いよいよ来週の月曜日(3/29)に後楽園ホール大会が迫ってきました。石川選手は第4試合に出場で、パンクラスismの北岡 悟選手との初対戦が決定しています。そこでそのVS北岡戦のお話をうかがう前に、まずは前回の試合、2/6後楽園ホール大会でのVS井上克也(RJW/CENTRAL)戦を振り返っていただきたいと思います。“和製カレリン"の異名を持つ井上選手でしたけど、試合内容自体は石川選手が押せ押せで、判定2-0の勝利できっちりと跳ね除けましたが、試合を観ていて、予想以上に相手に頑張られているかな?というのが私の印象でした。実際闘っている最中の石川選手はどういう心境でしたか?
石川英司:ん・・・どうだろうな〜。持ち上げる力とか強かったですけど・・・びっくりしたけど・・・。あの〜そのぐらいですかね。あと一本をとりたかったですね。

試合前にお話を聞いた時は、レスリングだけに関して言えば、全然相手の方が実績は上だと。でも、そういう井上選手に対して、総合に関しては自分の方が上だというところを見せたいとおっしゃってましたが、その辺はいかがでした?
石川英司:まぁ、少しは見せれたと思いますけど。レスリングだけなら全然僕がかなわない相手に総合で勝つと。すごい良かったと思います。はい。

あの〜、結構打撃で押してて、そのまま打撃で攻め続ければKOもあり得るかなって観てて思ったんですけど、そこでタックルに切り替えていました。パンチに関して言えば、石川選手の方が結構あたってたように観えたのですが、パンチでのKOという勝ち方は考えていませんでした?
石川英司:そうですね〜、ちょっと投げたかったっていうのがあったんですよ(苦笑)。ちょっと矛盾してるかも知れないですけど、レスリングではかなわない相手を、総合で投げたかったなっていう。それだけです。

パンチの手応えって結構良かったと思うんですけど、それでもパンチでのKO勝ちは頭になかった?
石川英司:そうですね。ないです。まぁ、(パンチが)パツ〜ンと相手に入って、フラフラにでもなったらそのまま打撃でいったと思うんですけど・・・。でも投げたかったですね、ホントに。

では、VS井上戦でのご自分の中での反省点って何だったのでしょう?
石川英司:ん〜、まぁ、言ったらきりがないんですけど、1ラウンド目でのアームロックを極めきれなかったことですね。そのぐらいです。

アームロックは手応えはありました?
石川英司:ありました。(相手の腕が)バキバキとはいわなかったですけど。極めれるかなって思ったんですけどね。悔しいです。悔しかったですね。

わかりました。では、勝利しながらもそんな悔しい思いをしたVS井上戦から、1ヶ月半の期間を空けて対戦することになった今回のVS北岡 悟戦。1ヶ月半という、結構短い試合間隔での対戦になりますけど、体調的にはいかがですか?
石川英司:全然問題ないですね。はい。

北岡選手との試合のオファーを聞いた時の心境ってどうでした?
石川英司:「んっ!? 北岡君なの?」みたいな。まぁ、思ってもみなかった相手だったのでちょっとびっくりしましたけど。それで菊田さんに相談したら「いいんじゃない」って。「まぁ、しっかり勝ちなよ」みたいな。そんな感じだったので、「あぁ、いいんだな」って。

石川選手と北岡選手の出会いっていうのはパレストラさんだって聞きましたけど。
石川英司:そうですね。

もちろんお二人ともまだプロじゃない時期だと思いますけど、何年ぐらい前の話になりますか?
石川英司:え〜、4、5年ぐらい前ですかね。

当時一緒に練習したことはあったんですか?
石川英司:練習は・・・あんまり記憶にないですね。多分、したことないですね。ただ面識はありましたけど。

同じ時期に通っていたのに練習する機会がなかったというのは、単純にタイミングが合わなかったか?
石川英司:そうです。そういうのとか・・・。あと体格差とかもあったと思いますけど・・・。でも僕がパレストラに通ってたのはそんなに長くはなかったんですよね。数ヶ月は行ってましたけど。まぁ、でもその後も、プロになってからも一緒に練習したことはあるし。

ではそういう、4、5年前から縁のある北岡選手ですけど、最近の北岡選手をご覧になってていかがです?
石川英司:ん〜、頑張ってるなって感じですね。そのぐらいです。

それはどの辺から感じたりします?
石川英司:試合を観てるとアグレッシブに攻めてるし・・・。

北岡選手とは同級生、同じ学年なんですよね(※石川選手は1979年10月生まれ。北岡選手は1980年2月生まれ)。
石川英司:そうですね。

その辺はやっぱり意識します?
石川英司:しない・・・あんまり関係ないですね。

石川選手の中での北岡選手って、先輩、後輩、同期のどれにあたります?
石川英司:それもあんまり考えてないな〜。何だろうな〜。どれでもないんじゃないですか(苦笑)。ただ・・・ん〜同級生かな。はい。

