update:12.25
PANCRASE 2007 RISING TOUR 12.22ディファ有明
一夜明け会見

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坂本靖:良い大会だったと思います。山宮選手はいい意味で老獪なテクニックを見せてくれました。川村選手にしても非常にいい経験だったと思います。川村選手はデビュー1年の若手ですが、初代ライトヘビー級のチャンピオンである山宮選手と闘えて、本人も経験値という意味でいい試合いい対戦相手だったと思います。大会終了後に尾崎が山宮選手に「おかえり」と言ったと聞いたんで、これから近藤選手縛りなのかどうなのかはわかりませんが、対戦相手を選ばずどんどん闘ってほしいなと思ってます。それとライト級の試合で共に勝利したアライ選手・昇侍選手には、来年行なう予定のトーナメントに出てもおかしくはない選手ですので、その辺りを考えてから早ければ年内に発表したいと思っております。そして無差別級王者のジョシュ・バーネット選手が絶対的な威厳もありテクニックもあり力もありと、色んなものを見せ付けてくれた試合でした。来場して頂いたお客様の拍手や歓声、期待度が1番大きかったのでチャンピオンというのはこうあるべきだなと思いました。そういう色々な部分で非常にいい興行だったと思っております。

KEI山宮:昨日試合を終えて「とにかく疲れた」というのが、今の自分の気持ちです。

昇侍:伊藤選手はすごく粘り強くて心がすごく強くて、何回か倒せそうな場面もあったんですけど、最後まで諦めない心で向かって来て、とても厳しい試合でした。でも勝つ事が出来てよかったです。

ジョシュ・バーネット:昨日は素晴らしい試合をしたと思っています。来年はもっと皆さんに試合をする姿を見せられればなと思っています。来年も頑張りますのでよろしくお願いします。昨日はすごくいい経験になりました。佐藤光留選手はすごくガッツのある選手ですごく尊敬できる選手です。最近は近藤選手・大石選手と一緒にフィリピン大会にも参加しましたし、今回の試合でフジメグ選手にセコンドについてもらってすごく感動しております。日本で総合の試合があまり出来なくても僕はいつも日本にいるので幸せだと感じています。来年は近藤選手・大石選手が3月にリング・オブ・ファイヤーで試合をする予定になっています。今回山宮選手が近藤選手と試合をする事になるかも知れないと聞きましたが、近藤選手は強くなってきているので負けないと思っています。基本的に自分が何かを出来ると信じていればそれを成し遂げられると信じています。

アライケンジ:初の関節での一本だったんですけど、やっぱり殴ってのKOのほうが気持ちいいなって思いました。
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山宮選手に質問なんですが、パンクラスの会見でど真ん中に座っている今の心境は?
KEI山宮:名前プレートがここにあるんで座ったんですけど、もしよくなければアライくんが・・・
アライケンジ:(笑)

近藤選手に挑戦を表明した今の気持ちは?
KEI山宮:近藤選手と闘いたいという気持ちは、変な言い方ですけどism所属の時からありました。でもなかなかそういうきっかけがなくて、GRABAKA移籍後にパンクラスに参戦させて頂いて運良く勝つ事が出来た為、表明する事が出来ました。近藤選手は快くリングに上がって来てくれると思わなかったので、本当に嬉しかったしビックリしました。近藤選手と向かい合ったのは3年以上ぶりだと思いますので、あの時は色々な気持ちがありましたね。

近藤選手から「山宮は強くなった」というコメントがあったのですが、自分ではやっぱりGRABAKAに移籍した部分が大きかったと思いますか?
KEI山宮:自分では強くなってるのかなという気持ちはありますが、基本的に色んな選手と練習してるのが大きいかなと思います。自分では成長してるのかイマイチわからなかったんですが、川村選手というすごく強い選手と試合をしてみて「成長してるな」と実感する事が出来ました。

タイトルマッチの件は、どのように考えていますか?
KEI山宮:自信はよくわからないですが、対戦したいという気持ちはすごく強く持っています。例えば近藤選手が海外で負けたりよそのリングで負けたりしても自分にはそれは関係ないんです。昔から間近で見ていて「この選手に勝ちたい」という目標の選手だったし、最近は不動心というイメージですが丸坊主の時の近藤選手を知ってますし、不動心と言われる前のグラグラに揺れている近藤選手も知っているんですけど、正直あの時代のほうが強かったなと思っています。だからもし自分と試合をしてくれるんだったら、あの時代の近藤有己をリングで見せてほしいですね。

ベルトという存在はやはり大きいんでしょうか?
KEI山宮:現在近藤選手がチャンピオンなので、「チャンピオンの近藤選手」と言いました。僕は「人間・近藤有己」と闘いたいですね。

それがタイトル戦であるのが理想ですか?
KEI山宮:タイトル戦ですと自分にとってやりがいも加わってくるんですが、とりあえず近藤選手に自分の格闘技人生を全てぶつけてみたいという気持ちが1番です。

来年は階級が変更するので階級が変わる可能性もありますが。
KEI山宮:だったら近藤選手と無差別級で試合がしたいですね。今の格闘技は階級別が主流ですけど、近藤選手とはそういう部分に捕われない闘いがしたいし、近藤選手もそれは分かってくれるんじゃないかと思います。いい歳こいて言う事じゃないと思いますが、子供の時から鍛えた肉体同士がぶつかるのがプロレスラーの闘いだと思ってます。だから近藤選手とは今ある体と体でぶつかりたいです。

