update:9.02
PANCRASE 2007 RISING TOUR 9.05 後楽園ホール
ジュカオ・アシル・チーム公開練習

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セミファイナル フェザー級戦 5分3ラウンド
初代フェザー級王者
前田吉朗
(パンクラス稲垣組)
前田吉朗 vs ジョニー・フラシェ
ジョニー・フラシェ/初参戦
(ジュカオ・アシル・チーム/bodog)
4/27(金)後楽園ホール大会で『ケージ・ウォリアー』フェザー級王者ダニー・バッテン(bodog)と対戦。手足の長いバッテンからくり出される攻撃に前半は苦戦しながらも、大差の判定勝ちでパンクラス王者として実力差を見せ付けた前田。
一方、UFCで活躍するホアン・ジュカオ・カルネイロがブライアン・ラフィーク(ジュカオ・アシル・チーム/bodog)に続き自信を持って送り込んできたフランスの若きグラップラー、ジョニー・フラシェ。
王者・前田がヨーロッパ制圧に向けて磐石の強さを見せ付けられるか?それとも、ジョニー・フラシェが前田の侵略を防げるか?
前田吉朗のヨーロッパ制圧・第二章開幕!
第6試合 ミドル級王座 次期挑戦者決定戦 5分3ラウンド
ランキング1位
竹内出
(SKアブソリュート)
竹内出 vs ブライアン・ラフィーク ランキング2位
ブライアン・ラフィーク
(ジュカオ・アシル・チーム/bodog)
4/27(金)後楽園ホール大会で渡辺大介(パンクラスism)と対戦し、上のポジションをキープすると、強烈なパウンドを叩き落し勝利を収めた竹内。
一方、同じく4/27(金)後楽園ホール大会に出場し、ランキング2位(当時)の佐藤光留(パンクラスism)と対戦。グラウンド状態で鉄槌の雨を降らせると、最後は豪快なパウンドを叩き込み勝利を挙げたラフィーク。
絶対的な強さを誇るレスリング力と、底なし沼のスタミナを武器に、相手を叩き潰してきた竹内が“フランスの白熊”を破り、4度目の挑戦を実現させるのか?それとも、打・投・極、全てで高いレベルを見せる、フランスの若き天才格闘家がトップランカーの竹内を下し、挑戦権を奪い取るのか?
ミドル級の頂に昇るためにも絶対に負けられない、実力者同士による挑戦者決定戦!
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ジョニー・フラシェ
現在のコンディションは?
ジョニー・フラシェ:調子はすごくいいです。今回の対戦に向けてかなりトレーニングを積んできたので、特に問題はないですね。

日本では初めての試合になるんでしょうか?
ジョニー・フラシェ:試合は初めてなんですが、いつもブライアンと一緒に日本に来ているので、気候・時差に関しては全然大丈夫です。

初参戦という事で、簡単に自己紹介をお願いします。
ジョニー・フラシェ:僕はトータル的なファイターです。相手の弱い部分を見破って常に勝っています。グラップリングの試合によく出ていて、フランスではグラップリングの先生もしています。ムエタイでは、フランスの大会で準優勝しました。

格闘技歴にプンチャックシラットと書いてありますが、なぜ始めたんですか?
ジョニー・フラシェ:他の柔道や空手と違っておもしろそうだったし、映画とかの影響で小さい頃に習いました。だけど今は練習していないです。プンチャックシラットは総合格闘技に何も影響しないんですが、伝統的な格闘技なんでそれによってスタミナとかベーシックになる部分は得られたと思います。

フランス以外で試合をした事はありますか?
ジョニー・フラシェ:イギリス・アフリカ・ウクライナなど色んな国で試合をしています。

柔術の帯の色は何色ですか?
ジョニー・フラシェ:紫の帯で、2年前にホアン・ジュカオ・カルネイロ先生からもらいました。この帯をもらった事によって先生として教えられるようになったんです。

レスリングはいつ頃からやってるんですか?
ジョニー・フラシェ:大学の時にレスリングを初めて、今はフランスのナショナルチームで週2回練習をしています。そのチームにはアメリカやロシアの選手もいるので、とても勉強になります。

レスリングでタイトル等お持ちですか?
ジョニー・フラシェ:タイトルは持っていません。グレコスタイルが総合格闘技には合っていると思うので、主にグレコスタイルで練習をしています。

