2004年『ネオブラッド・トーナメント』ライト級で準優勝したNUKINPO!選手ですが、決勝までに、一回戦と準決勝を勝ち抜いて来たということで、先ずはその2試合について振り返っていただきたいと思います。最初に、5月に行われた一回戦でのVS佐藤 力(SKアブソリュート)戦からお願いします。
NUKINPO!:膠着大王との噂通り、僕の色が消されてしまう展開で非常にやりづらかったですね。最初に僕が攻めていて、投げるチャンスもあったんですけど、それを防がれてから倒すチャンスが全然作れなかったです。

では、7月・後楽園ホール大会【DAY TIME】で行われた、準決勝のVS宮田卓郎(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)戦について。
NUKINPO!:柔術の選手で寝技を得意としていて、僕より身長もリーチも長かったのでやりづらかったです。でも、僕も柔術の人と練習してきたので、タックルで上を取った時に、下から仕掛けてくる攻撃がわかっていたので、防ぐことが出来ました。

では最後に、同門の大場裕司選手(P'sLAB東京)と争った決勝戦について。
NUKINPO!:「遂に来てしまったか!」という感じでした。普段からスパーリングとかやってたので、非情になりきれなかった部分がありましたね。そこが敗因です。あとでビデオで見たんですけど、大場さんはヒザで僕をダウンした後も、追い討ちのパウンドをやってきたから非情でしたね。そういう意味では、大場さんの方がこの試合に対する意識が自分以上に高かったと思います。

今回の対戦相手である井上和浩選手(インプレス)は、元・プロ修斗の世界ランカーという実績をひっさげてパンクラスに乗り込んで来ますが、迎え撃つNUKINPO!選手は、現在どのような心境ですか?
NUKINPO!:映像を見てないのでよくわからないんですけど、レスリングが強そうな選手だなって感じです。元・修斗の世界ランカーということで凄いと思いますが、自分らしく闘おうと思ってます。しっかりやれれば勝てると思います。

「俺がパンクラスのライト級を守る!」という、お気持ちはありますか?
NUKINPO!:そうですね。はい、あります。

今回の試合では何を見せたいと思ってますか? また、どんな試合をしたいと思ってますか?
NUKINPO!:僕らしい闘いを見せたいですね。僕がパワーでねじ伏せるような試合展開にしたいです。

それでは最後に、NUKINPO!選手を応援して下さるファンの皆さんへメッセージをお願いします。
NUKINPO!:一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします。“喰ってやる!”。

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