update:08.25
PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR 10.02 横浜文化体育館大会
菊田早苗選手欠場記者会見




■ 日 時:8月25日(木) 16:00〜
■ 場 所:P'sLAB東京
■ 出席者:
・菊田早苗選手(GRABAKA/ライトヘビー級1位)
・坂本靖 株式会社ワールドパンクラスクリエイト 常務取締役



坂本常務:10月2日横浜文化体育館大会、近藤有己選手とタイトルマッチ予定でした菊田選手ですが、練習中の怪我ということで、今大会を欠場することになりました。この一戦は非常に反響も大きく、リリースを流して終わりというわけにはいかないような試合ですので、菊田選手も非常に辛い思いとは思うのですが、こちらに来てもらいまして、会見という形をとらせていただきました。怪我の連絡があったのは先週なのですが、そこから菊田選手のほうで、いろいろドクターと検査、治療等あったのですが、昨日、最終的に10月2日は不可能だという結論がドクターのほうから出まして、菊田選手もそれを苦渋の思いで承諾し、弊社のほうに連絡があり、弊社のほうでも至急で申し訳ないですが会見ということで発表いたします、ということが今日までの流れになっています。

菊田早苗:この度は、パンクラス、その他関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。先週の練習中に、マットがちょっと汗でスリップして、その時に内側靱帯をバキッという感じで、はがれるような感じになってしまいました。特にものすごく(過度に)力をこめてたとか、気を抜いていたということもなく、本当に集中して練習をしていただけなんですけれども、突然のことで、自分自身が一番びっくりしております。それで、今お話にあったように、先週、治療らしい治療はできなかったんですけど、昨日またドクターに見てもらって、状況を見てもらったんですけど、全治最低2ヶ月かかるということで、10月の試合が間に合わなくなりました。内側靱帯の完全断裂ではないんですけど、内側靱帯部分断裂ということで、伸びきっちゃてるという状態で出血しているという状況です。

怪我をした正確な日にちは?
菊田早苗:先週の火曜日(8/16)です。

スパーリング中ですか?
菊田早苗:組技のスパーリング中に立ち技やっているときに、投げられそうになったのでふんばって足を出したら、そのまま汗ですべって膝が曲がっちゃったというか。

熱望した試合が中止になったことに関しては?
菊田早苗:(怪我を)やったときは、自分で望んで決まった試合だし、何がなんでも試合したかったんで、非常に大ショックだったし、怪我の前まではものすごく精神的にも肉体的にも充実していて、一番いい状態で戦えるなって思っていたんで、非常にショックだったんですけど、これで終わりと考えると辛いので、希望としては、延期ということで、今年中に必ずタイミングを見てやりたいと思っています。タイトルマッチとか、場所とか、そういうのは全然関係無しで、とにかく近藤選手とのリマッチというのを今年中にやりたいと思っています。もともとが10月前半の試合の予定だったんで、今年中と言っても2〜3ヶ月の間でやりたいと思っています。

坂本常務:かなりちょっといろんな方面から考えないといけないというのがありまして、全治2ヶ月ということで、年内試合可能なのかという所が1つあります。また、興行のスケジュールとなると、次は11月4日の後楽園、その次が12月4日のディファ有明になりますので、果たしてそこで近藤-菊田戦を行うのかというと、ちょっと興行的な立場から言ってクエスチョンマークがついてしまうと。何しろ昨日の今日なので、結論としては出てないんですが、案としては、例えば別の会場を取ってしまって、そこでワンマッチのみでやってしまう、という案も出てはいます。近藤選手も菊田選手との試合を特別に感じていますので、万全になって試合ができるのであれば、いつでもかまわないとは言っていました。会社としても、来年というよりは、できれば年内でやりたいと。この試合を楽しみにしてくれているファンも非常に多くて、チケットの申し込みもかなりの枚数になっていますので、そういう方になるべく年を越さずに年内で試合を見せてあげたいと考えています。最終的な結論は、実行委員会、会社的な話になってしまうんですが、各方面と調整して、早急に出したいと思っています。

10月2日の近藤選手の相手に関しては?
坂本常務:全治2ヶ月という微妙なところがありまして、来年以降にリマッチということであれば、近藤選手の試合はタイトルマッチとして考えるというところもあるんですが、年内に菊田選手との試合が可能ということであれば、10月にタイトルマッチをしてしまうと、もし12月に試合となると2連続でタイトルマッチになってしまいます。ただ、10月2日のタイトルマッチを期待している方も多いと思いますので、そのへんがまだ最終的な結論は出ていません。しかし、早い段階で対戦相手は確定したいと思っていますので、9月の初旬には決定して発表したいと思っています。