今回チャンピオンである前田吉朗選手との対戦ですが、どのような選手だと思いますか?
ジョニー・フラシェ:前田選手は素晴らしい選手だし、フェザー級では世界トップクラスの選手だと思います。その前田選手と闘える事がすごく楽しみです。それに、前田選手と闘う事によって僕の力を世界中に見せられるのでワクワクしています。

前田選手のどういう所を警戒していますか?
ジョニー・フラシェ:彼の試合を何試合も見ました。試合によっては寝技で勝ったりパンチで勝ったりしていたので、全てにおいてうまい選手だなという印象を受けました。特に警戒する点はありませんが、あえて言うならばスタンドでのパンチ・キックだと思います。

前田選手とどういう闘いをしようと考えてますか?
ジョニー・フラシェ:どういう闘いというより、とりあえず勝ちたいです。

最後は何で勝ちたいですか?
ジョニー・フラシェ:わからないですね。相手との流れで決まってくると思います。

日本のファンに向けてメッセージをお願いします。
ジョニー・フラシェ:楽しい試合をして、お客さんが喜ぶ試合をします。そのお客さんから力をもらう事によって自分もいい試合が出来るので、応援よろしくお願いします。
ブライアン・ラフィーク
現在のコンディションは?
ブライアン・ラフィーク:コンディションはとてもいいです。減量も頑張って落としてるんで大丈夫です。

今まで何回か日本に来ていますが、調整はやりやすかったですか?
ブライアン・ラフィーク:今まで4回日本に来てるんで、調整のほうは大丈夫です。食事等も問題ないですね。

対戦相手の竹内出選手はどのような選手だと思いますか?
ブライアン・ラフィーク:経験もテクニックも全て揃っている素晴らしい選手だと思います。自分にとってはチャレンジになると思いますが、色んな練習をやってきたので、勝つ自信はあります。

具体的にどの辺が優れていると思いますか?
ブライアン・ラフィーク:bodogとパンクラスでの試合を見ましたが、特にというより、全てが優れていると思います。ボクシングもレスリングもトータル的に完璧なファイターだという印象を受けました。

その竹内選手を相手に、どういうふうに攻めようと考えていますか?
ブライアン・ラフィーク:この質問は答えられないです。試合を決める重要なポイントになるので、作戦に関しては答えられないです。

竹内選手はサンボ・レスリング・柔道と色んなタイプの競技を経験していますが、そういう所は相手の映像を見ていて感じられましたか?
ブライアン・ラフィーク:はい。試合を見る限りだと完成されたコンプリートファイターだと思いました。

特別な練習はしてきましたか?
ブライアン・ラフィーク:してきたんですが、試合前なので今は答えられないです。もし見たかったらフランスまで練習を見に来て下さい(笑)

竹内選手は試合が楽しみだと表現していたんですが。
ブライアン・ラフィーク:とてもいい事じゃないですか。コンプリートファイターなんで、僕も闘う事が楽しみですね。

竹内選手はコンプリートファイターだと表現していますが、試合内容としては相手の良さを殺してしまうタイプの選手だと思うんですね。それに対して殺されない自信はありますか?
ブライアン・ラフィーク:試合はどういう状態になるかわからないですが、僕の良さを消される事はないと思います。

この試合に勝ったらチャンピオンとのタイトルマッチになるわけですが、その辺に関しては?
ブライアン・ラフィーク:ベルトをとる事が僕の夢なので、この試合は重要な試合になるから絶対勝ちたいです。勝てばもう一度日本に来れるので頑張りたいです。

今回一緒に来日したジョニー・フラシェ選手は初参戦ですが、どういう選手なんですか?
ブライアン・ラフィーク:ジョニーはグラップリングもスタンドも全て出来るトータルファイターですね。いつも一緒に行動していて兄弟みたいな感じです。ジョニーのニックネームはリトル・チキンなので(笑)

ジョニー選手の対戦相手の事も一緒に研究してあげたんですか?
ブライアン・ラフィーク:前田吉朗選手のビデオは一緒に見ました。ジョニーは相当ハードな練習をしてきたし、全て出来る選手だから、特に僕からアドバイスする必要はないですね。