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メインイベント フェザー級王座 次期挑戦者決定戦 5分3ラウンド
ランキング2位
×志田幹
(パンクラス P's LAB東京)
志田幹 vs マルロン・サンドロ ランキング4位
マルロン・サンドロ
(ノヴァ・ウニオン)
2R 4:19、KO/飛びヒザ蹴り
■ 志田幹(65.5kg) セコンド:北岡悟、梅木良則
■ マルロン・サンドロ(65.7kg) セコンド:アンドレ・ペデネイラス
レフェリー:廣戸聡一
試合を振り返っての感想を。
志田幹:完敗でした。ローキックというか、足払いからの追撃で。あれがちょっとすごかったですね。驚いちゃって。試合を振り返って、あそこでちょっと効いちゃったんで、体力を回復させないとって思って1Rはずっと寝たままだったんですけど、2Rも打ち合いにいったんですけどやっぱり…強かったですね。悔しいですけど、効かされちゃったのが、1Rものすごいので効かされちゃって…ホント、やられました。

足払いの後?
志田幹:足払いの後、追撃で右の膝か何かが来たと思うんですけど、アレが当たったときにちょっとやっぱり効いた感じが相当あったのと、あとパンチをポコポコ貰っていたんで、2R途中で倒されたときに立ったときもちょっと効いちゃってて世の中が回っていたんで、ちょっとパンチが強力でしたね。ただ、力が強い、荒削りのパンチって感じですかね。足からカクンって落ちる感じのパンチじゃないんですけど、やっぱり強力な外人特有のブン回しパンチが非常に強力でしたね。…残念です。

2R打ち合いに持っていく場面もありましたけど、その辺は?
志田幹:正直な話、あまりパンチは強かったんですけど、もうちょっと1Rであそこまで効かされていなければまた違った展開になったと思うんですけど、でも試合なんで、あそこの一撃が非常に強力だったってことですね。でも、どうですかね。次吉朗が当たると思うんですけど、別に吉朗は負けないかなと思いますね。

そうですか?
志田幹:はい。マルロン・サンドロとやるときブン回しパンチが来るとわかっていたので、右に入っていくっていう動きをしていけば一発空振りがあるんで追って来れないなって思ってたんですけど、試合でもそれはできたと思ったんですけど、僕が強力すぎるパンチで腰が引けちゃったんですけど、あの動きが吉朗が対策としてすれば、吉朗の鋭い、細かいパンチが当たれば吉朗が勝てるんじゃないかと思うんですけど。寝技がものすごくて一気にやられるって怖さもなかったんで、僕がやった感じだと吉朗の方が強いんじゃないかって感じましたけど。

寝技で極めを狙ってくるっていうか固めてくるって感じでしょうか?
志田幹:そうですね。寝技は肩固めが得意だってわかっていたんで、何度か肩固めをしようとしていたみたいですけど、あれは取られない。総合の中では。あと、上からパウンドと蹴りはやってきましたけど、それもそれほど強力という形ではなかったんで。立ちの打撃で吉朗が上回れば吉朗が勝つんじゃないかと。

最初に完敗と言っていましたけど、そこまでものすごい差を感じたほどではない?
志田幹:ただですね、KO負けしたので完敗だって感じですね。強かったです。さすが…。吉朗の方が強いんじゃないかって感じはしましたけど。

最後飛び膝でしたが、あれはどうでしたか?
志田幹:飛び膝の前に倒れていました。飛び膝来る前のパンチのコンビネーションで、もうそこで吹っ飛ばされて腰が落ちていたんで、最後膝とパンチのコンビネーションが来たって言われていたんですけど、それは正直気づきませんでした。

最後にパンチを貰う直前まではワリと打撃も見えていた感じですか?
志田幹:2R始まってからも、1Rからもパンチはそれほど強くなかったんですけど、やっぱりあのローが効いたのと、2R目倒されて起き上がったときにちょっとその前までの打たれていたので効いちゃっていたんだと思うんですけど、ちょっと目が回ってしまったのでそこでちょっと…アレでしたね。攻められたときに対応できなかったっていうのがありますね。始めのダメージが全てでしたね。その回復が図れなかったってことですね。

