前回の参戦(2003年1月・後楽園ホール)から約1年9ヶ月振りのパンクラス参戦となりますが、今回はメインイベントに登場ということで、今の率直なお気持ちを教えて下さい。
岡見勇信:デビュー前からパンクラスを知っていて、ちょうどデビューの年に良いタイミングでパンクラスに出場出来たんです。今回もまた、前回の参戦からいろいろ試合をしてきて、良いタイミングと言うか、全てが良い環境の中で試合が出来るなという気持ちでいます。

前回の参戦以降、『PRIDE武士道〜其の弐〜』、『スーパーブロウル』等での活躍が目を惹くところですが、これらの試合について振り返ってみてお話いただけますか?
岡見勇信:『PRIDE武士道〜其の弐〜』は、とにかく何が何でも勝たなくちゃいけない試合だったので、勝てて良かったです。まぁ、判定が出る前にある程度は勝てたかなという実感もありましたし。『スーパーブロウル』の方は、結果は負けということですけど、外国人選手と渡り合っていけるという感じは掴めました。やりたいことは出来たので、自分が成長出来た試合だと思っています。自分の精神的に弱い部分がわかったので、次に繋げられるという自信になりましたね。

現在のコンディションはいかがですか?
岡見勇信:良いですね。いつでも試合が出来るコンディションです。

今回の対戦相手である石川英司選手(パンクラスGRABAKA)の印象はいかがですか?
岡見勇信:スタンドでは前に出て追い詰めて、組んでから倒してパウンドという印象の選手ですね。自分もパウンドでいこうとか、あんまりそういうことを意識し過ぎちゃうとやりにくくなってしまうんですけど、お客さんが期待するなら出したいですね。でも、試合の流れの中で出せたらという感じですね。無理やり出すつもりはないので、いろいろ考えながらいきたいと思います。

現在、国内では無敗の岡見選手ですが、昨年から負けなしの石川選手を相手にどんな試合をしたいと思っていますか?
岡見勇信:後楽園のメインということですけど、自分は後楽園ホールっていう会場は特別に感じるんですよ。どこからでも良く見える会場でもあるし。だから石川選手と後楽園で試合出来るのが楽しみですね。お互いにアグレッシブに熱い試合が石川選手となら出来ると思っています。

岡見選手の描く理想的な勝ち方はどういうものでしょうか?
岡見勇信:どんな技で決めたいというようなことは全く考えてなくて、今回の試合に関しては、流れの中で体の反応にまかせてみたいというのがあるので、試合になってみないとわからないですね。

この試合に勝利して、次に考えていることは?
岡見勇信:とにかく強い選手と闘いたいですね。石川選手に勝ったら必然的に強い人たちと闘うようになるでしょうけど。パンクラスなら三崎和雄選手(パンクラスGRABAKA)とネイサン・マーコート選手(ハイ・アルティチュード)の勝者に挑戦してみたいですね。とにかく強い人と闘って、自分を成長させていきたいです。

パンクラスへの継続参戦についてはいかがですか?
岡見勇信:相手によります。今回も石川選手だったからオファーを受けましたし。自分の闘いたい選手となら是非出たいです。

パンクラスで他に興味を持っている選手や対戦してみたい選手は?
岡見勇信:三崎選手には興味がありますね。強い選手ですから。

それでは最後に、岡見選手の試合を楽しみにしていらっしゃるファンの皆さんへメッセージをお願いします。
岡見勇信:今回の石川選手との試合に期待している方もいると思います。勝ちにも拘りますけど、今回ほどお客さんを強く意識したことってないんですよ。だからお客さんを熱くさせる試合にしたいと思いますので、楽しみにしていて下さい。

岡見勇信選手database