update:11.08
PANCRASE 2007 RISING TOUR 12.22ディファ有明
佐藤光留 vs ジョシュ・バーネット戦決定記者会見

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キャッチレスリングルール 無差別級戦 5分2ラウンド
佐藤光留
(パンクラスism)
佐藤光留 vs ジョシュ・バーネット 第10代無差別級キング・オブ・パンクラシスト
ジョシュ・バーネット
(フリー)
ジョシュ・バーネット、4年振りにパンクラス凱旋!
長年ジョシュとの対戦を切望してきた佐藤がどんな闘いを見せるのか?ism興行ならではの奇想天外なカードに注目だ!
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坂本靖:本日はご来場誠にありがとうございます。一昨日に続き、本日も非常に楽しい、嬉しい、発表ができる事を、私自身楽しんでいます。ちょっと右に違和感を感じますが、これから12月22日ディファ有明大会追加カードを改めて発表させていただきます。キャッチレスリングルール、無差別級戦5分2Rパンクラスism佐藤光留 対 第10代無差別級キング・オブ・パンクラシスト ジョシュ・バーネット。
おそらく、私の記憶ですとジョシュ選手がプロレス以外で戦ったことがある日本人は近藤、高橋、あと中村選手ですか。おそらく、4人目という、非常にラッキーナンバーな「4」という、番号だと思うんですけど光留選手、とても…とてもなんですが(笑)…今言いながら一生懸命まわしているんですけど、11月10日ジョシュ選手誕生日なんですね。30歳になるんですが、ジョシュ選手といえば11月の7日、昨日ですか。全米で「イマジン・アジアンTV」という、アジア系の方に向けてのチャンネルがあるんですけど、1400万世帯あるんですが、そこでパンクラスの映像を、試合を放映しておりまして。毎週1回ですね、20時から21時のゴールデンっていう枠でやっています。そこのパネリストとしてジョシュ選手が解説をしています。
で、パンクラスの旗揚げからの映像を彼がアメリカでパンクラスの解説、宣伝をしてもらっているという非常にいい関係で、それがあったからこそこの対戦も決定しましたし、ディファ有明っていうそういう会場に出てきてくれるジョシュ選手のパンクラスへの愛を感じますし当日は観に来てくれるファン、映像で観てくれるファンに大きなクリスマスプレゼントじゃないかなと思っています。以上です。

佐藤光留:今回、ジョシュ・バーネットと対戦が決まりました佐藤光留です。最初、ジョシュと試合をして欲しいという、普段は「〜として欲しい」という言い方をされるんですが、今回「ジョシュと試合ができるかもしれない」という話をいただいて、まあその理由は色々あるんですけど、聞いたときこれは本当に幻覚じゃないんだろうか、という。生きていれば何回かあるんですけど、その1回。
まあ、決定してこの東京の事務所で話して帰るときに手が震えまして、何を血迷ったのか一番最初に連絡したのがウチの母親で、二番目が川村っていう、本当に生きている、周りを取り巻く人に如何にどうしようもないかというのを実感したわけですが、まあいつものことですね。皆に言われるのが、皆やはり僕がこんなに注目されるような人と試合をすることはなかなか無いことなんで、心配して皆僕のところに来てアドバイスをくれるんですね。
鈴木さんをはじめ、ジョシュと練習したことのある大石、川村、試合をしたことがある近藤さん、皆アドバイスをくれるんですけど、聞いているうちに全部…何て言うんですかね、「佐藤はどこを太刀打ちできるのか」っていう、相変わらずの雰囲気になってしまいまして、自分でもどうしたらいいのかなって思っているんですが、毎回試合に挑むときに勝ち目がない試合っていわれるんですが、リング上で、ゴングが鳴って、どちらかが倒れて、絞めてギブアップして、ゴングが鳴るまでが試合ですから、その間に勝ち目があるかないかっていうのは、これは関係のないことですので。
今回も色々言われるでしょうけど、勝ち目がない試合をしやがってとか、体重を無視してね、ランキングにも入ってないような選手がジョシュと…って言われると思うんですけど、そんなのは関係ないです。真実は、12月22日!僕とジョシュの試合が始まって、終わって、そこのあったことだけが全てなので。それで、僕のやりたい事を全て出したいと思います。普通で申し訳ないです。以上です。

今回のジョシュ選手の参戦は本人の希望だったんでしょうか?
坂本靖:そうですね。あのー、なんだろう…どう言ったら良いんだろう。彼との関係の、長い長い流れというのがあって、ある意味瞬間にこういうのはどう?っていうのではなく、色々と、例えば海外でパンクラスの選手のセコンドについてもらったり、そういう関係の中で、やりとりで、ずっと彼はベルトを防衛したいとか、リングで試合をしたいんだという事を言ってくれていて、そこでこういうアイディアはどうだろう?ってお互い出てきて、もう彼も一も二もなく是非っていう形でしたね。

