大会前interview
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メインイベント フェザー級戦 5分3ラウンド
初代王者
前田吉朗
(パンクラス稲垣組)
icn vs icn ランキング4位
井上学
(U.W.F.スネークピットジャパン)
2006年11月『PRIDE武士道―其の十三―』に出場し、ジョー・ピアソン(ミレティッチMA)と対戦した前田。一方、2006年12月2日ディファ有明大会で島田賢二(パンクラスP's LAB東京)と対戦し、幾度と無くテイクダウンを奪い、完封勝利を収めた井上。
夏の戴冠劇から約半年ぶりとなるパンクラスの試合で、初代フェザー級王者となった、“大阪のダイナマイト”が稲垣組の本拠地・大阪で王者の実力を見せ付けるのか?それとも、藤本、長谷川と稲垣組フェザー級選手を二人下している、パンクラス負け無しの実力者・井上が卓越したキックとグラウンドテクニックを武器に王者を凌駕するのか?
“U”の流れを汲むパンクラスとスネークピットジャパンの戦士による期待のフェザー級戦!
現在のコンディションはいかがですか?
井上学:継続して練習しているので調子はいいです。

試合の方も2005年にネオブラ予選に出場してからコンスタントに出場し続けていますが、疲れなどは溜まってはいませんか?
井上学:いや、あまり(試合で)ダメージをおっていないので。運が良く。なので、ずっと良いコンディションで(試合に)臨めています。

井上選手の中でコンディションを維持する上で気を付けている事はありますか?
井上学:準備運動を欠かさずちゃんとやることですね。しっかりやってから、練習に入るようにして、コンディショニングも毎日、しっかりやるようにしています。

今回、2度目の梅田ステラホールでの試合になりますが、東京での試合と気持ちの面などで違いは有りますか?
井上学:実際に行ってみないと分かんないですけど、前回はパンクラスゲートだったので、東京で試合するのと変わらない感じでしたけど、今回はメインなんで。しかも前田選手のホームなので僕の応援とかはいないと思うんですけど、そんなに気にはならないと思います。

今、名前が出ましたが、今度の対戦相手が現フェザー級王者の前田吉朗選手になりますが、前田選手の印象は?
井上学:強いと思います。

特に、どういったところが強いと思いますか?
井上学:スピードと、後は、フィニッシュに持っていく時の速さですね。畳み掛けるように一気にくる強さですね。

では、前田選手の研究は進んでいますか?
井上学:ビデオを見て、考えてはいますね。

今回、初のメインイベントに出場となります。
井上学:そうですね。大阪とか、アウェイとかよりも自分としては前田選手とやれるということに気合が入ります。

今回はノンタイトルですが、試合内容・結果次第ではタイトル挑戦も見えてくると思いますが?
井上学:僕の中では勝って、もう一回。次はタイトルマッチをやるつもりでいます。

では、今回お客さんに見てもらいたいところは?
井上学:今回はメインなんで、しょっぱい試合は出来ないなっていうのと、良い試合をしたいです。そして、やっぱ勝つことですね。どんな展開になっても勝たないと僕的に後に繋がらないんで。勝つことに集中して、しっかりやれば良い試合になると思います。
雑誌や下馬評では、前田さんのほうが有名だし実績もあるんで前田さんが勝つと思ってると思うんですけど、そこで僕が勝てば結果だけでも盛り上がると思うんで、勝たなきゃダメだなって思っています。

では、勝つ際のフィニッシュのイメージはありますか?
井上学:作戦は考えていますけど、それは言えないですね(笑)

井上選手の今年の目標は?
井上学:今年の目標はパンクラスのチャンピオンになることです。

最後に見に来るお客さんにメッセージをお願い致します。
井上学:大阪なんで前田さんの応援ばっかだとは思うんですけど、そう上手くは行かないので楽しみにしていてください。