アライ選手にお伺いしますが、元パンクラスの先輩でいらっしゃる山宮選手を横にしてどういう心境ですか?
アライケンジ:ism興行で川村と山宮さんの対戦が決まった時は、かなり複雑な気持ちで、割り切るのにはすごく時間がかかりました。でもやっぱり今同じチームなのは川村なんで、試合が近づくにつれては川村が勝つように勝つようにって思ってましたね。でもやっぱり複雑な気持ちをスッパリとは分けられなかったです。何て言うんですかね・・・僕が丸坊主の頃にすごくお世話になったし、GRABAKAに移る時もすごく悲しかったですけど、でもそれは山宮さんが決めた事だし、それで今はお互い違うチームだし・・・だから川村を応援してました。
KEI山宮:僕はアライくんの試合はGRABAKAに移ってからもずっと見てましたし、こんな事を言うのもアレなんですけど一緒に飲んだりもしてたんで・・・大丈夫です(笑)

昨日は結果的にismで唯一の勝利となりましたが。
アライケンジ:ism興行なんでやっぱり全勝を願ってましたよね。ism興行を成功させたいという気持ちはすごくありました。

来年1月からライト級トーナメントが開催されますが、それについて昇侍選手とアライ選手はどのように考えていますか?
昇侍:僕はパンクラスに参戦してからチャンピオンになる事を目標にやってきてるんで、トーナメントをやるなら是非参戦したいという気持ちはあります。でも期間が短いので体調とかケガの具合とかをトレーナーと話し合ってから決めていこうと思っています。出来る事なら参戦して、トーナメントで優勝してチャンピオンになりたいですね。
アライケンジ:やるからにはベルトはほしいですね。でもそんな慌てる事もなく1戦1戦勝っていけば上にも行けるし、それが積み重なれば結果的にチャンピオンになってると思うんで、とりあえず満足する試合結果でどんどん上に行きたいと思ってますね。

トーナメントもありますが、そうじゃなくても今後お互いが試合をする事があると思うんですが。
昇侍:アライ選手はキャリアがあって僕の憧れている舞台にも参戦した選手なんで、対戦する時があれば思いきって闘ってみたいという気持ちがあります。
アライケンジ:昇侍選手は気持ちと打撃が強い選手だと思ってるんで、僕と大まかにファイトスタイルが似てるかなと思ってます。だからきっと試合は噛み合うと思いますね。楽しそうだなと思います。

ジョシュ・バーネット選手にお伺いしますが、具体的に来年の試合の予定は?
ジョシュ・バーネット:現時点ではあまり予定はありません。IGFで2月に試合をして僕のチームが3月にリング・オブ・ファイヤーで試合をする予定です。フジメグ選手はおそらく2月に試合をするんではないでしょうか。僕はオープンなのでどこの大会のオファーも喜んでお話をしたいと思っております。

どこのオファーも喜んでお話するとの事ですが、来年3月に「戦極」という大会がありますが自分から売り込んだり、出たいという気持ちはありますか?
ジョシュ・バーネット:僕は自分自身を価値のある選手だと思っています。ここの団体だけとか選んでいませんし、自分から売り込むつもりもありません。自分の価値を見いだしてもらえる団体で試合をしたいです。たとえテレビ放映がなくても僕が出場した団体を有名にする自信はあります。

体調が良くないそうですが。
ジョシュ・バーネット:何か悪いものを食べてしまったみたいです。詳細はお話をしたくはないです。

昨日は久々のパンクラスでの試合でしたが、今後はどのようにパンクラスに関わっていきたいですか?
ジョシュ・バーネット:パンクラスの評価・評判・人気度を高める為だったら、僕はどんな努力でもします。トップファイターである近藤選手・大石選手が自分のチームで試合をしてくれて、パンクラスとは強い絆で結ばれていると思っています。僕のキャリアはパンクラスなので、明日の成功をひたすら祈っております。

坂本常務にお伺いしますが、今のジョシュ選手の言葉を受けて、今後どのように付きあっていく予定ですか?
坂本靖:山宮選手がキャッチレスリングルールで対戦したいと言っていましたので(笑)まぁ5年後くらいにやりたいなと思っています。やっぱり素晴らしいチャンピオンには同じく素晴らしい相手を選ばなくては失礼だし、ファンの求めてる試合もそういうマッチメイクだと思うので、そういう選手が出てくる事を望みます。また、そういう選手をパンクラスのリングで育てていきたいですね。

2007年の振り返りと2008年の展望をお願いします。
坂本靖:2007年は起承転結で言えば「転」の年でした。正直昨日の結果もismとして見ると1勝4敗でよくはないんですが、決してダメという訳ではなくだから2007年のテーマであった「RISING」高い所に昇っていって、2008年のテーマである「SHINING」光り輝いて色々な人の所に届けるような試合をプロデュースしていきたいと思っております。

ジョシュ・バーネット選手がパンクラス公認インストラクターに!
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坂本靖:ジョシュ・バーネット選手は海外で色々活躍してくれているので「パンクラス公認インストラクター」として、パンクラスを海外で広めていってくれる事になりました。
ジョシュ・バーネット:これは僕にとってとても大切なものです。若い選手を根っこの部分から育てて素晴らしいパンクラシストを生み出していきたいです。船木選手や鈴木選手など昔からパンクラスに貢献している選手の名の下に、この認可状を頂きたいと思います。キャッチレスリングの継承の為に、これからも活躍していきたいと思っております。パンクラスだけではなく、世界中の大会に色々な選手を輩出していきたいと思っています。なのでコーチ料をダブルで頂きたいと思っています(笑)