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川村亮:(インタビュー前に)KOは何分ですかね?
1分15秒です。

今の気分は?
川村亮:目標というか、獲らなければならないものだったので、取り敢えず獲る目標は達成できたから、そういう感じとこれからまた戦っていく中で課題もありますし反省もありますので、そっちの方が大きいかもしれないですね。このままやっていくうちでまだまだ今のままじゃダメだと思うので、その方が大きいかもしれないですね。

反省はどの辺りが?
川村亮:やっぱり打撃に関しても練習してきたことが出るには出たんですけど、完璧じゃないのが反省点です。ここまで出す、ここまで行くっていうのはあるんですけど、まだ流れが出てないっていうのが…。あと、パンチもまったくもらってないわけじゃないので。その1発が上に上がると命取りになると思うんで。そういうのが反省が多いですね。

すごい集中しているように見えたが。
川村亮:まぁ、実際一回やっていますし、どういう風になるかわかってますので。相手に合わせたらダメだと思いますんで、自分のリズムでいくと。自分が倒しにいくという気持ちで行きました。

フィニッシュタイムを気にしていたのはなるべく早くとか考えていた?
川村亮:早くっていうのは自分の中でスイッチが入るのが遅かったんで、最初から前回でいくっていうのはもっと意識したいと思いました。時間を意識したっていうわけじゃないんですけど、最初から全開でカーンっと。そうじゃないと、実際今日の場合僕がメインでやっていましたけど、普通に試合をしたら僕がメインをやった意味がないんで。僕ができることといったら最初から全開でいく、必死になって倒しにいくというのが僕の出せる物だと思うんで、メインだから特別なことをやれって言われてもできないので。まぁ今の状況だとわからないですよね。僕にそういうメインを締める力がないと思うんで、必死になって何も考えずにやるのが僕なりのメインの締め方だと思うんで。それを意識してやりました。

その意味でメインの仕事はできた?
川村亮:それはお客さんが決めることですね。自分がどうこう言うことじゃなくて、お客さんが見てどうか、ですね。よかったのか悪かったのか、色々あると思います。見て、アレじゃまだまだ無理だとか、締めたかな、とか。それはもうお客さんが見て…僕からはないですね。

今後に関しては?
川村亮:今後、色んな事があると思うんですよ。今までもありましたけど、もっともっと厳しい戦いもあったと思うんで。どんな事があっても、いくら負けても、胸を張って次を見ていかなきゃいけないと思います。そうやって生きていきたいですね。それがパンクラスismっていうのは、皆さんそうだと思うんで。僕はプラスαで勝っていきたいと思います。

そのハードゲイキャラはしばらく続けるつもりか?
川村亮:僕はこれ本当に小さいときからこれにしたかったんですよ。ハードゲイが出たからハードゲイの真似になっているけど、こういう素材でピタッとくるのがいいって…元々あったんで。作ってないんで。だからキャラとか言われても…。

髭も?
川村亮:これもそうなんですよ(笑)。元々こうしてたんですよ(笑)。どうなんですかね…血筋ですかね。久しぶりに兄貴に会ったら同じ髭をしてましたから。そういう血筋なんじゃないですか(笑)? まったく一緒だったんですよ! だから僕の場合気にしてやったんじゃなくって、素でやっていることなんで伝わりやすいんじゃないですかね。

今日ネオブラッドの王者になったことで今後の自分に自信になったか?
川村亮:そうですね。やはりネオブラッドというのは歴史もありますし、僕も小さいときから見ていたのでそれを獲れた事は嬉しいです。だからといってどうこう変わるわけではありませんが。ネオブラッドの王者というのはこんなに強いんだっていうのを見せたいですね。だから、強いだけじゃなくって、色んなところで…リング上で戦う以外のところで出していきたいですよね。

ismから久しぶりに優勝者が出たが、その辺りの意識は?
川村亮:取り返したって事ですか? よく言われるんですけどね(笑)。取り返したって事でも、僕その頃はいないので…まぁ意識はないですけど、取れたって事は嬉しいことで、パンクラスismの川村良でネオブラッドを制覇したことは嬉しいです。

最後に、応援してくれた皆にメッセージを。
川村亮:本当に皆さんの応援が大きくて、力になりました。あとは見に来たお客様でもまだまだ僕に物足りないとかこうした方はいいとか色々あると思うので、これからも応援してくれる方、期待してくれる方に報いるように全力でやっていきます。

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