者でかなり実績のある選手が相手なので、圧力は凄いと思うんですが、それに負けないように自分のスタイルを貫いて勝ちます。

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