■ 日時:7月15日(木) 16:00〜
■ 場所:P'sLAB東京
■ 参加選手:
伊藤崇文(パンクラスism)
山宮恵一郎(パンクラスGRABAKA)
三崎和雄(パンクラスGRABAKA)



試合に向けての意気込みをお願いします。
伊藤崇文:間違いなく打撃でノックアウトを狙ってるので、今日の(公開練習)では手の内は見せてないんですけど、勝つのであれば、確実に打撃でノックアウト狙いでいきたいと思います。でもチャンスは、試合中1回、2回もこないと思うので、寝技の状態になれば寝技でいくし、っていう状態です。まず確実に自分の希望は打撃でノックアウトして、自分のステップアップに繋げていきたいですね。
山宮恵一郎:今回は【3vs3】の対抗戦になってますけど、自分が昨年末にGRABAKAに移籍した最大の理由は、世界の強豪に闘って勝てるような力をつけるためというのが目的というか、気持ちとしてあるので、今回の相手は、そういう意味では決して有名な選手ではないかも知れないんですけど、非常に強い選手なので、そういった意味で絶好の試す場だと思ってます。結果、それでチームの白星として貢献できればいいなと思っています。
三崎和雄:今回は、大将というか、メインに抜擢していただけたので、それに応えるためにもメインに相応しい試合をしたいなと思います。それは、自分が100%の力を出せれば、間違いなくお客さんも満足してもらえるかなと思いますので、試合での拘りはありません。パンチ、寝技、何で決めるという拘りはありません。でも、相手も強い選手だと思いますので、隙はなかなかないと思いますけど、相手が見せた少しの隙を一瞬でついて、パンチか寝技で、その隙を仕留めたいと思います。



山宮選手と伊藤選手は、過去パンクラスに上がったことのある対戦相手ですが、どういった印象を対戦相手に持っていますか?
伊藤崇文:(ヒース・シムズ選手は)基本的にしぶとい選手だと思います。レスリングがベースなんですけど、打撃自体はすごい上手いっていう印象はなかったんですけどね。意外と倒れないなっていう・・・。パンチを結構、過去の2試合でももらってるんですけど、倒れてないので、僕の打撃のほうが過去2戦(の相手)よりも上っていうのを見せられる試合だと思うし。外国人選手と最近全然当たってなかったので、ちょうど自分のやってきたことがどれだけ通用するかっていうのも測れると思いますから、楽しみにしてます。あと、この3人が、山宮とは昔よく練習してたんですけど、三崎と初めて、今日は軽いスパーリングですけど、やっぱいろんなデッカい大会とか、強い選手に勝ってるだけあって、向かい合ったりだとか、触っただけでもすごい力強さを感じたので、ある意味、この3人で、今回良い結果を残せれば、昼間のチーム・グレイシーの3選手にもこの3人で向かっていきたいなっていう気持ちも沸きましたね。
山宮恵一郎:対戦相手のチェール・シェノン選手は、自分が今、お世話になっている郷野選手と一度対戦しているんですけど、試合のVtr観たりだとか、あと本人(郷野選手)に話を聞いたら、デカくて力が強いって言ってたので、ありきたりですけど、デカくて力が強いヤツって分かってるんですけど、あえてパワーで勝負してやろうかと思ってます。とにかく自分の目的、GRABAKAに移籍した目的をもう一度見つめなおすためにも、絶対に勝たなければいけない試合だと思っています。今回対抗戦という形になってますので、意識はしないんですが、結果的にチームが勝って、先ほど伊藤選手が言ったように、この3人でまた新しい敵と試合出来れば良いなと思ってます。



今回「チームである」ということに関して、三崎選手はいかがですか?
三崎和雄:そうですね。僕もismとGRABAKAではチームは違いますけど、伊藤さんには個人的にいつもお世話になっている先輩なんで(笑)、いろんなことを教えてもらってるので(笑)、その辺はすごい親近感というか、選手同士以上に深いものもありますので、またこれを機に、今度また何か深まって、また先を何か掴むことが出来ればなぁと。まずはこの壁を3人で乗り切って、もちろん個人競技なので、1人1人の力を100%発揮して、その結果、みんなの力になれば良いかなと思ってますので、まずは目の前の壁を打ち崩したいですね。

三崎選手は、今回対戦相手が変わってしまいましたが、その点についてはいかがですか?
三崎和雄:ん〜、相手がギリギリで決まるっていうのは、もう結構慣れてるので(苦笑)、その辺は・・・。試合があるってことは決まってたので、しっかり練習もしてきましたし、その影響はないと思います。

山宮選手は、先ほどのスパーリングでスピニングチョークを出していましたが・・・?。
山宮恵一郎:はい。あれは新技の『スピニング山固め』という技です(笑)。こっちが先なんで(笑)。まぁ、当日は『ハッスル4』があるらしいので、そっちにお客さんもたくさん行くと思いますけど、後楽園ホールに来てくれたお客さんには喜んでもらえるような試合を3人でしたいですね。