2月15日(日)の梅田ステラホール大会で、伊藤崇文選手(パンクラスism)との3年ぶり2度目の対戦(※総合ルールでは初対戦)が決定している星野選手ですが、昨年6月・梅田ステラホール大会以来、約8ヶ月ぶりのパンクラスマット登場ということで、まずは現在の心境を教えて下さい。
星野勇二:正直去年はパンクラスマットでもあまり良い成績が残せてなくて(2戦1勝1分)、今年は是非(ウェルター級の)タイトルを狙っていきたいと思ってますから、1戦1戦確実に勝っていきたいですね。

対戦相手に伊藤崇文選手の名前を聞いた時の心境はいかがでした?
星野勇二:3年前にキャッチレスリングで対戦させてもらって、その時はチョークスリーパーで敗れているので、リベンジしたいとずっと思ってましたね。普段は仲が良いんですけど、でも勝負は別なので、今回は勝たせてもらいます。

伊藤選手とは、3年前の大阪大会(2001年3月・なみはやドーム)でキャッチレスリングで対戦しています。その時の試合結果がチョークスリーパーでのKO敗と、ご本人的にも非常に悔しかったのではないかと思いますが、今振り返ってみて、あの一戦について何か思うことはありますか?
星野勇二:当時は僕もまだデビューして間もない頃で、逆に伊藤選手はベテランというか、持ち味を既に持っていた選手だったので、絶対この選手に勝ちたいと思ってました。でも、勝負に焦ってたというか、気持ちだけが空回りしてましたね。今回、3年振りの対戦になりますけど、当時より全然実力も付いていると思うので、倒せる自信はあります。

最近の伊藤選手の試合をご覧になっての印象を教えていただけますか?
星野勇二:伊藤選手自身、まだ自分の試合ができていないのかな?って思えるところがあるので、今回はベストコンディションでリングに上がってほしいですね。お互いベストコンディションで闘いたいと思います。

今回、伊藤選手に勝利することで、3年前のリベンジを果たすことになります。それとは別に、伊藤選手は現在ウェルター級のランキング2位ですから、一気にランキングを上げてタイトル挑戦に近づくことにもなりますが、その辺は意識しますか?
星野勇二:やっぱり意識はしてますね。僕自身、ミドルからウェルターに階級を落としてますし、早めにタイトルを獲得したいっていう気持ちがあります。だから、ランキングで上の選手にしっかり勝って、それをタイトルマッチに繋げていきたいと思います。

今回の試合で星野選手にとって一番大事なこと、大切にしたいことって何でしょう?
星野勇二:まぁ、今回のVS伊藤戦に限ったことではなくて、これは毎回そうなんですけど、自分の納得する試合をすることと、あとはお客さんから観て「星野は面白い試合をするな、スゲェ試合をするな」って思われたですよね。だから、あまりねちねちした試合は自分も望んでないので、完全決着になるようにしたいですね。

では、これで最後です。今回の星野選手の試合を楽しみにしていらっしゃる皆さん、また、星野選手を応援していらっしゃる皆さんへメッセージをお願いします。
星野勇二:パンクラスの試合だと、大阪での試合が多いんですが、自分は大阪の街が大好きなので、その大阪の皆さんに楽しんでもらえるような試合をしたいと思います。あと、今年は絶対タイトルを獲りにいきたいと思ってますので頑張ります。

星野勇二選手database