パンクラス参戦の経緯から教えて下さい。
キース・ロッケル:アメリカでのパンクラスのアドバイザー、フィリス・リーさんと知り合うきっかけがありまして、彼女からパンクラスを紹介されて、出場したいと伝えたところ運良く参戦が決まりました。

今度対戦する菊田選手についてどのような印象をお持ちですか?
キース・ロッケル:とてもタフで、テクニック面でも優れたファイターだと思います。試合をすればかなり高いレベルの闘いになるでしょう。

対戦が決まる前から菊田選手のことはご存知だったんですか?
キース・ロッケル:全て知っています。どんなファイターなのか?彼の戦績や、アブダビで優勝していることも。ビデオも見ていますし。

やはり寝技に関しては警戒していますか?
キース・ロッケル:彼もグラップラータイプなので、グラップラーVSグラップラーという闘いになるでしょう。作戦次第なので分りませんが、その中で出る打撃が勝敗を分けることになるかも知れません。

日本のリングで闘うというのは、アメリカのリングで闘うのと全然雰囲気が違うと思いますけど、そのことについてはどう思いますか?
キース・ロッケル:昨日(4月20日)来日したばかりで、まだ時差ボケが抜けなくて。海外での試合は時差ボケを克服した上で、自分の本領を発揮しなくてはならないので、まずそこが大きく違いますね。
あとはファンの質がアメリカと日本では違うと聞いてます。自分の試合に対してどういう反応があるのか分らないので、そこが不安であり、また興味もあります。


海外での試合は初めてですか?
キース・ロッケル:そうです、今回が初めてです。

お客さんの反応というところでは、日本のお客さんに何を見せたいのか?どういうところをアピールしたいですか?
キース・ロッケル:ビデオで見る限り、日本のファンは明らかにアメリカのファンと違って落ち着いていて、自分の試合の中で何を評価してくれるのか分りませんが、初めての日本での試合であり、どれだけ自分が受け入れられるかというのは試合を通して確認できると思うので、試合が終わった後で今の質問にはもっと明確に答えられると思います。

38歳になっても格闘技を続けられるそのモチベーションは何でしょう?
キース・ロッケル:日々ハードなトレーニングを重ね、気を抜かずに、情熱を持ってトレーニングしてるからここまで続けられたんだと思います。

アメリカを発つ前にはどんな気分でしたか?
キース・ロッケル:とにかくエキサイティングでしたよ。

最後に、今回の一戦を楽しみにしていらっしゃるファンの皆さんにメッセージをお願いします。
キース・ロッケル:日本のファンは最高だと思いますので、私と菊田選手のテクニック合戦を見て是非楽しんでもらえれば最高だと思います。