大会前interview
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第6試合 ウェルター級戦 5分3ラウンド
和田拓也
(SKアブソリュート)
和田拓也 vs キム・ヒュンクワン キム・ヒュンクワン/初参戦
(チーム タックル)
4.27(金)後楽園ホール大会で山田崇太郎(パラエストラ松戸)と対戦。グラウンドで相手をコントロールし、SKアブソリュートの総合的な強さを見せた和田。
一方、レスリング・キックボクシングをバックボーンに持ち、HAPKIDO選手権で優勝経験豊富なヒュンクワンが、パンクラスに初参戦!
寝技のスペシャリスト和田が、不屈のファイトスタイルで一本を奪うのか?それとも、初参戦となるヒュンクワンが、実力者・和田を下しウェルター級に新たなインパクトを残すのか?
サンボベースの寝技とレスリングベースの寝技、一本を極めるのはどちらだ!?
パンクラスで初参戦ですが現在の心境は?
キム・ヒュンクワン:パンクラスで試合が出来るなんて大変名誉なことです。今も信じられません。10年前からパンクラスの試合を見ていました。だから大変幸せですね。でも、逆にプレッシャーも感じます。

2004年までに4度Spirit MCで試合をされていますが、その後試合はされていますか?
キム・ヒュンクワン:軍隊に入っていたので試合をしていません。除隊後、すぐに試合をしたかったのですが練習中の怪我などで試合ができませんでした。ずっと試合をするチャンスを待っていました。

軍隊では何をされていましたか?
キム・ヒュンクワン:軍隊の図書館で働いていました。また、テコンドーのインストラクターもしていました。

ハプキドーの全国大会に出場し勝利されていますが、あなたのバックグラウンドであるハプキドーについて教えてください。
キム・ヒュンクワン:高校時代にハプキドーの全国大会で勝利しました。ハプキドーは韓国の伝統的なスポーツで、色々な技術がミックスされたスポーツです。蹴りやパンチに関してはテコンドーや空手よりも種類が多いですし、投げもあります。そして、一番優れたところはスタンド状態での関節技です。総合格闘技とは少し違いますが、これらの技術が私の格闘技の技術を助けてくれているのは間違いないです。

話をパンクラスに戻しますが、対戦相手の和田選手の印象は?
キム・ヒュンクワン:彼は強くて素晴らしい選手だと聞いています。彼の試合を何試合か見ました。彼は試合をコントロールするのが非常にうまいと思います。正直いうと試合からかなり離れていてるのと、何箇所か怪我をしているので実際の試合になるとどうなるか心配ですね。ただ、和田選手のような強い選手と戦える事は幸せですし、勝つためにベストを尽くします。

どの部分で和田選手より優位にたてると思いますか?
キム・ヒュンクワン:和田選手はグラップリングのスペシャリストだと思います。だけど、私はどんなシチュエーションでも得意です。グラウンドでの戦いに持ち込まれないようにして、打撃で勝負したいですね。もちろん、グラウンドでも私の方が優位だとは思います。

現在はどのようなトレーニングをされていますか?
キム・ヒュンクワン:昨年の冬からチームタックルでトレーニングしています。チームメイトがここ2年間で非常に強くなっているのでびっくりしています。なので私も彼らに負けないようにハードなトレーニングをつんでいますね。2、3年前に私に負けていた選手達も今は私より大きくなっています。例えば、 Choi Young選手はHERO'Sでのデビュー戦に勝利したし、キム・ドンヒョン選手はもうすぐDEEPでタイトルマッチを行います。私は彼らが羨ましいですね。だから、ハードなトレーニングを積んで彼らともう一度戦いたいですね。

パンクラスでの目標は?
キム・ヒュンクワン:現在勝率が5割なので、パンクラスで勝率を上げたいですね。ただ、まずは今回の試合に勝利することに集中して、その後でパンクラスに何度も呼ばれるような良い選手になりたいですね。

最後にパンクラスファンにメッセージを
キム・ヒュンクワン:パンクラスで試合できることをとても光栄に思っています。ベストを尽くしてお客さんを喜ばせます。