キャッチレスリングルールもジョシュ選手の希望ですか?
坂本靖:ウチですね(笑)。

そうした理由は?
坂本靖:光留選手がキャッチを代表する選手だからですね。あのー、ゴッチさんが亡くなられて、ジョシュ選手も色んな思いもあり、引き継ぐ…違うな、受け継いできたものを、出したい。皆さんにジョシュ・バーネットからのコメントという形で出していますけど、持っている技術、総合では出せない、キャッチの技術、極める技術。それを見せたいんだという発言等もあり、だったら…っていう感じですね。

佐藤選手、先ほど何処を太刀打ちできるのかという話もありましたけど、佐藤選手は現時点ではどこを太刀打ちしようと思っていますか?
佐藤光留:メイドの姿が似合う。…まあ、相手のほうがでかい。非常に力が強くて。アドバイスの一つとして押さえ込まれたら絶対に無理だと言われまして、そうじゃなくともバックを取られ、押さえ込まれ、殴られという試合を軸に組み立ててくる試合なんで、残念ながらバーネットが僕の持っている技術を包み隠さず全て見せたいと思っていますと言っていますが、見せる間もなく終わる可能性もあると。そこがまず、余裕を感じさせるのが腹立つ。このヤロー、っていう気持ちがあるんで。
今坂本さんの方から色々とありましたが、僕からしてみたら体重も軽いし、バカな格好もしているし、小遣い稼ぎができるんじゃないか、そういう見方しか僕にはできないので、そうはさせないぞ、という…簡単には円を持って帰らせないぞっていう、そういう対抗心が思いっきり湧いてきたので、それを練習にぶつけて、必ず試合で何か残して見せます。

2003年に近藤選手がタイトルマッチをやったときに、高橋選手と佐藤選手だけがジョシュ・バーネットに取り返しに行くよという宣言をしたと思うんですけど、そのときの気持ちっていうのは…。
佐藤光留:まあ、相手にされたのが高橋さんだけで。僕には話のネタにもならなかったですね。アレから4年経って、大きく違っているかというと、必ず五分五分の成績。ウンともスンとも言わない活動をしているですが、あそこで言ったのはパンクラスではなかったんですね。『デモリッション』というところの、和術慧舟會さんのトーナメントで、外山慎平選手、中村大介選手を倒して優勝して、横浜の赤レンガ倉庫、本当に何百人という観衆の前で、「俺はジョシュ・バーネットとやる」。本当にそう言ったときの会場の「何をいっているんだコイツ?中村大介のパンチで頭がおかしくなったんじゃないか?」っていう空気は本当に忘れることができないんですが、アレから4年経って、組まれただけでもある種僕の勝ちだと思います。ただ、それで勝って満足しているようじゃそれはただのサイン会なんで、じゃなくって、格闘家として、プロレスラーとして。プロレス、自称プロレスラーだとこの人は言っているんですが、僕の中ではまったくプロレスラーではないんです。自分がプロレスラー、佐藤光留のほうがプロレスラーだというところを見せたいと思います。

例えば佐藤選手がキャッチレスリングに勝って、タイトルに挑戦したいという思いはあるんでしょうか?
佐藤光留:もちろんです。僕がバーネットとやりたいといったのは、バーネットが近藤さんからベルトを奪って、パンクラスのリング上で新日本の旗を振り回したから。それを鈴木さんにその後に道場で「僕はバーネットとやりたい」って言ったら、「新日本の旗を振り回されたのが気に食わないなら、じゃあなんであそこにいかなかったんだ?」と。「いや、僕は名も無い若手なんで…」って言ったら、「あそこに行けなかったヤツが今になってぐちゃぐちゃ言うんじゃない」と言われて、じゃあって今やっているトーナメントの途中だったんですよ。デモリッション。途中で言うわけにはいかないから、勝った後に言ってやろうと思って、そういう発言になったわけです。もちろん、もしバーネットが外で…猪木祭りですね、シュルトに負けていたら、今頃僕はK-1目指してトライアウトを受けていましたよ。とにかく、バーネット、バーネットと言っていますけど、バーネットが持っている無差別級のベルト、アレに対してちょっとこだわりがあるということです。

