井上克也選手のことはどの程度ご存知ですか?
ヒース・シムズ:予備知識としては、レスリング出身のレスラー・タイプだというイメージを持っていましたが、井上選手のパンクラスでの一番最後の試合(2004年11月7日、東京ベイNKホールでの北岡 悟戦)をビデオで観たんですけど、凄く打撃が上手くて、しかもスピードがあって強いという印象が残りました。寝ても良し、立っても良しという、オールラウンド・ファイターだなという印象を持ちました。決して相手を過小評価していたわけではありませんが、何でも出来る選手であれば、なお更心してかからないと簡単には勝てない相手だなという印象も同時に持ちました。

自分のスタイルと似ているという感じですか?
ヒース・シムズ:井上選手も私もレスリング出身ということではありますが、かと言って、同じタイプの選手というわけではなく、これはハッキリと言っておきたいのですが、レスリングの技術にしろ、打撃の技術にしろ、私の方が断然上回っているので、勝てる自信は勿論あります。逆に井上選手がちょっとでも油断しようものなら、すぐに私の技でしとめられる可能性を試合中随所で見ることが出来ると思いますので、井上選手には「注意しておけよ」と言っておきたいと思います。過去に柔術タイプの選手とか、レスリング・タイプの選手、ストライカーと、色んなタイプの選手と試合をしてきましたが、私のメリットの一つとしては、どんなタイプの選手でも噛み合うような試合が出来るという自信がありますので、先ほど井上選手に対して「用心しろ」という発言をしましたが、勝てる自信は充分に持っています。

日本で井上選手は“和製カレリン”と呼ばれていますが、それについてはどう思いますか?
ヒース・シムズ:実はロシアでカレリン選手の練習風景を見たこともありますし、一緒に組み合ったこともあるのですが、ちょっと“和製カレリン”というのは大ゲサ過ぎるのではないかと思います。井上選手の試合をたくさん見たわけではないですが、まさかそのレベルまでは達してないと思います。

カレリン選手から何か学んだことはありますか?
ヒース・シムズ:今日、公開練習でパートナーを務めてくれたダン・ヘンダーソン選手と一緒に、年に4回から5回ぐらい、ロシア・チームとの交流の機会がありましたが、今日も公開練習でちょっと見せましたが、その時にカレリン選手のリバース・リフトというスープレックス系の技を見てコピーしました。

シドニー・オリンピックでは?
ヒース・シムズ:2000年のシドニーでは、一回戦で永田克彦選手と対戦して、その時は永田選手が勝ちました。

練習ではダン・ヘンダーソン選手を投げていましたが、スープレックスでは何kgぐらいまでの選手なら投げることが出来そうですか?
ヒース・シムズ:100kg近い相手でも投げようと思えば投げられます。

ルーロン・ガードナー選手はどうですか?
ヒース・シムズ:先ず、その前に手が(胴に)回らないですよ(笑)。

今回、ウェルター級のトーナメントということで、ご自身の中でのプランは?
ヒース・シムズ:4人トーナメントということで、残りの3選手も非常に技術も高いし、実力者だということで、決して楽なトーナメントにはならないと思っていますが、それは新王者を決めるという意味のある闘いでチャンピオンになりたいということを、私は常々言ってきたので、その夢を叶えるためには決して負けられないし、タイトルは自分の腰に巻きたいと思っています。

シムズ選手にとって、パンクラスのタイトルはどんな意味を持つのでしょうか?
ヒース・シムズ:長いパンクラスの歴史の中で色んなチャンピオンが誕生し、その顔ぶれを見ると、錚々たるメンバーが過去にチャンピオンになっていて、その中の一人に自分が含まれるというのは凄い光栄なことですし、タイトルを手中にするのであれば、そういう意味のあるタイトルを保持していた方が誇りにもなるし、光栄にも思えます。このタイトルには固執していますし、必ず自分の手中に収めたいと思います。

今回、メインイベントの赤コーナーから登場しますが、ファンの声援も大きいと思います。そういうファンの皆さんへメッセージをお願いします。
ヒース・シムズ:先ず、お客さんに満足してもらえるような試合をすることはお約束します。そして、なるべく早くこの試合を終えて、1分でも1秒でもなるべく早く次の決定戦に向けて備えたいと思っています。勿論試合は頑張りますので、応援して下さい。

ヒース・シムズ選手database






今回対戦する佐藤光芳選手についてはどの程度ご存知ですか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:佐藤選手のことをよく理解しているということはありません。ただ、1度だけ彼が負けた試合を観たことがあります。それぐらいです。

その試合を観て、どういう印象を持ちましたか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:(印象というよりも)どんな選手であれ、自分が負けないように頑張らなくてはいけないと思っています。

佐藤選手はレスリング出身の選手ですが、そういう選手に対して、どういう闘い方をするのでしょうか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:グラップリングの闘いを出来るだけ避けながら、キックとか色んな技を使っていきたいと思います。

勝つ自信は?
ケステゥシャス・アルボーシャス:自信がなければ試合には出ないと思います。

昨年12月にパンクラスを経験して、今回が2度目ということでやりやすさは感じますか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:前回よりも簡単に試合が出来るというわけではありませんが、パンクラスの試合がどういうものかというのは分かってますので、前回よりもある程度は自由に闘えるのではないかと思います。

空手だけの練習は続けていますか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:空手だけということはありません。士道館という団体では柔術の練習も合わせてやっています。空手、キックボクシング、そしてミックス・ファイトです。

空手のどういうところが好きですか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:空手は伝統あるスポーツです。心の準備も必要で、それに対して自分がどのような姿勢で臨むかという部分が好きです。

パンクラスの試合で空手の技術は役に立ちますか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:士道館では3つの技術を学んでいますが、その中の一つが空手ですので、役に立っていると思います。しかし、最初からどういう技術を使うかというのも大事ですが、その時の相手に合わせて技術を使い分けるというのも大事だと思っています。

今後、パンクラスに参戦していく上で、最終的な目標はやはりタイトルでしょうか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:一番上のレベルを目指しています。

では、最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。
ケステゥシャス・アルボーシャス:美しい闘いが出来るよう、一生懸命頑張りたいと思います。

ケステゥシャス・アルボーシャス選手database