藤野恵実
vs 杉山しずか 女子54㎏契約 5分3ラウンド
- 9月23日、パンクラス366にて杉山選手の引退試合の相手として選ばれた率直な感想を教えてください。
- 藤野:「なぜ私なのだろう?」と思ったのが正直な感想です。もっとふさわしい相手がいるんじゃないか? と私は思っていたので。 「本当に引退試合の相手は私がいいと思ってるの?」って本人に連絡しちゃいました(笑)。
- それで返答は?
- 藤野:「色々考えた結果、引退試合の相手は藤野さんがいいと本心で思っています」って。 やはりこの業界に長くいる人って、どこかぶっ飛んでますよね(笑)。
- 今まで杉山選手と試合をすることを想像したことはありますか?
- 藤野:ないです。階級も違うので試合をすることはないだろうと思い、私の試合のセコンドをお願いしたりしていたので。 複雑な心境ですけど、プロとして試合をするのに感情は持ち込まないし、ひとつの試合として良い作品を残したいという気持ちです。 当然、試合なので勝つためにやります。
- 「ひとつの試合」と表現されましたが、杉山選手を対戦相手として見たときの対策はありますか?
- 藤野:それがないんですよ。杉山さんと何度も練習してきましたが、全局面、本当に強くてどうしていいのかわからない、というのが本音です。 でも杉山さんは、試合で練習の強さを出せていないと感じることもあるので、一番強い杉山しずかをぶつけてほしいです。 私が対抗できるのは、メンタルの強さだけかなと思っています。テクニックやフィジカルで劣っていても、メンタルだけは負けないようにします。 今までもずっとそうやってきましたし。
- 話は変わって、プライベートでの杉山選手との付き合いはあるんですか?
- 藤野:もちろんあります。練習して一緒にご飯を食べたり、遊びに行ったりと。 杉山さんはいつも格闘技のことを考えていて、研究熱心なんです。 私、真面目に格闘技に取り組んでいる人が好きなんですよね。じゃないと10年以上も一緒に練習したり、プライベートで付き合ったりしないですよ。 尊敬してるから、ずっと一緒にいます。
- そんな大好きな杉山選手に、引退試合を前にメッセージはありますか?
- 藤野:悔いなくやり切ってほしいです。 メッセージといえば、私のトレーナーでもある津田から「この試合は杉山さんから、お前も引退しろよっていうメッセージだからな」と言われました。 納得するところもありますが、私はまだ私の格闘技を終わらせたくないです。でも、終わりは必ず訪れるもので。毎試合、引退をかけて試合をしていて、最後に「これで良かった、やり切った」と思える相手を探し続けているのだと思います。 女子格闘技の歴史そのものである杉山しずかの最終話に、私の名前を刻めることを光栄に思っています。
- 最後に、そんな大好きな杉山選手を思い切り殴れますか?
- 藤野:もちろん殴りますよ。じゃないと「試合」を受けた意味がないじゃないですか!!
| コーメイン⑨ 女子54㎏契約 5分3ラウンド | ||||
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第4代QUEEN OF PANCRASIST
杉山しずか
第6代QUEEN OF PANCRASIST (リバーサルジム新宿Me,We)
24勝8敗1分
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第3代QUEEN OF PANCRASIST
藤野恵実
修斗 初代女子ストロー級王者 (JAPAN TOP TEAM)
31勝16敗1分1NC
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2008年、JEWELSでのHARUMI戦でプロとしてのキャリアをスタートさせた杉山しずか。その後、DEEP、DEEP JEWELS、RIZINなど、国内女子MMAの主要舞台で数々の激闘を繰り広げ、長きにわたり女子MMA界の第一線を走り続けてきた。2024年のパンクラス参戦後は、重田ホノカ、和田綾音を撃破し、二度にわたりQUEEN OF PANCRASISTの座に輝くなど、キャリア終盤においてもその存在感を示してきた。その杉山が、PANCRASE 366で現役最後の一戦に臨む。当初はエキシビションマッチとして予定されていた一戦。しかし杉山本人の「女王として、正規の試合をして現役を終えたい」との意向により、公式戦に変更。 その引退試合の相手を務めるのは、女子MMA界を長年にわたり牽引してきたレジェンド、藤野恵実。幾多の激闘を重ね、日本の女子総合格闘技の歴史を築いてきた両者。長きにわたって同じ時代を戦い抜いてきた、まさに戦友ともいえる二人が、互いへの敬意を胸に、最後の舞台で拳を交える。杉山しずかが歩んできた18年間、その集大成となる一戦。積み重ねてきたすべての時間、すべての戦い、そしてこれまで出会ってきたすべての人への感謝を胸に、杉山しずかが最後のケージに立つ。 |
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【杉山しずか選手コメント】 「ここまで競技を続けてこられたのは、応援してくださった皆さんのおかげです。最後まで自分らしく戦います。 試合を受けてくださった藤野さん、本当にありがとうございます。 私を作ってくださったこの日本の格闘技、仲間、応援してくださる方、 全てに感謝を込めてパンクラスのCAGEに立つので、ぜひ最後の姿を見届けてください」 |
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