PANCRASE 363

寺岡拓永
vs 氏原魁星:ストロー級 5分3ラウンド
PANCRASE 363
寺岡選手、本日はよろしくお願いします!まずは、格闘技を始めるまでの経緯やスポーツ歴についてお尋ねします。
寺岡:小さいときから体を動かすのが好きで、小学校1年生から高校卒業まで野球に打ち込んでいました。格闘技にはほとんど興味がなく、年末のテレビで見る程度でまさか自分がやることになるとは思っていませんでした。大学生になり、野球サークルに入っていたのですが、遊びや飲み会中心の生活に疑問を感じ、何か熱中できるものを探していました。そんな時に近所に格闘技のジムがあることを見つけたのがきっかけで格闘技を始めました。最初はダイエット目的の親の付き添いで体験に行ったのですが、のめり込み、打ち込んでいくうちにより高みを目指したいと感じ、プロを目指すことを意識し始めました。
その頃、所属されているジム(ROAD MMA GYM)は、できて間もなかったですよね。そんな中、他にプロを目指している方は多かったのですか?
寺岡:当初はプロを目指すような雰囲気や仲間はいなかったですが、自身はプロ志向のもと練習に励んでいました。休館日を除き、ほぼ毎日ジムに通い練習をしていました。
そんな中、2022年アマチュアパンクラスに参加されることとなりましたね。
寺岡:戦っていく舞台として、PANCRASEや修斗のように、歴史と管理体制がしっかりしている所が良いと思っていました。開催のタイミングが良かったので、2022年10月のアマチュアパンクラスに参加し、優勝することができ、2023年にプロデビューすることになりました。
プロでやっていくにあたり当時憧れの選手はいましたか。
寺岡:当初は内藤のび太選手に憧れていました。その後はハビブ・ヌルマゴメドフ選手も目標の選手になりました。気持ちとスタミナで最後まで動き続ける選手が理想です。
寺岡選手のファイトを見ていると体現されていると思います。デビューから三連勝でネオブラッドトーナメントを優勝しランキング入り。順風満帆なキャリアスタートに見えました。
寺岡:ランキング入り後の初戦でリトル選手に2-1で敗戦したのですが、逆に上を目指せる自信がつきました。しかしその次の試合で今回の相手、氏原選手に勝利したことにより過信に変わっていたと思います。それがその後の3連敗につながってしまったと思っています。
その後約1年間、試合から遠ざかり、今回その氏原選手との再戦となります。
寺岡:試合をしていなかった1年間は自身の心の部分を整理できた大変重要な期間となりました。氏原選手は、恐れることなく前に出てきて積極的に一本を狙ってくる決定力の強い選手です。警戒しつつも、自ら動き続けフィニッシュを狙っていきたいと思います。
最後に応援してくれる方々にメッセージをお願いします。
寺岡:応援してくれている方々には、諦めずに頑張り続ける姿を見せ続けたいと思います。今の僕は、パンクラスの王者になることしかみていません。今回の試合に勝ち、チャンピオンシップにつなげたいと思います。
PANCRASE 362
ストロー級 5分3ラウンド
4位/2025年NBT同級優勝
氏原魁星
(ボンサイ柔術)
5勝4敗
氏原魁星 vs 寺岡拓永
6位/2023年NBT同級優勝
寺岡拓永
(ROAD MMA GYM)
4勝4敗
氏原は、昨年のNBTを制しランキング入りを果たした21歳の若手注目株。ボンサイ柔術で磨き上げた極めの強さを武器に、5勝のうち4つの一本勝利を収めている。一方、昨年6月飯野タテオ戦以来約1年ぶりの試合の臨む寺岡。両者は2024年4月に一度対戦。1R、氏原が三角絞め、腕十字固めで寺岡をフィニッシュ寸前に追い込む。しかし2R以降、寺岡が打撃で盛り返し、判定勝利を収めた。リマッチを制するのは、現在3連勝中と勢いに乗る氏原か、それとも3連敗からの復活を懸ける寺岡か。