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第5試合 ミドル級戦 5分2ラウンド
ランキング3位
佐藤光留
(パンクラスism)
icn vs icn マタファノフ・スヴャトスラフ×
(SKアブソリュート・ロシア)
2R 5:00、判定/3-0
判定:梅木良則(20-18)松宮智生(20-17)廣戸聡一(20-17)
マタファノフ・スヴャトスラフ:イエローカード=1
■ 佐藤光留(81.9kg) セコンド:渡辺大介、北岡悟
■ マタファノフ・スヴャトスラフ(81.5kg) セコンド:ウマハノフ・アルトゥール
レフェリー:和田良覚

試合を振り返って。
佐藤光留:ism興行だからって言う訳じゃないですけど、ismのパワーっていうのは大陸を越えましたね。本当に思いますね。全然川村、鳥生、渡辺さんの方が力が強かったです。

物凄く自信を持って…。
佐藤光留:そんなことないですよ。とにかく言葉が通じないですから、人間相手がこういう人間だっていう情報をこういう状況だったらどっかから探すんですよ。ってことは、相手も僕のことを探っている。じゃあ、オドオドしていたらイケるんじゃないかってナメられる。勢いっていうのが一番怖いですから。自分をしっかり持って、っていう意味で…。でも、すごかったですよ。冷や汗50000リットルですよ、マジで。琵琶湖生まれますよ。…琵琶湖は生まれねえか。せいぜい25mプールくらいですね。

足関節の取り合いも…。
佐藤光留:あれは取り合いじゃないですよ。相手が僕のやってくるっていうのは教えてもらっていたと思うんで、対応が凄い早かったんで、オッて思ったんですけど、本当にヤバかったときは逃げる用意をしているんですよ。逃げる用意をしておきながら持たせているっていうことは、大丈夫だって事です。でも相手がこっちに足を向けているわけですから、足を取りにいかないと。足関11段ですから。非公式だけど。

サンビスト相手だからこそっていう意識は?
佐藤光留:相手がサンボやっているからっていうのは特にないです。ボクシング20年って言ってましたから。こっちはプロレス26年だって。相手のボクシングより俺のプロレスの方が長いです。always Pro Wrestling…and never…文法違うか(笑)。

これで今年最後に…。
佐藤光留:いやいやいやいや。31日出ますよ。『インディー・サミット』。

マジですか?
佐藤光留:出して欲しいですよ。一回出るっていう話で話が進んだんですよ。超大物選手とシングルで。あったんですけど、色々諸事情があって、なくなったんで。それから向こうから連絡ないんですけど。『静岡プロレス』の佐野直社長が「俺も出る」って勝手にアピールしたんで、俺も…社長じゃないですけど、光留塾の塾長ということで。是非出して欲しいです。絶対出たいです!どんなカードでもいいです。ただ、鈴木さん曰く、「男と男の真剣勝負」。ルールはそれだけ。あとは何だって受けます。とにかく、プロレス界の住人としてあそこにいたいです。でもなあ…近藤さんが男祭りに出たら俺の誰がセコンドにつくんだろう…一人かなあ…。プロレス一人旅ですね。

では、今年が終わったっていう感覚には全然ならないんですね。
佐藤光留:全然。何も終わってないです。年が明けたらプロアマキャッチも出る予定ですし。2月のウチの奴にももちろん出るつもりですから。戦う回遊魚としてね。一年中東京湾を泳ぎまくりますよ。

来年のテーマは?
佐藤光留:頑張って27歳になる。

頑張らないとなれない?
佐藤光留:ただ年を重ねているだけではダメですから。もう今日はね、火ィ着いたんですよ。鳥生見て、WINDYさん見て。大石見て。んで、ムカつくでしょ、川村の方が俺より後に出るのって。腹立つから。噛り付いてでも絶対勝ってやろうって思って。ただ、北岡のサポートがこんなに嬉しかったこともないですよ。渡辺さんも…僕が渡辺さんの立場だったら腐って寝てますよ。今頃堤防でメバリ釣ってますよ、マジで。それでも昨日の今日の話で来てくれて、セコンドついてくれて。ありがたいです、ホント。皆の目指すところと僕の目指すところが違うのかなって凄い悩みましたよ。俺ism興行に出ていいのかなって本当に悩んだんですけど。まあ、被害妄想は良くない。前向きにね。

パンクラスの大会としての最後ですが…。
佐藤光留:どうしても最後にしたいんですか?(笑)

いや、締めの言葉をちょっと…(笑)。
佐藤光留:締めの言葉って言ったってね、まだまだ途中ですから。これから全力で、全員に勝てるように練習します。

ありがとうございました。
佐藤光留:Oh,Yes! …もうないですか?まだ試合が続いているようなんでインタビューも大丈夫ですが、大丈夫ですか?

言いたいことはないですか?
佐藤光留:言いたいことはないですね。

春日(萌花)さんは今日は?
佐藤光留:今日来てました。ビックリしました!

呼んだ訳ではないのに?
佐藤光留:そうなんです。テンパっているときに春日さんが来てくれたんで、うわぁ!って余計テンパって。僕も「30日にアイスリボン観に行きます!」って言ったら、「あ、私出ないです」って言われて(笑)。すれ違うどころか交わることもない。これからの春日さんと僕の関係を是非皆遠い目で見守ってください。

…ありがとうございます。
佐藤光留:…そこかい!(笑)