大会前interview
小路伸亮

第4試合 ライト級戦 5分3ラウンド
ランキング7位
アライケンジ
(パンクラスism)
アライケンジ vs 小路伸亮 小路伸亮
(KRAZY BEE)
自分の心を打撃に変えて真っ向からぶつかり合う、KO必至の一戦。勝ち名乗りを挙げ、層の厚いライト級に旋風を巻き起こすのはどっちだ!?
現在のコンディションは?
小路伸亮:順調ですね。やり過ぎないように腹八分目くらいで練習やってます。いつもやり過ぎて疲れ溜まっちゃうんで。

試合前はいつも体調崩してしまうとブログに書いてありましたね。
小路伸亮:毎回そうなんですよね。でも今回は大丈夫そうです。

前回の五十里祐一選手との試合を振り返ってみていかがですか?
小路伸亮:ねぇ・・・ナメてかかりすぎて、大変な事になっちゃいました。高橋(渉)選手とやった時みたいに、簡単にテイクダウンとれて勝てると思ったんですけどね。研究も何もしないで試合に挑んじゃったんですよね。調子に乗りすぎました。でも結果は引き分けで悔しかったんですけど、逆にあの試合で簡単に勝ってたら、もっと調子に乗ってたと思うんですよ。だからあの試合で改善していかなきゃいけない部分がたくさん分かったから良かったなって。

良くはなかったけど良かったと。
小路伸亮:そうそう。内容が良くなかったからこそ考えられたしね。悔しくて眠れなかったですからね・・・顔酷かったしね。

ではその試合で見えた課題を今回の試合で克服するという事ですね。
小路伸亮:そうですね。まぁ多くは語らないですけど(笑)とにかく試合を見てほしいですよね、前回と比べてどれだけ変われたかっていうのを。

小路選手はコンスタントに試合をしていますよね。
小路伸亮:今年は試合数をこなしていこうって考えてます。やっぱり場数踏まないと覚えないですよね。もっとリング慣れしたいし。でもジムが新しくなってリングが出来たから、リング際の練習も少しずつ出来てきてはいるんですよ。壁だけでやってる練習と、リングを使っての練習とじゃ全然違いますね。だから今回はリング際でもいい感じに攻められると思いますね。

先日のDEEPで元チームメイトの福田力選手を応援していましたね。
小路伸亮:そうですね。声聞こえました?

声だけでどこにいるかもわかりました(笑)
小路伸亮:本当に!?でもやっぱり寂しいですよ。応援に行くんですけど、ジム違うから敵だとかじゃなくて、違うジムのジャージ来て入場してくるじゃないですか。あれで初めて「違うジムなんだ」って実感しました。ウルッとなりましたね。でもジムが違ってもずっと仲間だから、力の試合を見ると励みにもなります。

福田力選手と菊池昭選手、2名がチームから離れてしまいましたね。
小路伸亮:そうですね。もっともっと菊池さんに教えてもらいたかったです。でもしょうがない事なんで。環境も変わったし、心機一転で頑張りますよ。

今回はランカーであるアライケンジ選手ですが。
小路伸亮:アライケンジ選手ね、すっごく楽しみですね。

どの辺りが楽しみですか?
小路伸亮:ベテランの選手じゃないですか。自分を試せるチャンスだし。レスリングやってたんですよね?

そうですね。
小路伸亮:でも打撃の上手い選手ですよね。ストライカーのイメージだし。

そういう意味では噛み合うんじゃないですか?
小路伸亮:打撃の上手い選手だからこそ、自分の打撃を試してみたいです。前回で色々な事に気づけたんで、練習してきた分を全て出して戦いたいです。今まではぶっちゃけた話、喧嘩ノリで戦ってたんですよ。殴られて「この野郎っ」みたいな(笑)見てる側からすれば面白いかもしれないんですけど、勝っても負けても顔ボコボコみたいな(笑)でも前回の試合で、喧嘩じゃなくてスポーツなんだなって目が覚めました(笑)

喧嘩じゃなくてスポーツだと。
小路伸亮:そうです。トップアスリートで(笑)

今回の試合で勝利すればランカー入りは確実だと思いますが、ランキングは意識していますか?
小路伸亮:う〜ん・・・しないって言えば嘘ですけど、気にしすぎたら固くなっちゃうんで、練習した事をのびのびリングの上で出せたらそれでいいですね。あと今年は6試合ぐらいこなしたいです。

初代ライト級王者昇侍選手が誕生しました。
小路伸亮:ウマちゃん(ウマハノフ・アルトゥール)負けちゃったね。俺もベルトほしいですね。その為にやってるんだし。レスリングでメダルとか賞状とかトロフィーとかはもらった事あるんですけど、ベルトってないじゃないですか。やっぱり腰に巻きたいですよね。

最後に対戦相手のアライ選手に向けてメッセージをお願いします。
小路伸亮:お互い殴り合って楽しい試合をしましょう。ぶつかり合いましょう!