update:3.27
PANCRASE 2008 SHINING TOUR 3.26後楽園ホール大会
一夜明け会見

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坂本靖常務:昨日は後楽園ホール大会にご来場頂き、ありがとうございました。18時半に試合を開始して終了が21時半というロングラン興行だったんですが、マッチメイクの時点で実力者揃いだなと感じていて、判定も多くなるなという予想はしていました。試合内容を含めて、いい試合で判定までいったんじゃないかなと思っています。その中で2試合はKO決着の試合だったんですが、まずは今日出席しているガジエフ・アワウディン選手。下からの右フックで光留選手がKOされてしまったという、格闘技界的に「そんな結果があるのか?」と思ってしまうような結末でした。ガジエフ選手の豪腕をまざまざと見た試合でした。それとメインをKO決着で締めてくれたマルロン・サンドロ選手。非常に下からのアッパーが上手くて、最後は飛び膝でKO勝利というメインに相応しい試合でした。前回よりもマルロン選手は強くなったなと感じました。ですので、フェザー級のタイトルマッチの試合がとても楽しみです。そして昔からの格闘技ファンには色々と思い入れがあるであろう、竹内出選手と金原弘光選手の試合。それぞれの歴史を見れた試合だったと思います。パンクラス所属選手の結果はあまり芳しくはなかったんですが、他チーム・他道場の選手は戦い方が変わっていたり、強くなっているなという印象がありました。切磋琢磨してパンクラスのリングに上がってくれているのを嬉しく思いました。

ガジエフ・アワウディン:昨日の試合は本当に楽しかったです。予想通りの試合が出来て、問題なく勝つ事が出来ました。関係者の皆さんに感謝しています。

竹内出:金原選手に勝つ事は出来たんですが、終始上にはなれたのにその先の展開で追い込めなかったのが反省点です。どこも怪我はしていないんで、反省しながら練習を初めていこうと思っています。

マルロン・サンドロ:自分でもとてもいい試合だったなと思います。普段練習している事が試合で出せたので、よかったなと思っています。
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ガジエフ選手にお伺いします。5連勝でタイトルマッチも意識していると思うんですが、同級の王者が同じチームの竹内選手という事に関してどう思われますか?
ガジエフ・アワウディン:僕達にとって難しい問題なんですが、そういう話がくれば考えて返事を出しますので、今はお答え出来ないです。これからは色々なリングで戦っていきたいと思っています。

坂本常務的には今後のガジエフ選手について、どうお考えですか?
坂本靖常務:パンクラスで手が合うとすれば金原選手かなと思うんですよね。金原選手が「また次も強敵ですか?」ってぼやきそうですが。まぁガジエフ選手にはSKアブソリュート、パンクラスを代表して、外で試合をしていい結果を出してほしいなとも思っています。

マルロン選手が次期挑戦者の切符を獲得しましたが、時期的には?
坂本靖常務:前田選手はWECに出る予定があるので、パンクラスでは8月9月のどちらかで考えています。

マルロン選手にお伺いします。試合後に「カメハメハ」を放たれていましたが、あれは前田選手に向けて放たれたんですか?
マルロン・サンドロ:特に前田選手に向けたものではないです(笑)普段自分はカポエラが好きでやっているので、本当はカポエラの何かをお見せしたかったんですが、試合後1番最初に出て来たのがドラゴンボールのカメハメハだったんです。会場の皆さんに喜んでもらえる事がしたかっただけです。

竹内選手にお伺いします。王者として一発目の試合が終わりましたが、今後はどういう試合をしていきたいですか?それとタイトルマッチは意識されていますか?
竹内出:先の事は何も考えていないです。与えられた試合をやっていこうと思っています。タイトルマッチに関しても同じです。

坂本常務はミドル級タイトルマッチに関しては、どうお考えですか?
坂本靖常務:・・・20分くらい時間もらっていいですか(笑)?そうですねぇ・・・竹内選手とガジエフ選手に関しては、一緒に練習していないとはいえ同じチームというのがあるので。あとは近藤選手が暫定王者ですので、4月の近藤×山宮戦の結果次第ですね。とりあえず次に挑戦するのは近藤選手かガジエフ選手だとは思うんですが。まぁ夏目安で相手を決めて防衛戦をやってほしいなと思っています。

今のお話を聞いて竹内選手はどのような思いを持ちましたか?
竹内出:4月の近藤×山宮戦は「近い将来やるかも知れない相手」だという思いで試合を見たいと思います。