PANCRASE

PANCRASE 2010 PASSION TOUR

 2010.4.29 東京・ディファ有明大会 主催者発表:1,802人(満員)
メインイベント ミドル級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3ラウンド
第8代ミドル級王者
×金井一朗
(パンクラスism)
金井一朗 vs 近藤有己
暫定王者
近藤有己
(パンクラスism)
3R 5:00、判定/0-3
判定:大藪吉郁(29-30)福田正人(29-30)小菅賢次(29-30)
金井一朗(83.4kg) セコンド:北岡悟、鳥生将大
近藤有己(83.3kg) セコンド:高橋義生、田代勝久トレーナー
レフェリー:千葉義則

金井一朗

試合の感想は?
やっぱり近藤さんは強くて僕が甘かったと感じました。近藤さんが崩れないのはわかっていて、僕がいかに崩れないっていうのが課題だったんですが、僕が崩れてしまいました。色々足りたいなって感じました。
リング上で対峙した時、どういう心境でした?
やっぱり怖さがありました。リングに上がって近藤さんの方を見た時、そう感じました。そこでもちょっと負けてのかなと、今となっては思います。
自分が崩れたのってどの辺ですか?
試合の後半ですね、2ラウンドの後半から3ラウンドに掛けて、僕のパンチが当たらなくて、焦って出して、よけられて当てられているっていうのが蓄積していったっていうのを感じました。
1ラウンド結構いいところに入っていたと思うんですが?
たぶん、でもいい所にはあたっていないと思いますね。おでことかで。僕が効いたって思う事もできなかったので。効果っていうのは僕としては感じられなかったですね。
顔がはれていますが、ダメージは?
試合後なんでわからないですけど、たぶんあると思います。頭の中が痛いとかはないです。しっかり冷やして、ケアします。
試合後近藤さんから何か言われました?
「ありがとうございます」って言うのをお互に言いました。
同門なんてなかなか組まれるカードではないと思いますが、またやりたいですか?
正直今はないですね。近藤さんが強かったていうのは、もちろんそうなんですけど、自分が足りない部分があったっていうのがあるので、本当に鍛え直さないといけないと思います。
試合後セコンドの北岡選手から何か言われましたか?
現時点でやれる事はやったんじゃないかって言って貰いました。それは本当、現時点の事なんで、この負けをただの1個の負けで次も変わらないってしてはいけないので、この負けによって鍛えなおした自分っていうのを絶対みせたいと思います。
近藤選手の蹴りは?
2、3回嫌なのがありました。わき腹に入ったのも、みぞおちに入ったのもあります。僕の試合のスタイルはあんまり攻めぎ合うタイプじゃないので。そこでどうごまかすかみたいな感じで、もらった時はやっていました。
今回タイトルは失ってしまいましたが。
前回は運が良くて取っただけで、今思えば僕には早かったのかなって。ベルト取った時は、王者として自覚持たないといけないと思いましたが全然甘くて。まだあの地位は早かったと今は思います。
今後の目標は?
足りないものが・・前から課題はたくさんあったんですが、改めて足りないものはわかったので、絶対にこれを次ぎに生かしたいです。
近藤選手と拳で語り合えましたか?
なんか・・いっぱいいっぱいでしたね。でも、僕の今持っているものは、近藤さんにぶつけられたかと思います。
後悔はない?
まぁ現時点では・・・はい。現時点では。