最初のロー自体はバランスを崩された感じ?
志田幹:そうですね。僕的にはローは腿に来るものだと思っていたんですけど、一発踏ん張って受けようと思って、思いっきり踏ん張ったら、下のほうを足払いのような感じできて、それでびっくりして足を完全に刈られて、まさかああいう蹴りを打たれるとは想像してなかったので、想像外だったっていうのでビックリしてつまずいたところに更に追撃を喰らったっていう…まあ、どうしようもなかったですね。次からは、2度目、3度目はそんなに喰らわなかったと思うので、1度目のああいう蹴りを打ってくるっていうのは想像していませんでした。

今日梅木さんがセコンドにつかれていましたが、あれはどういう経緯で?
志田幹:僕は今日メインで、梅木さんはずっとP'sLABでトレーナーをやっているんですけど、やっぱり審判で人のセコンドにつくことはできなかったんですけど、今回はメインで一番最後になるんで、梅木さんに「伊藤さんまでの仕事をして、あとはちょっと僕のメインですし、付いてください」ってお願いして尾崎社長にも了承を得てついてもらうことになりました。特別対応っていうことで。
梅木良則:色んな要素があって、その中でセコンドにつきたいなと思って。昔一回ウチの選手が引退を決めていた試合でセコンドにつきたいって言ったときに社長が「ダメだ」って言ったんで。今回もどうだろうな、と。今回は引退とかそういうんじゃないですけど。単純にタイトル挑戦の、しかもメインイベントの赤コーナーという非常に重責の中でやっていたんで、できれば力になれたらなって言う部分があって。社長に言ったら「じゃ、途中でレフェリーを止めて準備をしたら?」と言われ、5試合目の伊藤選手の試合が終わってから、レフェリーの服は脱いで下でずっと一緒にっていう感じでした。

では、志田選手からお願いされたのもあるけど、梅木さんのほうからやりたいという思いも?
梅木良則:常々そういう気持ちはあったんですよね、昔は。ただ、長年レフェリーをやって、セコンドにはつかない、つけないっていう中でそういう気持ちも殆どなくなっていった中で、セコンドは他の人に任せるっていう感じだったんですけど。今回は色んな要素の中でそういう気持ちが戻ってきちゃったんですけど、まあダメ元で社長にちょっとお願いしてみようかなって思ったら、社長が僕の言うことを聞いてくれたんで(笑)。

今まではレフェリーという中立な立場で見ていたと思うんですが、セコンドという志田選手側という立場で見ると全然違って見えたと思うんですけど。
梅木良則:僕の性格なのかわからないですけど、志田幹が今日やったマルロン・サンドロ選手に「勝て!」って気持ちでセコンドにはついていないんですね。志田選手が練習どおり動けて、実力どおりの試合ができるようにセコンドについていたつもりだったんで、だから例えば志田さんが負けたから…何て言うんですかね、変に悔しいって気持ちも別にないですし。すごいいい試合だとおもったんで。で、相手のセコンドも僕がレフェリーだって知ってても最後何もなくありがとうって言ってくれたんで。そういった意味では、今回は"レフェリー"梅木がついたっていうより、僕個人が志田幹を応援するためにセコンドについたって感じがするんですよ。技術的な面では北岡選手に任せて、最前列っていうかリングにかぶりついて応援してきたって感じですね。

今後は?
梅木良則:基本的にはないですよ。基本的にはやらないですよ。ルール上問題があるわけではないですよ。僕がセコンドについたからって点数がもらえるわけでもないし(笑)。皆もつけないってわかっているんで。レフェリーがつくっていうのも本当はダメだと思いますよ。だから、今回は本当に特例ですね。