佐藤選手はこう言っていますが、可能性はありますか?
坂本靖:可能性ですか?勝つかって事ですかね?可能性はもちろんありますよ。勝ってくれれば。
佐藤光留:そもそもバーネットがもし僕なんかに負けて、そのままいられないと思うんですよね。例えば、判定にせよ…。
坂本靖:引き分け狙いは止めてくださいね。
佐藤光留:はい。万が一勝って、バーネットが「佐藤、よく頑張ったね。でも俺もチャンピオンとして頑張るよ」って言った日にはもう…何が青い目のケンシロウだ、と。ただのジャギだぞお前!と。必死に北斗の拳の知識をひけらかして相手の事をバカにしてやりますよ。そんなことはないと思いますよ。自動的にジョシュの方から言ってくると思いますよ。
坂本靖:そうですね。彼のほうからすぐ来年のスケジュールを聞いて、いつならって言ってくると思います。
佐藤光留:ジョシュの総合のギャラが払える会場でできるんですかね。
坂本靖:この黄金のカードで十分ですよ。380人くらい見込めますね、このカードで。
佐藤光留:じゃあ、赤レンガでは間に合わないって言う事ですね。
坂本靖:はい。

ism主催興行での対戦が決まっているということもまた思い入れは違いますか?
佐藤光留:いや、基本的には全部勝たないといけない試合だと思うんですけど、ism興行でのism勢の驚異的な勝率。まだたぶんWINDYさんが一回負けたくらいで、あとは全勝、負けなしって感じですね。やはりその興行には何かあるんだと思います。ただ、今回の決まっているカードを観ても、いつものism興行とちょっと違う。ismってなんだろう?っていう謎かけ的なものを感じるので、それに対して僕のismっていうのを見せたいと思います。さっき僕の格好を見てismのメンバーが相変わらずの半笑いでしたけど、それは置いておいて。リングの上の戦いで頑張りたいと思います。

ジョシュ選手についてですけど、12月20日の『IGF』にも参戦するという話がありますが、これが実現してしまうと中一日で佐藤選手と戦うことになりますが、それについてはどう思いますか?
佐藤光留:まあ、自分が持っているプロレスのコンプレックスを満たしたいんじゃないですか?俺はプロレスラーだから全然大丈夫だぜっていう、そういう…本来ならば強い気持ちなんでしょうけど、僕から見たら今ひとつプロレスラーになりきれていない。『UFC』を取って、『PRIDE』にも出て、パンクラスの無差別級も取ったけど、プロレスラーとして認められていない、この気持ちを、この連続参戦で果たそうとしているんじゃないかという感じですね。もしくは、佐藤とのキャッチレスリングなんて3分くらいで勝てるだろう、関係ないよ、か。どうかわからないですけど、僕にはマイナスの、負のオーラしか出てこないんで。

隣に立っている方は?
佐藤光留:パンクラスの社員です。

なぜ?
佐藤光留:昨日ですね、ロマンポルシェという方の10周年記念ライブに行って来まして。この掟ポルシェさんが全裸で最後にありがとう、と。僕もありがとうの気持ちを感じてTシャツを買ってきて、さっき電話をしまして。一生懸命宣伝しましたよ。ライブ終わった後に10周年記念ライブの宣伝をしますと言ってきたんですけど。基本的にこの会見には何も関係ないです。

…ありがとうございます。
佐藤光留:本当にありがとうなんて思ってないでしょう!

(笑)。
坂本靖:今失敗したなあって思ったでしょう。

(笑)誰かが突っ込まないといけないなっていう雰囲気で。
坂本靖:記者の方もペンを止めましたもん。もういいやって(笑)。

佐藤選手は11月下旬に格闘王国LIVEにも出場予定ですが、こちらの試合によっては負傷したりとかあるかもしれませんが。
佐藤光留:こないだですね、それこそロマンポルシェライブじゃないんですけど、とあるところでですね、ジジブーさんという芸人さんがいらっしゃるんですけど、この方がオーラが見えるらしいんですよ。
坂本靖:…(うなだれる)
佐藤光留:うなだれないでくださいよ!…それでですね、会場にパンクラスの選手が来ているからオーラを見てもらったほうがいいということで見てもらったら、僕には何か守護霊がついている。その方が守っているから、そんな事をしたら危ないよっていうことでも、結構大丈夫でしょうって言われたんですよ。僕も昔キャッチレスリングでプロアマキャッチトーナメントで日曜日にここで試合をしまして、一回戦でヒールホールドでヒザがグラグラになって、全治3カ月くらいだったんですけど、そのままキャッチトーナメントに出て優勝して、5日後の金曜日に総合の試合に出てKOで勝っているんですよ。そのときに思ったんですけど、怪我をしたりとか出れないようになるっていうのは仕方ないことだと思うんですけど、自分でもうこれはだめだなって思った瞬間に奇跡は起こらなくなる。自分で怒ると思ってない奇跡って絶対に起きないですからね。もし11月の格闘王国の試合で怪我しようが何しようが必ずジョシュとは試合をします。これで10、11、12と試合をしますし、その先のことも考えています。連戦になるかもしれないんですけど、誰かが作った、格闘家は年に何回かしか試合をしないもんだっていう、そんな無難な、誰にも批判されない生き方なんてクソ食らえですから。僕がブチ壊してやりますよ!