5/1(日)横浜大会、ミドル級&ウェルター級タイトルマッチ調印式
■ 日時 :4月29日(金)15:00〜
■ 場所 :P'sLAB東京
■ 出席者:
ネイサン・マーコート選手(ハイ・アルティチュード)
竹内出選手(SKアブソリュート)
井上克也選手(和術慧舟會RJW)
アライケンジ選手(パンクラス)
持田 優:キング・オブ・パンクラス実行委員会コミッショナー
坂本 靖:株式会社ワールドパンクラスクリエイト常務取締役






ウェルター級タイトルマッチ出場井上克也選手、アライケンジ選手のコメント



アライケンジ:タイトルマッチということなんですけど、特にタイトルには拘ってなくて。強い選手に勝ちたいということを、僕はいつも課題として持っているので。その強い井上選手と試合が出来て、しかも横浜文体という大きな大会で出来るということを光栄に思います。自分らしい試合をして、自分をしっかり表現して、なおかつKOで勝ちたいと思います。

井上克也:今回はランキングは10位のアライ選手との対戦なんですが、前の試合を見た感じでは、他のランキング上位の選手と差は無い選手だと思っているし、むしろ打撃面ではトップクラスだと思っています。自分も全力で行って、打撃と投げ技と寝技、全部を出せる試合で勝ちたいと思います。



井上選手、アライ選手の質疑応答

相手の一番警戒するところは?
アライケンジ:まずパンチ、あとは4つ組の時ですね。まぁ、全部じゃないですかね。別にどこかが劣っているとか全く思わないので。全てにおいて優れた選手だと思っているので、全ての面で気は抜けないと思っています。
井上克也:打撃を警戒するのはもちろんですけど、組み際とか倒し際とか、ヒザの使い方も上手かったので、組んでからのヒザとか、そういうのも警戒して、あとは打撃も警戒したいと思います。

このタイトルマッチに向けてどんな練習を重ねてきましたか?
アライケンジ:前の試合で両拳を痛めてしまったので、暫くミット打ちとか打撃の練習が全く出来なくて。拳が治ってからは、ミットでパンチの方に力を入れて練習をしてきました。あと、やっぱり野沢(洋之)戦の時にも思ったんですけど、自分が掴みかけているペースをキープ出来ないのは、自分の攻めが足りなかったんだなと思ったので、スタミナ面をかなり強化する練習をしてきました。

拳が使えなかったのはどれぐらいの期間ですか?
アライケンジ:1ヶ月ぐらいまず出来なくて、やり始めたらまた痛めてみたいな感じで。でも不安はないです。

井上選手はどんな練習を?
井上克也:自分は前回の試合でも大したケガもなく勝てたので、普段通りに、特に変わった練習をすることもなく精一杯やってきました。

相手が変わったことで気持ちの切り替えとかは?
井上克也:最初はちょっと戸惑いみたいなことはあったんですけど、そんなに「この選手とやるからこういう練習をしよう」というようなことはなくて、とりあえずスパーリング中心でグラウンドもスタンドもやって来たので、スタミナ面も大丈夫だと思います。

打撃を警戒しているとおっしゃってましたが、グラウンドに持ち込みたい?
井上克也:まぁ、そうですね。最初は自分も打撃でいきたいと思うので。理想的なのは投げてテイクダウンして、最後はパウンドか関節で決めるのが、自分のやりたい試合ですね。

アライ選手は新チームになって初戦ですが、特別な意気込みはありますか?
アライケンジ:新チームになってからの僕の初戦で、あと、今年1発目ということもあるので、ここでコケられないというのはあります。でも、どの試合もいつもそうなんですけど、特に負けられないなというのはあります。

ちなみにその新チームの名前は決まりました?
アライケンジ:まだ決まってないです(苦笑)。

井上選手は暫定王者ということですが、今回流れたvs北岡(悟)戦は改めてやりたいと思いますか?
井上克也:一応不戦勝ですが、それでも2回も勝ってるので、そのまま即北岡選手というのはあまり納得がいかないですね。北岡選手が何らかの結果を出して、試合に勝って、それから対戦ということにしてもらいたいというのはあります。



ミドル級タイトルマッチ出場:ネイサン・マーコート選手、竹内 出選手のコメント



竹内出:まず、2度までも僕の挑戦を受けてくれた王者と、2度目のチャンスをくれたパンクラスに感謝します。今回、3度目の対決で横浜文体のメインという、良い舞台を用意してもらったので、メインに相応しい試合をして、自分も納得する結果を出したいと思います。
ネイサン・マーコート:今回、竹内選手との試合が決まり、非常にワクワクしています。戦績を見ると、初対戦の時には残念ながら私が判定負けしてしまいましたが、その次の試合では私がKO勝利しています。その後、お互いに試合を重ね、タイプの違うファイターになっていると思います。ですが、私の方が精神的にも肉低的にも戦略的にも、全て彼を上回っていると信じていますので、皆様の前で必ず良い結果を見せることが出来る試合をお約束します。



マーコート選手、竹内選手の質疑応答

竹内選手は、前回マーコート選手に負けてリベンジをテーマにしてきたと思いますが、その間に自分が得たものは何かありますか?
竹内出:前回初めてKO負けして、もちろん打撃の練習はしっかりやってきたつもりですし、もちろん組み技もレベルアップしたと思っています。

マーコート選手をご覧になって、前回との違いは?
竹内出:どの選手も同じ試合というのはやらないので。あれから何戦も見させてもらってますけど、強くなっているなとは感じます。全体的に。

マーコート選手は、竹内選手のようなタイプは闘いやすいですか? それとも闘い難いですか?
ネイサン・マーコート:過去の戦績も違いますが、竹内選手と私はファイターとして異なったタイプだと感じています。前回竹内選手は私にKO負けしましたが、それで打撃を強化しなくてはと彼は学んだと思います。打撃に対する練習も強化してるでしょうし、そういう部分を察知しながら、この試合に対する準備を進めてきました。先ほども言いましたが、タイプの違う選手ということで、闘いやすさ、闘い難さは無いですが、ただ言えるのは、竹内選手と過去に2戦しているということで、それが何らかの参考にはなると思います。

マーコート選手の髪型は、サッカーのベッカム選手に似ていると思いますが、それは意識していますか?
ネイサン・マーコート:ベッカム選手を意識したことはありませんが、私の姉が美容師で、彼女に「何か格好良い髪形はない?」とお願いしたところ、こうなりました(笑)。

この試合に勝った後の目標や展望は何かありますか?
竹内出:ベルトを獲ってから考えます。
ネイサン・マーコート:竹内選手は非常にタフで強敵であり、難敵ですので、まずはそれに集中して、その次のことはそれが終わってから考えたいと思っています。