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第5試合 ライト級戦 5分2ラウンド
伊藤崇文
(パンクラスism)
伊藤崇文 vs 平山貴一 平山貴一×
(和術慧舟會 千葉支部)
2R 5:00、判定/3-0
判定:小菅賢次(20-18)和田良覚(20-18)大藪吉郁(20-18)
■ 伊藤崇文(69.9kg) セコンド:渡辺大介、ミノワマン
■ 平山貴一(70.2kg) セコンド:
レフェリー:梅木良則
終始アグレッシブでペースは譲らなかったという感じでしたね。
伊藤崇文:攻めなきゃ勝てないでしょ。全力以上で一生懸命やってても、勝負なんて分かんないじゃないですか。だから行くしかないでしょ。

終わった後に首を傾げていましたね。
伊藤崇文:とにかく取りたかった。極めたかった。それだけ。他にほしいもんなんて、ないもん。最初のアームロックとチョークは取れそうだったのに、何回やっても取れなかった。課題しか残れへんよ。でも、勝ったという結果には満足してる。一回一回満足しないと進まないと思ってるから。満足はしてるけど、嬉しくはないね。やっぱり比べられちゃうでしょ?15周年興行第一弾と第二弾、どっちが面白い?って。それは頭に入れてたけどね。

次はism興行がありますけど、先は見据えていますか?
伊藤崇文:もちろん、先しか見えてないし。

目指しているものがあるんですか?
伊藤崇文:やっぱりベルトがほしいね。適当にやってて、後々ベルトに手が届くでしょうっていう気持ちでやってたら、絶対取れないからね。やっぱり欲しいって思わないと。欲しいって思ってても届かないものだからね。みんながそこに集まるのに「まだいいかな」なんていう気持ちだったら、絶対ベルトはこっち向いてくれないから。

一時期ベルトに興味がないと言っていましたよね?
伊藤崇文:ありましたね。あの時はあの時の考えがあったから。今は欲しい。だから一歩一歩ベルトまで上がっていきたい。ずっと戦ってたいし。

ベルトに対する意気込みをお願いします。
伊藤崇文:いっぱい練習して早く強くなりたい。あとは理想のプロレスラーになりたい。まだまだ熱いものがほしいし。

心に喫するものがあるということでしたが、それは何だったんですか?
伊藤崇文:まだ内緒で。ここ一年ずっと言ってたけど、まだ殻が破れてない、まだ自分に怖がってるし嘘ついてる。でも本当にちょっとずつだけど剥がれてきてるんだよね。それが完璧に剥がれたっていう頃にはベルトの一歩手前くらいに行けてるんじゃないかな。とりあえず今日勝ったことによって遠〜くのほうにちっちゃい光が見えたから、あとはそれを力で開けていきたい。そんだけかな。あとは…
パンクラス15周年おめでとう。…本当は言いたくなかったけどね。「おめでとう」なんて誰でも簡単に言えるから。俺が出来ることはリング上でそれを示すことだったから、勝ちという結果には本当に満足してるね。