• PANCRASE -世界標準-

PANCRASE

パンクラス改革について代表メッセージ

5月11日からデカゴン(10角形ケージ)でのパンクラスナンバーシリーズがスタート
全く今までと違うケージ、10角形ケージデカゴンが入ったことでディファの空気も変わりました。しっかりと戦う場を提供することが大切だと、再認識できました。手前味噌ですが、あの場で選手が戦えることに、非常にポジティブな印象を持ちました。あと3分×3Rという特殊なラウンド制を敷かせてもらっているのですが結果、判定決着が多くなるなど、色々な影響もあるように思います。判定決着が前回横浜文化大会、リングだと47パーセントだったのが、今回は92パーセントに跳ね上ってしまった。反省点や改善点もありますが毎大会少しずつ行なっていきたいと思います。
ケージはクレーン映像はマスト
ケージはクレーンを入れて、映像を残す。これはデカゴン(10角形ケージ)の場合もマストだと思いました。見せる側としては、脚立でカメラマンがいるのはスタイリッシュじゃない。ジャッジもファンも同じで、一瞬も見逃せない。そのために障害物は無い方が良いと感じました。そういう環境も作っていくのが私の仕事ですケージとクレーンはワンセット、そうでないと興業として成り立たないです
アマケージ大会を増やす7
ケージがMMA。これからはスタンダード。アマチュアから網に触れていくことは大切になってくると思います。7月には座間キャンプでアマケージ大会も行ないます。また今後はパンクラスナンバーシリーズでアマ選手もデカゴン(10角形)の経験も積めるような計画を考えます
試合映像に関して
パンクラスで参戦する選手の試合映像を海外で放送するプロモーションに力を注いでいます。パンクラス映像コンテンツが海外に需要があり、毎大会ハイライト映像をフランスTVやカナダTVを通じ200カ国に配信しています。またパンクラスのアーカイブが全て欲しいという話もあるし、海外で放送させてほしいという話も急に活性化してきました。国内試合配信に関しては慎重な動きをとっていますが9月以降に変化があると思います。そしてパンクラス映画「HYBRID」が9月に世界デビューする予定です。
現状の利益にばかり目を奪われるのではなく、設備投資額こそ将来を見据えるうえで重要な指数
スリム経営ばかりしていると、先行投資がなく将来は先細りにしかなりません。一つ削ると、他を削ることは本当に簡単になります。じゃぁ選手のファイトマネーも削っちゃおうって簡単になってしまいます。先ほどケージにクレーンはマストだと言いましたが、そこにメディア・チームを作れば、やはりお金は掛かります。ワールドスラムの優勝賞金、チャンピオン・ボーナス、これらを増額するのも先行投資です。選手に意欲を持ってもらい、見てくれるファンに楽しんでもらう。そのために投資は必要なんです。結果、観客動員数は30パーセント増加しました。ただし、将来を考えるとゲート収入でない次のステップが必要になってきます。そしてスポンサー目当てだと、改革に限界があると思います。そこを突きつめていくことが、僕にとって改革なんです。エナジードリンクも改革の一歩です。
パンクラスチャンピオンしか与えられないWINボーナスは増額していきます
WINボーナスの現状が防衛戦で満額100万円ワンマッチで満額40万円ですがその額をどどんどん増額し、パンクラスチャンピオンで生活していけるようにしたいですね。例えばパンクラスエナジードリンクが100万本達成したらWINボーナスも上げていくみたいな考えは面白いと思います。今パンクラスエナジードリンクは特にプロモーションしていない中、月間7万本ペースですから近い将来現実に可能だと考えています。
パンクラス・エナジードリンク
パンクラスを引っ張っていくツールなんです。真剣に販売して行かないと収益には繋がりません。なのでゼロから飲料メーカーを立ち上げ商品化に2年をかけました。エナジードリンクの特性はパッケージによる、企業コマーシャルです。あのクロスが世の中に浸透してくれれば。今の若い人たちは、パンクラスのロゴを知りません。でも、エナジードリンクを飲めば、目に入ってくる。缶の模様を見ないで飲料水を飲む人はいません。100万本売れれば100万人がロゴを見るそうやって自然とパンクラスの認知度をあげていければと思います