試合を振り返っていかがですか?
ニルソン・デ・カストロ:大変嬉しいです。ここのところ負けが続いていたので、この勝利でその負けも払拭出来て、これからもっともっと良くなっていきたいと思います。もし、今日の試合をつまらないと思ったお客さんがいたとしたら、自分はもっと良い試合をしていくつもりなので、期待して下さい。そしてクンヤコーチ、フジマール代表に感謝したいと思います。

渡辺選手に関してはどう思いました?
ニルソン・デ・カストロ:すごく良い選手で力がありましたし、リングの中での経験も非常にありそうだなと感じました。明るい未来が待っているのではないかと思います。

次のターゲットは誰になりますか?
ニルソン・デ・カストロ:シュート・ボクセの選手として、こちらから選ぶということはしないで、自分たちの前に現れた人間に対して常に試合をしていこうと思います。

いつも以上に首相撲に拘っていたようですが?
ニルソン・デ・カストロ:首相撲に拘ったわけではなくて、シュート・ボクセにはいろいろな練習方法があって、パンチやキックなどの他にも、当然首相撲からのヒザという攻撃も、シュート・ボクセの中で大切な練習となっています。そのような状況が訪れれば、必ずそうするようにしてきています。今日のようにそのような状況が現れたので、こうしてヒザを使ったということです。

来月も日本で試合ですが、連戦に問題はありませんか?
ニルソン・デ・カストロ:全然問題ありません。今から次に向かっています。

渡辺選手の闘い方に関してはどう思いますか?
ニルソン・デ・カストロ:彼の回って回ってという戦略は良かったと思います。自分のことを研究されているなという印象を受けましたが、近くに行ける機会を逃さずに出来ました。非常に良いファイターですけど、チャンスを掴めて良かったと思います。

9月のシュートボクシングでは、ヒジ有りルールなどがありますが、対応に問題はありませんか?
ニルソン・デ・カストロ:シュート・ボクセに入った時から、ヒジを使った練習はしていますし、ヒジが有るようなルールも、何試合も経験していますので、それが自分に何か影響を及ぼすということはありません。

過去、シュートボクシングではシュート・ボクセの選手は勝利を挙げていませんけど?
ニルソン・デ・カストロ:最初の勝利者になります。

では、日本のファンの皆さんにメッセージを。
ニルソン・デ・カストロ:日本に来る度に、非常に名誉を感じています。日本のファンの皆さんの対応には感謝しています。今度対戦するオーストラリア人は、日本の選手を2人倒しているらしいですが、是非自分はそのオーストラリア人を倒して、日本のためとブラジルのために勝利をあげたいと思います。

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