update:2.21
PANCRASE 2007 RISING TOUR 2007.2.28 後楽園ホール
北岡悟選手公開練習


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北岡悟選手公開練習
■日 時 :2月20日(火)17:00〜
■場 所 :P's LAB東京
■参加選手:
・北岡悟(パンクラスism)
・山田崇太郎(TEAM JUNKiey)

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今のコンディションはいかがでしょうか?
北岡悟:今のコンディションは疲れてますね。(練習を)少なめでやっている感じです。僕の中で、練習はやればいいってもんじゃないと思ってるので、20代前半の頃とは違いますよね。

調整の感覚は自分の中で掴めている?
北岡悟:そうですね。それに、あまり練習自慢をしたくないんですよ。どれくらい練習をしたとかアピールするのは違うんじゃないかなって思うんで、そんなことはお客さんに関係無いし、良いコンディションで出場するのは当たり前だし、負けたときに言い訳になっちゃうので、それはダサイと思う。ねっ?
山田崇太郎:イケてないですね。

リング上のオレを見てくれと。
北岡悟:そうですね。10月の時に、次にリングに上がるときは力を付けて、今より強い自分になって出たいという事を言ったのですが、確実にそれは守れそうです。根拠もそこそこあります。

10月からの3ヶ月間ではどういったことが充実されていましたか?
北岡悟:試合がある選手というのは練習仲間でいるので、そうゆう仲間の練習に付き合ったり、本当なら12月に柔術の試合をするはずだったし、1月にはアブダビの関東大会に出たんですけど、試合をするつもりで動くことによってレベルは上がってたし、力が伸びたという実感があります。それは、リング場を見ていただければと思います。

その最初の相手がグスタボ・PC選手ですがそのことについては?
北岡悟:ブラジリアンとヴァーリ・トゥードをするのは初めてなんで、ブラジル人は総合で強い選手が多いので、それに勝って本物と言えると思っています。あと、付加価値としてファブリシオ“ピットブル”モンテイロ選手に勝っていることですね。まぁ、僕の相手は三段論法みたいな相手が出てくるんで、それでお騒がせするのもなんかなって思ったのですが、それも目安かなって。現実に今回も先輩方ではなくて僕がメインを任されていますし、川村も頑張っている。それに、事実上パンクラスと名の付く選手の中で僕が最強だと思っています。だから、僕が負けるというのは大きな意味があると思っています。去年、石毛選手に負けたときに自分以上に周りが落胆したのを感じたし、他のメンバーからも、僕の実力を頼りにされているし、僕もパンクラスを背負ってやっているっていう自負はあるので。
山田崇太郎:Mr.パンクラスですね。
北岡悟:らしいです(笑)

近藤さんなどと一緒に看板を背負っていくと?
北岡悟:近藤さんが今まで支えてくれたわけじゃないですか。近藤さんが一枚看板で引っ張ってくれていて、悪く言うつもりは全く無いですけど疲弊してもおかしくないと思うんですよ。ずっと僕らも助けてくれてたんで。だから、一緒に守れたらいいなって。それに今は、川村も育ってきてくれたのでラッキーですよね。僕は、川村以上に叩き上げだと思ってるし、5年以上の歳月を経て上がってきたという自負もあるし、メインも任されている。後、僕に残された使命はベルトを獲ることだと思っています。それ以外の事はやり尽くしたと思っています。

北岡選手がパンクラス所属選手として一番初めにbodogの選手を迎え撃つことになりましたが、それについては?
北岡悟:bodogに対しては団体という印象は無いんで、あんまりピンとこないですね。僕の中ではブラジリアンとやる事に意味を感じています。それにグスタボ選手は(柔術)茶帯らしいので、僕も茶帯で、黒帯のモンテイロに勝っていることから幅が広いと思いますね。試合ではモンテイロを封していたので。

ギロチンの攻防も見所ではあると思いますが?
北岡悟:そうですね。注目してもらえたらと思います。

今年の目標は?
北岡悟:それは勝ってリング場で言わせてもらいます。その辺も楽しみにしてもらえたらなって思います。繋がりがあるので見逃さないで欲しいですね。僕の気持ちですよね。周りの状況がどうであれ、僕が一番どうしたいかが大事だと思っています。今までの道のりがそうだったから、これからもそれは変わらない。

ファンの方にはどういった所を注目してもらいたいですか?
北岡悟:今まで、ずっと見てきてくれたファンの方にはより強くなった僕を見てもらいたいですし、どうしようないくらい弱かった僕が、強くなっていっているので喜んでもらっていると思うので、また強くなったなって思ってもらえればいいですね。有名な選手とも試合して欲しいなぁって帰り道に話をしてもらえれば嬉しいですね(笑)

山田選手、一緒に練習していて北岡選手の強さはドコにありますか?
山田崇太郎:デカイです。体が。
北岡悟:お前もデカイよ(笑)

北岡選手だけが持つ長所はどういったところにありますか?
山田崇太郎:北岡さんはハメみたいな技があるんです。分かっていてもかかっちゃう、本当に必殺技みたいな技がありますね。アキレスとギロチンですけど。
北岡悟:2つだけですから。
山田崇太郎:勝つなら、この2つですから。この2つの極めが強いです。
北岡悟:2つあれば、充分なんだよ。

10月の大会の後から私生活などで変わったことはありますか?
北岡悟:ロングスパッツを練習で使うようになりましたね。後は、無くなりかけていた欲が復活しましたね。他は・・・
山田崇太郎:マイメロのDVD全部揃えたじゃないですか。
北岡悟:TSYTAYAで20%OFFの時期があって、その時にまとめ買いしました。携帯もインターネットが見れるやつにしたので、格闘技のサイトなどもよくみていますよ。批判とかも全部見てるんで、全てを真に受ける気は無いんですけど、パンクラスに関心を持っていてくれてるんだと思いますし、僕は一定の受け止めをしてると思っています。光留さんみたいに強烈なラリーはやらないですけど、それは、代表する選手として色んな声を受け止めていきたいです。

同じ階級で今、一番意識している選手はどなたですか?
北岡悟:青木真也!

対戦する機会があったら対戦してみたいですか?
北岡悟:しょっちゅうやってますよ。練習で。今は、一番青木を意識しますよ。単純に一番身近に居て成り上がっている選手だから、僕も今年は成り上がりたいなって思いますね。