update:11.22
PANCRASE 2008 SHINING TOUR 12.07ディファ有明大会
ライト級 調印式

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■日時:11月21日(金)16:00〜
■場所:フランス料理店“オテル ドゥ キタオカ"
 〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-26-16 CHIBAビル1F
 URL:http://www.kitaoka.co.jp/
メインイベント 第2代ライト級キング・オブ・パンクラス決定戦 5分3ラウンド
ランキング1位
井上克也
(和術慧舟會RJW)
井上克也 vs 大石幸史 ランキング2位
大石幸史
(パンクラスism)
ライト級の頂点を賭け、井上×大石が激突!両者は07年5月にウェルター級で対戦し、その際は激しい打撃戦の末、井上が渾身の左ストレートでKO勝利を挙げている。今回はライト級に落としての再戦、より一層研ぎ澄まされた肉体から放たれる両者のスピーディな打撃に注目だ。
坂本靖:本日はお集り頂き、ありがとうございます。12月7日(日)ディファ有明大会では、3大タイトルマッチを開催します。その他にもゲート7試合、本戦11試合という、ism主催興行では初めての試合数の多さです。パンクラスの興行が終わったら「2008年はもう終わってもいい」と思うような最終戦を期待しています。
第2代ライト級タイトルマッチのほうにお話を移させて頂きます。井上克也選手と大石幸史選手の対戦ですが、皆さんもご存知の通り、昨年の5月に一度対戦をしていて、その際は井上選手が勝利しています。井上選手は対ismを得意としていまして、不戦勝を入れると9戦8勝1分、非常にism的には厄介な相手だと思います。大石選手は今年一発目の試合が初代王者の昇侍選手との試合、そして今年の最終戦はタイトルマッチです。共にこの試合で勝って、良いクリスマス・年の瀬を迎えて来年に繋げたいと思っているはずです。実力はマスコミもファンも認める2選手ですので、期待したいと思います。

大石幸史:僕は去年の5月に負けましたけど、それからは負けずに来れたんで、今回は彼にぶつかっていきたいと思ってます。それぐらいしかないです。細かいこと言ってもしょうがないですから。

井上克也:最近の大石選手はスタイルも変わってすごく強いんで、1回勝ってはいますけど、それで油断しないように、これから2週間体調管理等気をつけて万全の体勢で試合に望みたいと思います。
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両選手にお伺いします。ベルトにかける意気込みを教えて下さい。
大石幸史:僕は昔からパンクラスが好きで、パンクラスの選手になりたいなって思ってました。選手になってからの最終的な目標は、やっぱりこれ(ベルト)だったんで、思うところがあります。僕のライト級一発目の試合は、当時チャンピオンの昇侍選手とやらせてもらったんですけど、まぁこれは鳥生に至っても言えることなんですけど、いきなり和田選手と組んでもらえたじゃないですか。だから「ismが少し優遇されているのかな」と思う人もいると思うんですよ。そう思われないように、今回結果をしっかり出してベルトをとりたいと思います。
井上克也:1月にとった時はすぐに返上しちゃったんですけど、それはこのライト級のベルトをとる為の返上だったんで、このチャンスはものにしたいです。

ライト級のベルトをとった場合、来年はどういったものを描いていこうと思っていますか?
大石幸史:今はこの試合のことでいっぱいですね。この後に考えたいと思います。
井上克也:なんだかんだでタイトルマッチを結構やらさせてもらってるんですけど、ちゃんとした防衛戦をやったことがないんで、次にとったら10回くらい防衛したいなと思ってます。
坂本靖:…返上しないでね。
井上克也:あっ、はい…。大丈夫です、これ以上体重落とせないですから(笑)。

大石選手にお伺いします。ism興行のメインイベントに出場するということに関して、思うことはありますか?
大石幸史:正直、今回ism興行と名を売ったものの、残念ながらism所属選手の出場が少ないなって思いますけど。まぁ年内最後のパンクラスの大会ということと、それの一番最後を締めくくる試合ということで、その辺りは少し意識してますね。最後にしっかり締めたいと思ってます。

井上選手に負けてから今日に至るまでのご自分の成長度というのは、どういう風に捉えていますか?
大石幸史:あれから少しずつ変えてやってきたんで、ここで彼に勝つことによって自分でも変わったなと思えるんじゃないですかね。

前回負けたということが転機になった?
大石幸史:それはあると思います。ちょうどその次の試合から海外になったっていうのもあって、自分の中で流れが変わったというのはありました。

転機以降の一つの総決算だという感覚ですか?
大石幸史:そうですね。

井上選手にお伺いします。昨年の5月から変わった部分・変えた部分はありますか?
井上克也:スタイルは変わってないんですけど、同じスタイルでも練習を積んで精度を上げてきました。いつも1ラウンド目は見ちゃうんですけど、1ラウンド後半ぐらいからはいけるように、それぐらいの練習をしてきました。

前回の戦いは圧勝だったという印象ですが、今回はどうなると予想していますか?
井上克也:自分も大石選手もレスリング出身ですけど、最近の大石選手は混ぜた試合に変えてきたんで、自分的にやり辛い試合になると思います。たぶん倒されると思うんで、最近は立つ練習ばっかりやってます。