対戦相手の北岡選手ですが、2月15日(梅田ステラホール)にパンクラスMEGATONの保坂忠広選手と無差別級で対戦しました。あの試合はビデオ等でご覧になりました?
石川英司:はい。見ました。

ご覧になってどう思いました?
石川英司:ん・・・。

当日、45kgぐらいの体重差の中で、真っ向から北岡選手は殴り合いにいってましたけど。
石川英司:あんま・・・参考にはなんなかったですね。

リング上でのファイトスタイルも確かにアグレッシブなんですが、そのある種攻撃的な発言が最近クローズアップされたりと、そっちでもアグレッシブな印象を北岡選手には受けるんですけど、その辺に関してはいかがですか?
石川英司:いや、何だろうな〜。まぁ、頑張ってるなって感じですね。僕も頑張ってるし・・・。そうですね、はい。

では、今回のVS北岡戦に関して、石川選手の中での闘いのテーマっていうのは何でしょうか?
石川英司:僕の中でのテーマは、「15分間攻め続ける」ですかね。まず試合では下がらないってことですね。それはもう決めて。で、前に出て。まぁ、やることはあんまり変んないので、もうガンガン前に出ていきたいですね。はい。

北岡選手の穴は見えてます?
石川英司:見えてます。

ご自分の中で勝利へのシミュレーションもできてる?
石川英司:できてます。

それは結構自信がありますか?
石川英司:あります。でも、何々勝ちとかっていうのはあんまり考えてないんですよね。もちろん一本とかKOできたら良いんですけど。まぁ、そうなれるように、試合がはじまってからガンガンガンガン攻めるって感じですかね。

最近こういうことを意識して練習しているというようなことが何かあれば、お話しできる範囲でお願いします。
石川英司:ん〜、何だろうな〜。より自分が攻撃しやすい構えだったり、スタイルだったりとかっていうのは意識してますけど・・・。それぐらいですかね。

わかりました。では石川選手ご自身の試合から話題を変えて。同じ3/29(月)後楽園ホール大会に、GRABAKAからもう一人選手が出場します。佐藤光芳選手ですけど、最近の佐藤選手をご覧になってていかがですか? 約1年ぶりの復帰戦になりますが。
石川英司:調子は良さそうですけどね。見てて。相変わらずレスリングも強いし。全然問題ないと思います。

石川選手と北岡選手が対戦(第4試合)する前に、第1試合で復帰戦を行うチームメイトの佐藤選手に期待すること、望むことなど何かあればお願いします。
石川英司:ん〜、まぁ、もちろん勝ちは信じてますので。僕も精一杯やりますってことで。

わかりました。では、ガラッと話題を変えてユル〜いお話を。石川選手も収録に参加した『さんまのスーパーからくりTV』(TBS/毎週日曜日、午後7時〜放送)の放送回(3月14日)が終わりましたけど、実際ご自分であの番組をご覧になった感想を。
石川英司:あ〜、え〜、あんまり反響がない(笑)。みんな観てたら僕に連絡下さい(笑)。はい。お願いします(笑)。

登場する機会がもう1回ありますよね(※4月4日放送のスペシャルで登場予定)。
石川英司:はい。そうですね。

では、番組のディレクターの○○さんに一言。
石川英司:はい。その節は大変お世話になりました。ありがとうございました。え〜、何を言えって言うんですか!(笑)、僕に(笑)。またよろしくお願いします(笑)。試合頑張ります!!

ひょっとするとですけど、ボビーさんが3/29後楽園ホール大会にいらっしゃるとか、いらっしゃらないとか?
石川英司:はい、聞きました(笑)。ちょっと、負けたらすごいバカにされそうですよ(笑)。(ボビーさんの真似をしながら)「弱いね〜」とか言って(笑)。そのためにも勝ちます!(笑)。はい。

わかりました(笑)。では最後ですに、今回、石川選手の試合を楽しみにしている皆さん、石川選手の勝利を期待しているファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
石川英司:はい。まぁ、やることはいつもとあんまり変んないですけど、やっぱり今回も前に出て勝ちたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

最後は「モスっ!」でしめましょうか?(笑)
石川英司:(ボビーさんの真似をしながら)モスっ!!



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