尾崎社長:皆さんからご質問を受ける前に、今回の鈴木選手に対する事ですが(※第4試合に出場した佐藤光留選手が、試合後、リングから鈴木選手に対戦表明。それを赤コーナーの花道奥で見ていた鈴木選手が、花道を引き上げてくる佐藤選手に、殴る蹴るの行為を加え、乱闘騒ぎになったこと)、どんな理由があろうと、試合を終えた選手に対して暴行を振るったという事は、許されるものでは無いと言う事で、先程、口頭にて厳重注意をしました。ただ、口頭での厳重注意だけでおさまる様な軽いものではないという判断の元、後日処罰を決めて発表したいと思っております。相当重い処罰になると思います。何かご質問はありますか?

佐藤(光留)選手が、その前に(鈴木選手を)挑発してましたが、それを考慮に入れても、あの行為は駄目だと言う事ですか?
尾崎社長:そうですね。選手がアピールするという事は、ある面、パンクラスのリングではプロとして許されていると思いますし、その内容に関して、処罰するべき程のものとは私は思っておりません。それよりも、鈴木選手の行為の方が重いという判断ですね。

処分の可能性としては?
尾崎社長:まだ、これから決めようと思ってますけど、そんなに軽い処罰にするつもりは無いです。

佐藤選手は(鈴木選手との対戦を)「NKホールで」と言ってましたが、その可能性はありますか。
尾崎社長:アピールすれば、会社が何でも許すとは限りません。アピールするのは構いませんが、それが必ずしも実行に移されるとは限りません。NKホールのカードは、発表がまだのものに関しても、ほぼ決定をしつつありますので、現時点で言える事は、このカードは無いと言う事です。

NKホール大会のカードは、あと何試合を予定していますか?
尾崎社長:全8試合になります。

長谷川(秀彦)選手がウェルター級のタイトルに挑戦したいと言ってましたが、この件はいかがですか?
尾崎社長:マッチメークをしてるのがうちの常務なので、相談しながら決めているところなので、それは考慮に入れますが、先ほどお話した様に、決定しているカードを動かさない形での、微妙な言い方してますけど、可能性はあるかも知れません。

何か隠し玉的なものはあるのでしょうか?
尾崎社長:近々発表しますので、もうちょっと待ってて下さい(笑)。面白いカードを発表出来ると思ってます。

伊藤(崇文)選手が「キックで試合をしたい」と言ってましたが、それに関してはいかがですか。
尾崎社長:それは本人から、前から聞いている事だったので。本当は勝って言いたかったのでしょうけど。伊藤選手というのは、皆さんのイメージでも寝技というのがあると思いますけど、それを彼なりに、やりたかったと思います。道場長になってから、責任感というのが相当出てきたのではないかなと、そう思います。いろいろ本人は、私たちがまだ把握しきれてないところでのガッツがあると思いますので、全てでは無いと思いますが、それは前から聞いてました。本人の希望に沿うかたちで、会社としては動きたいなと思います。

他団体でキックの試合に出場するのか、パンクラス内でやるのかということに関してはいかがですか。
尾崎社長:パンクラスの中で出来ない事はないですが、過去にやってますけど、本人と相談してですが、私は外に出したいですね。