update:3.17
PANCRASE 2007 RISING TOUR 3.18 後楽園ホール
SKアブソリュート・ロシア欠場についての記者会見
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■日時:3月17日(土)14:30〜
■場所:P's LAB東京
■出席者:
・松本天心(SKアブソリュート代表)
・尾崎允実(株式会社ワールドパンクラスクリエイト代表取締役社長)

松本天心:この場をお借りしまして、発表とお詫びをさせて頂きたいと思います。今回、来日予定でしたSKアブソリュート・ロシアのサルマノフ・ジャヴァとサルマノフ・ジャリィの両者が弊社のビザトラブルのためビザ発給が遅れて、来日が出来なくなってしまいました。
まず、この事実をファンの皆様、対戦相手だったDJ.taiki選手、大石幸史選手、パンクラスのスタッフの皆様に深くお詫び申し上げます。
経緯を説明させて頂きますと、弊社の方でロシアに方にビザ発行のための書類を送ったのですが、国際運送会社のDHLジャパンさんを通じて発送を行っているのですが、先方の不手際で私どもが送った書類が届いているにも関わらず、現地の人間に書類を渡すことが出来なかった。 再三、書類を捜すように言うも、先方からは書類が無いと言われ続け、ビザの発行に間に合わなくなってしまった。それで、日本の方から現地法人に調査した結果、DHLのミスが発覚しました。
それに対して、DHLから謝罪文が来ると同時に、ウラジオストックの日本総領事館にDHLとSKアブソリュートで嘆願書を送り、ビザを発行してもらえないかとお願いしましたが、法律上、無理だということで今回のような結果になってしまいました。
全て、マネージメントをしているSKアブソリュートの責任ということで、早急に対戦相手の変更をパンクラスにお願いして、DJ選手の方はウチの今泉堅太郎が出場させて頂くのですが、大石選手のほうは急とういうこともあって、選手が見つからず、カードが一つ無くなってしまうことになってしまいました。
この日にむけて、調整を続けてきたDJ選手と大石選手には特に本当にお詫びをしたいと思っています。
私どもに出来ることは、明日、今泉がサルマノフに代わって良い試合をしてお詫びをしたいと思います。
その後については、尾崎社長と話し合った上で決めたいと思います。

尾崎社長:今、松本代表から御説明があったとおりで、事情は聞いて頂きましたが、パンクラスといたしましても、ファンの皆様に申し訳ないと思います。ただ、SKアブソリュートさんだけの責任というわけではなくて、パンクラスも責任を取らなくてはと思いますし、今後の対処法といたしましては、例えばオファーを出すタイミングを早めるとか、こうゆう状況になっても選手が間に合うように進める方法などを考えていきたいと思います。選手も勿論ですけど、楽しみにしていたファンの皆様に申し訳ないのと思っております。

DHLが書類自体をなくしたのですか?
松本天心:むこうからは、日本から書類が届いていないというようなアナウンスが再三ありました。実際は、調査の結果、私どもが送った時に届いていたということでした。DHLの単純なミスです。

DHLに対して何らかの賠償請求は考えていますか?
松本天心:それはパンクラスさんと話し合った上で決めていきます。

松本代表にお聞きしたいのですが、前回のウマハノフ選手が来日が直前になってしまったなど、トラブルが続いていますが今後はどういった改善をされていきますか?
松本天心:前回は来日が直前になってしまったのですが、これはSKアブソリュート・ロシアのマネージャーが急遽変わることになって、引継ぎや、現地スタッフとのやり取りが上手くいかなかった。それで、今回、別の代理人を立てて、解消されると思ったのですが結果的には同じようなトラブルを招いてしまった。重々、反省して次回以降にこのような事が無いように準備を進めています。

今泉選手のコンディションはいかがでしょうか?
松本天心:2月に『ZST』に参戦して、その後もずっと練習を続けていて、いつでも試合に出られるようにしていました。急なオファーですが、充分なパフォーマンスを発揮できると思います。調整という部分では心配な点はありますが、体調的には充分、素晴らしい試合が出来ると思います。