11/7(日)東京ベイNKホール対戦カード発表会見
・日 時:8月30日(月)
・場 所:P'sLAB東京
・出席者:尾崎允実(株)ワールドパンクラスクリエイト代表取締役社長

第5代ミドル級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3ラウンド
初代・第3代ミドル級王者/現ランキング1位
ネイサン・マーコート
(ハイ・アルティチュード)
ランキング3位
三崎和雄
(パンクラスGRABAKA)

尾崎社長:11月7日(日)東京ベイNKホール大会に関しての発表をさせていただきます。1つ対戦カードが決まりました。ミドル級、ヒカルド・アルメイダ選手のタイトル返上に基づきまして、王座決定戦を行いたいと思います。対戦する両名は、ランキング1位のネイサン・マーコート選手と、3位の三崎和雄選手。パンクラスと致しましては、11月7日のNKホール大会は、複数のタイトルマッチを予定しております。そこで、会場となる東京ベイNKホールに関してちょっとお話しさせていただきます。ご存知のように、1993年9月にパンクラスが旗揚げ戦を行った会場はNKホールでした。その後、何度か節目節目でNKホールでの興行を行って参りましたけど、皆さんご存知だと思いますが、このパンクラス発祥の地であるNKホールが、来年の6月をもって閉鎖になってしまうということで、実は今年、パンクラスはNKホールを予定して無かったのですが、急遽、その記念すべき会場でパンクラスの大会を開きたいなと思いまして、このスケジュールとなりました。結構、パンクラスの会社としましても選手としましても、NKホールというのは思い出深き会場でありまして、思えば、バス・ルッテンvs船木誠勝という、手前味噌ですが名勝負があったのもこの会場でした(1996年9月)。ですから、11月7日はパンクラスとしましても『ありがとう、NKホール』ということで、記念すべき大会にしたいなと思っております。宜しくお願い致します。

『ありがとう、NKホール』というのは大会名になりますか?
尾崎社長:いや、今言っただけなんですけどね(笑)。結構、あの〜、感慨深いんですよ。東京ベイNKホールという会場は。僕の気持ちとして言っただけですね。

NKホールゆかりの選手などは登場するのでしょうか?
尾崎社長:参考にさせていただきます(笑)。ただ、タイトルマッチを中心に考えたいなという気持ちはやっぱありますね。それぐらい思い入れの深い会場だと思っていますので。

タイトルマッチは、他にはどの階級で考えていますか?
尾崎社長:とりあえず、全部の階級でタイトルマッチが出来る状態か、もしくは一番大事なのは、ファンの方が望んでいる試合っていうのをやっぱり第一条件にして、それから決めていきたいと思います。それで随時発表していきたいと思っています。

ジョシュ・バーネット選手の(無差別級タイトルの)防衛戦も考えられますか?
尾崎社長:そうですね。ジョシュ選手のスケジュールも考えながらやっていきたいと思いますね。韓国で飛んだカードもありますし、それも含めていろいろと考えていきたいなと思っています。

ミドル級のタイトルマッチですが、ランキング2位の竹内出選手ではなく、3位の三崎選手が今回選ばれたのは何故でしょうか?
尾崎社長:竹内選手ももちろん候補に入っていました。ですが、今一番望まれるカードをちょっとやりたかったなというのがあります。竹内選手もおそらく次の挑戦者の第一候補になっていますので、そのへんは竹内選手が所属するSKアブソリュートさんにもお話ししています。竹内選手はマーコート選手の防衛戦で一度対戦していますので(2003年3月)、ちょっと今回ははずれてもらいました。三崎選手は一度マーコート選手に負けていますが(2002年3月)、アクシデントもあったということで、今一番ファンの方が望んでいるカードを。竹内選手は先ほどお話ししたように、次の挑戦者の第一候補に間違いなくなっています。

スーパーヘビー級のタイトルに関してはいかがですか?
尾崎社長:実はそれも考えておりまして、ライト級、フェザー級に関しては、下からトーナメントで、タイトルとランキングを決めていきたいというのがありますけど、スーパーヘビー級に関しては、ちょっと固まってきたっていうのがあるので。ですから、スーパーヘビー級に関しましては、今、ちょっと考えているところです。