： まずは前回の試合となります昨年10月の和知正仁選手との試合を振り返っていただきたいのですが、試合前のインタビューでは裏拳返しをみせるとおっしゃってて、楽しみにしてたのですが・・・ ■ 志田幹：あれはリップサービスですよ(笑)でも実をいうと本当に考えてたのですけど、相手の裏拳が見えなかったんですよ(笑)しっかりと右の裏拳をくらっちゃいましたね。僕が気づかないうちに当たってました。 ： 実際試合をしてみてどうでしたか和知選手の印象は? ■ 志田幹：いやぁー、もう過ぎたことなんであまりコメントはし難いですね。まあ終わっちゃってる試合なんで、特に言うこともないんですけど。あの試合の目標というのが、やっぱりしっかり勝つことでしたからね。まあ次の試合も勝つことが目標なんですけどね。 ： では、その目標がクリアできたという点では合格点を出せる試合だったと。 ■ 志田幹：負けちゃなんにも残んないですからね。ただまあちょっとリップサービスをした手前一本で勝ちたいというのはあったんですけどね。でもまあ裏拳一発もらって僕がやる気になったら、相手が引いちゃったって感じでしたね。ちょっと僕あれなんですよね、スロースターターなんですよね。もっとしょっぱなからいけってことですよね。しょっぱなからいってないなっていうのがありますね。 ： 最初からガンガン攻めていく試合をするのが今後の課題になるわけですか。 ■ 志田幹：そうですね。しょっぱなからいってみると一体どうなるのだろうというのもですね、考えながら・・・しゃっぱなからスパートかけてやったら何分ぐらい持つのかなっていうのを・・・別に気をつけろって言ってるわけじゃないぞ、砂辺君(笑) ： その対戦相手の砂辺光久選手にはどういう印象をお持ちですか。 ■ 志田幹：凄い頑張る人だなっていう感じですね。非常に頑張り屋さんなんで、とてもタフな試合になってしまいそうな予感がしますね。やっぱり一発極めをもってるんで、僕が一発極められなかった場合にかなりの泥試合になっちゃいそうな予感がしますね(笑) ： お互いが極めきれなかった時にドロドロの展開になりそうだと。 ■ 志田幹：いやぁー僕、極めがないじゃないですか、どっちかっていうと(笑)まあどっちかっていうとですけどね(笑)極めにいくんですけど、極めきれないみたいな(笑)だから相手の一発は凄い警戒しますね。ただ、一発は極めささないんでヨロシク！って感じです。 ： でも、「俺も極めないんでヨロシク！」って感じですか(笑) ■ 志田幹：いやいや俺は極めたいんですけどね(笑)俺は極めたいんですけど、今までの結果上ね(※過去4勝は全て判定勝ち)。まあその結果をみて油断しちゃダメだぞ砂辺君っていう(笑)あとはまあスロースターターっていうのを打破したいっていうのはあるんですけど・・・僕の課題ですね、スロースターターっていうのが。砂辺選手には、僕の眼を覚まさせてはしいですね。 ： では、砂辺選手の今年の抱負は「リアルプロレスラー」で、目指す選手は格闘技を始める前から憧れてた鈴木みのる選手とコメントを出されてるんですが、志田選手は目指している選手っていらしゃいますか。 ■ 志田幹：僕は近藤有己選手のスタイルですね。近藤選手と北岡悟選手と佐々木有生選手をたして3で割ったような選手を目指してますね。 ： 具体的にいうとどの選手のどの部分を目指してるんですか。 ■ 志田幹：それはあんまりコメントしがたいんで(苦笑)いろいろ詳しく言っちゃうと角が立つんで想像にまかせます(笑) ： 近藤選手のことは昔から応援してたっていうのは以前にもおっしゃってましたね。 ■ 志田幹：僕は評価がイマイチの時から近藤さんファンでしたから。みんなが近藤有己は地味だとか言ってる時から近藤さんファンでしたからね。やっぱりリアルファイト系っていうんですか?妥協を許さないあのファイトが、僕の心の琴線に触れるわけですね(微笑) ： では、今回の一戦は鈴木みのるを目指している砂辺光久と近藤有己を目指しつつ北岡悟の顔色をうかがってる志田幹との一戦という図式でいいですか(笑) ■ 志田幹：微妙ですね(笑)鈴木さんに冷たい目でみられきゃいいですけど(笑) ： この一戦に「P'sLAB東京」と「武∞限」の闘いという意識はありますか。 ■ 志田幹：特にはないですね。砂辺選手個人との闘いと考えてます。 ： 現時点での、「P'sLAB東京」と「武∞限」の頂上対決という図式もあると思うんですが。 ■ 志田幹：そう言われるとそうかもしれないですけど、でも「武∞限」とやるっていうよりも砂辺選手とやるっていう意味合いが強いですね。でも「P'sLAB東京」の看板にドロを塗るようなマネはできないですね。 ： 後この志田vs砂辺戦のキーワードとして「前田吉朗」という選手はどうしてもはずせないと思うんですが、三角関係というか・・・ ■ 志田幹：三角関係というよりも前田吉朗にふられたもの同士の闘いっていう感じじゃないですか(笑) ： そうですね(笑)ひた走る前田吉朗にストップをかけるのは志田か、砂辺かみたいな感じだと思うんですが。 ■ 志田幹：世の中的にはそうでしょうね。ただぶっちゃけね、前田選手とはもう一回対戦すればどっちに転ぶかわからないって僕は思ってますけどね。まあ(前田選手には)大阪での試合は頑張ってくれと思ってますね。相手のソッカ選手も大変強い選手なんで、この機会にエールを送らさせていただきます。 ： もう一回前田選手と対戦したいっていうのは、前回のインタビューでもおっしゃってましたね。 ■ 志田幹：もう全然いつでもやりますから、組んでもらえれば(笑)僕は自信満々なんですけどね、まわりが自信満々じゃないんですよね(笑)この前は、負けちゃいましたけど・・・勝負の世界なんで絶対はないんで、次回はどうなるかわからないんですけど、まあそれは再戦が組まれれば結果は出ることですから。 ： では、今年の目標をお聞きしたいのですが。 ■ 志田幹：まあ今年はベルトをもらいたいなと思ってますけどね。なんかできるとかできないとかっていう話があるんで(笑)フェザーのベルトができれば、前田吉朗の首を手土産にベルトをいただきます。 ： では、最後にファンへのメッセージをお願いします。 ■ 志田幹：砂辺選手が「アウェイ(東京)での試合でも、敵ながら天晴れって思わせるような試合をする」ってコメントしてましたけど、それはその通りの展開になると思います。ただそれは僕が攻めてそれを耐えて頑張ってる砂辺選手をみてお客さんが思うことであって、せめぎ合いの中で彼の非常にいい動きが出て、僕がそれをつぶしていくっていう素晴らしい絵が成り立つっていう(笑)砂辺選手をみて頑張ってるなぁってお客さんは思うけど、でもやられてるっていう展開にします。まあそういう展開にしないと僕が負けちゃいますんで。 ■ 志田幹選手database