いよいよ明後日に迫った5月1日(日)横浜文化体育館大会のメインイベントで、ネイサン・マーコート選手(ハイ・アルティチュード)が保持するミドル級王座に挑む竹内 出選手(SKアブソリュート)。先ほどそのミドル級タイトルマッチの調印式を終えたばかりですが、実際にマーコート選手をご覧になってどんなお気持ちでしたか?
竹内出:ん〜、まぁ、いよいよ試合だなって感じです。

現在のコンディションはいかがでしょうか?
竹内出:いつも通りですね。

2003年3月(ディファ有明)の2度目のvsネイサン・マーコート戦(ミドル級タイトルマッチ)に敗れて以降、パンクラスでは6戦4勝2敗と無敗のままランキング1位を守り続けてきた竹内選手ですが、2年2ヶ月を経て、遂にマーコート選手が持つミドル級タイトルへの挑戦が再び決定しました。タイトルマッチが決まった時の心境はいかがでした?
竹内出:やっと決まったなって思いましたよ。やりたかったですから。

昨年11月(東京ベイNKホール)にマーコート選手と三崎和雄選手(パンクラスGRABAKA)がミドル級王座を賭けて対戦し、そこでマーコート選手が勝利して第5代ミドル級王者になりましたが、あの一戦を竹内選手はどのようにご覧になってましたか?
竹内出:打撃が伸びている三崎選手を、マーコート選手は打撃で倒したから、それはすごいなって思いましたよ。レベルが。

「マーコートvs三崎戦の勝者に自分が」というお気持があったと思いますが、やはりそういう視線で試合はご覧になってました?
竹内出:まぁ、どんな動きをするのかな?って感じで観てたと思いますけど。でも、僕は三崎選手と同じ動きをするわけじゃないから、そこまで自分を重ねてはいないですね。

自分が挑むであろう相手がマーコート選手に決まった時はいかがでした?
竹内出:それはまぁ、2年前にやられているってこともあるので、そういう意味でも対戦したい相手でしたからね。

対戦したかった相手とのタイトルマッチが、横浜大会のメインで行われるということに関してはいかがですか?
竹内出:僕を応援してくれる人もたくさん来るので、みんなが喜ぶような結果と内容、良い試合をしたいと思っています。

今回のvsマーコート戦、ミドル級タイトルマッチに、竹内選手はご自分にどんなことを課して臨むのでしょうか?
竹内出:まぁ、チャレンジャーなので挑む気持ちで向かっていって、最後まで諦めずに頑張ろうと思っています。

昨年11月のvs三崎和雄戦がマーコート選手の前回に試合になりますが、それから半年という期間が空いています。この半年間に関しては、マーコート選手のデータ的なものが全くない状況ではありますが、その辺は気になりませんか?
竹内出:いや、特には。半年間試合をしてなかったことも良く知らなかったので。

では、先ほどの調印式で、「ベルトを獲った後のことは今回勝ってから考える」とおっしゃっていましたが、竹内選手が理想とするファイター像というのはどんな感じをイメージしていますか?
竹内出:オールラウンドファイターです。打撃も出来て、投げも強くて寝技も出来る。

ファイターとして、どこまで昇っていきたいと考えていますか?
竹内出:僕はパンクラスで一番になりたいですね。

その先にイメージしているものは?
竹内出:今はないですね。

わかりました。では、これで最後です。今回の竹内選手の試合を楽しみにしている皆さん、そして竹内選手を応援しているファンの皆さんへメッセージをお願いします。
竹内出:さっき言ったように、最後まで諦めずに、何とか勝って応援してくれる人を喜ばせたいと思います。

勝利した後のマイクアピールはいかがでしょうか?
竹内出:それはわからないです(苦笑)。

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