大会前interview
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第5試合 ライト級戦 5分3ラウンド
平山貴一
(和術慧舟會 千葉支部)
平山貴一 vs ラファエル・ドス・アンジョス ラファエル・ドス・アンジョス/初参戦
(グレイシー・フュージョン)
グレイシー・フュージョン軽量級若手有望選手であるラファエルが初来日を遂げる。対する平山はここでパンクラス初白星を挙げたいところだ。熾烈なライト級戦線への生き残りを賭けたサバイバルマッチの火蓋が切って落とされる。
生涯柔術
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初来日という事で、簡単な自己紹介からお願いします。
ラファエル・ドス・アンジョス:日本で試合が出来る事がすごく嬉しいですね。日本のファンはみんな受け入れてくれるから、明日の試合が本当に楽しみなんです。

格闘技を始めたのはいつからですか?
ラファエル・ドス・アンジョス:13歳から柔術を始めました。総合格闘技は4年前から始めて、今日まで11戦戦ってきました。

なぜ13歳の時に柔術を?
ラファエル・ドス・アンジョス:純粋に柔術が好きだったからですね。自分は昔からすばしっこくて活発だったから、試合にもたくさん出場しました。それで15,6歳くらいの時に紫帯で優勝しています。

ブラジルはサッカーをやる人も多いと思うんですけど、柔術のどこに惹かれたんですか?
ラファエル・ドス・アンジョス:母親にはサッカー教室に通わせられたんだけど…イマイチだったんだよね(笑)。僕には柔術が向いていたんだと思います。

ブラジルだと柔術の大会もたくさんあると思うんですけど、その中でなぜ総合格闘技をやろうと思ったんですか?
ラファエル・ドス・アンジョス:柔術は試合に出る為に参加料を払うんです。そこで優勝したとしても貰えるものはメダルぐらいなんですよ。でも総合格闘技はお金を払わずに済むし、試合で勝てばトロフィー+お金を貰えるから総合格闘技に転向しました。

アンジョス選手にとって柔術とは何ですか?
ラファエル・ドス・アンジョス:柔術を愛しています。柔術中心で人生を設計しているから、柔術なしでは生きていけません。打撃の練習をしたとしても、必ず最後は道着を着て柔術の練習をしています。おじいちゃんになったとしても柔術を続けるつもりです(笑)。

そんなに柔術を愛してるんですね。ではその柔術にまつわる面白いエピソードはありますか?
ラファエル・ドス・アンジョス:面白いエピソードは…ないね(笑)。でも試合をする為に飛行機や電車に乗っていくんだけど、そういう時は友達や練習仲間と一緒に行くから、そういう時間が毎回とても楽しいんです。

話は変わりますが、ブラジルでの一日の過ごし方について教えて下さい。
ラファエル・ドス・アンジョス:まず7時30分に道場に行って、柔術の稽古を10時までやっています。それで12時からボクシング、14時からレスリングの練習をしていますね。あとは海がすごく好きなので、道場での練習後には海に行って遊んだりトレーニングをしています。僕は結婚していて、奥さんのお腹の中には2ヶ月の赤ちゃんがいるんです。

ブラジルにいる奥さんや赤ちゃんの事は心配ではないですか?
ラファエル・ドス・アンジョス:今も気になってるんですけど、僕より奥さんのほうが心配してるんじゃないかな(笑)。お互い心配しあってるから、そういう部分でも繋がっているような気がしますね。日頃から家族のサポートがすごく大きくて、本当にありがたいです。

では最後に試合を見に来るお客さんに向けてメッセージをお願いします。
ラファエル・ドス・アンジョス:今日はたっぷり休んでベストコンディションで試合をしたいと思いますので、楽しみにしていて下さい。絶対後悔させないので、是非会場まで足を運んで下さい。よろしくお願いします!